エリック・クラプトンの音を再現するならこの機材!
Eric Clapton/エリック・クラプトン・サウンドを出すための音作りのコツと機材の紹介。
- 1. 音作り
- 2. ギター
- 3. アンプ
- 3.1. VOX AC30 ( 30w )
- 3.2. MARSHALL 1962 ( 30w )
- 3.3. MARSHALL JTM45 2245 ( 30w )
- 3.4. MARSHALL ST20 ( 20w / 5w )
- 3.5. FENDER 65 TWIN REVERB ( 85w )
- 3.6. FENDER 57 Custom Champ ( 5w )
- 3.7. PIGNOSE 7-100R ( 5w )
- 3.8. Music Man HD-130 Reverb ( 130w / 65w )
- 3.9. Soldano SLO-100 ( 100w )
- 3.10. FENDER 57 Custom Twin-Amp ( 40w )
- 3.11. FENDER 68 Custom Deluxe Reverb ( 22w )
- 3.12. FENDER 68 Custom Vibrolux Reverb ( 35w )
- 4. エフェクター
- 5. アクセサリー
- 6. その他ギタリストの機材はこちらから
音作り
Eric Clapton ( エリック・クラプトン )のサウンドは、60年代のクリーム期と、70年代以降のソロ期で分けられると思います。
クリーム期は、レスポール、SG、ES-335などのギブソン系ギターにマーシャル・アンプ、ソロ期はストラトキャスターに歪みの少ないフェンダー系アンプの組み合わせと言って良いでしょう。
ウーマントーン
ウーマントーンとは、歪んだギターサウンドに加え、ギターのトーンを絞って丸い音を出すトーンのことで色気のあるサウンドが特徴。
クリームの2枚目 Disraeli Gearsは必聴です。
▼こちらでクラプトン自身がウーマントーンについて説明していますのでよろしければ。
ハーフトーン
ソロ初期のエリック・クラプトンの核となるのはストラトキャスターのハーフトーン・サウンド。
3wayのPUセレクターのリアPUとセンターPUの中間にセットアップした時のカリンカリンな繊細な音”は、1stソロアルバムのEric Claptonや、いとしのレイラ(アルバム Layla and Other Assorted Love Songs)で聴くことが出来ます。
ストラトキャスターのPUセレクターが3wayから、ハーフトーンの出しやすい5wayが一般化したのは、間違いなくエリック・クラプトンの影響でしょう。
✅クラプトンと言えばハーフトーンというほど有名ですが、1980年代半ばに自身のシグネチャーモデルを使用するようになって以降はハーフトーンはさほど使わなくなり、2000年代半ば以降はさらにPUセレクターはセンターをチョイスすることが多くなりました。
クリームの再結成ライブRoyal Albert Hall London May 2-3-5-6, 2005ではほぼセンターというくらいの頻度で使用していますが、このライブで聴ける柔らかで艷やかな音はハーフトーン以上に素敵です😍
現在ではハーフトーンのサウンドが出せる5wayではなく3wayのセレクターに交換して使用しているそうです。
✅Rig Rundown_ Eric Clapton – Premier Guitar
ミッドブースター
80年代に入り、損傷の激しいメインのストラトキャスター”ブラッキー”に替わるギターを探していたクラプトンは、80年代初期に発売されていたElite Stratocasterのミッドブースト・サーキットに注目し、ブースト量やトーン回路などいくつかを改良し、自身のシグネチャーモデルに搭載します。
ストラトキャスターでありながらギブソンチックな太いサウンドも出せるエリック・クラプトン・シグネチャー・ストラトキャスターはクラプトン以外の多くのプロギタリストにも愛用されています。
エフェクターは使わずアンプ直
キャリア初期のエリック・クラプトンはファズ/トレブルブースター、80年代はBOSSのコンパクトエフェクター ヘヴィーメタル(HM-2)等も使用していたようですが、現在は足元にワウとレスリースピーカー(フェイザーやコーラスのようなもの)用のスイッチがあるのみ。
真空管アンプのボリュームを上げることでクランチサウンドを作り、そこに自身のシグネチャーモデルに搭載されているミッドブースターにより歪みをプラスしています。
▼Eric Clapton’s Gear
ギター
エリック・クラプトンが愛用したギター、もしくはエリック・クラプトンになりきるためのギターの紹介。
☑ヤードバーズ期
FENDER / Telecaster
The Yardbirds(ヤードバーズ)時代のエリック・クラプトンは60年代のローズ指盤、アルダーボディのテレキャスターをメインで使用していました。
1960年代初期のTelecasterならピッタリです。
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✅60s Telecaster:
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YouTube – FENDER 60s Telecaster (動画)
☑ブルース・ブレーカーズ期
GIBSON Les Paul Standard
ブルース・ブレイカーズ時代のエリック・クラプトンのメインギターはチェリーサンバーストのレスポール。
憧れのフレディー・キングと同じ音を出したくてとの事らしい。
ナチュラルに歪んだ下記1962アンプとの組み合わせは今聴いても素晴らしいサウンドです。
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YouTube – Gibson Les Paul Standard(動画)
☑クリーム期
GIBSON / ES-335,SG,Firebird
Gibson ES-335:
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ES-335 – YouTube (動画)
Gibson SG:
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Gibson SG – YouTube (動画)
Gibson Firebird:
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Gibson Firebird – YouTube (動画)
ブルース・ブレイカーズ後期からクリーム期にかけてのギターは上記レスポール・スタンダードの他、1ピックアップのGibson Firebird I、Gibson ES-335、Gibson SG(通称Fool SG)などを愛用。
この時期のエリック・クラプトン・サウンドで忘れてはならないのがウーマン・トーン。ウーマントーンとはギターのトーンを絞った甘い音で弾くことで、クラプトンはもちろん、ジェフ・ベックやジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)も多用していました。
色気のあるウーマントーンを出すにはコンデンサを良質なものに交換したいところです。
Epiphone SG Standard 60s
Epiphone のSGがモデルチェンジし、ラインナップが充実。
1960年代初頭のSGモデルを再現したEPIPHONE SG Standard 60s。
ストップテールピース仕様とMaestro Vibrola仕様がラインナップされています。
クリーム時代のSGを再現するならMaestro Vibrola仕様がおすすめです。
下記写真はFool SGのレプリカで、改造が施されていますが、見た目だけならストップテールピースではなくMaestro Vibrola仕様ですね。
*Foolとはオランダのアートグループ “The Fool" によりサイケデリックなペイントが施された1964年製SGのこと。
詳しくは写真の元動画▼で。
冒頭のウーマントーンのところに貼った、クラプトンがウーマントーンについて説明している動画をちょっと真似てるところが笑っちゃいますが、何よりも音がそっくりです😍
動画の説明でもあるように、クラプトンが愛用した1964年製SGの特徴は、Maestro Vibrola(通称板バネ)の搭載と、ブリッジの駒の素材がナイロン(Nylon saddles)です。
マニアックなファンならサドルをナイロンに変えてみても良いかも。
※ギブソンとエピフォンでは同じABR-1系ブリッジでもスタッドの形状が微妙に異なりますので注意して下さい。
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EPIPHONE SG Standard 60s – YouTube (動画)
☑ブラインド・フェイス期
FENDER Telecaster
ブラインドフェイス期のクラプトンは62年のアルダーボディーテレキャスターに、50年代のストラト用メイプル1ピースネックを付けたものが有名です。
ストラトキャスターとテレキャスターではネックエンドの形状が違うので簡単に付け替えることは出来ませんので、現行モデルで探すなら、60sのアルダーボディのテレキャスターが無難でしょうか。
他にも、ダンエレクトロや、デラニー・アンド・ボニー時代にはレスポールカスタムなども愛用。
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60s Telecaster:
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YouTube – FENDER 60s Telecaster (動画)
☑デレク&ドミノス~80年代中期
FENDER Stratocaster
ソロ期~デレク&ドミノス以降ストラトを使用するようになるエリック・クラプトン。
有名なところではブラウニーと呼ばれる(タバコ)サンバースト・フィニッシュの56年製ストラトと、70年代中期より登場の黒いボディーのブラッキー(56年製ボディー/57年製ネック)。
エリック・クラプトンが好むのは枯れた音が特徴の、アルダーボディー、メイプル1ピース・ネックのストラトで、1956年1957年あたりのモデルがおすすめ。特に57年製のネックはVネック(三角ネック)といい、ストラトキャスターのシリーズ中最も細いネックが採用されています。
ブラウニーとブラッキー:
アルバムで言うと、ソロアルバムの1枚目"Eric Clapton"~デレク・アンド・ザ・ドミノスのアルバム"Layla and Other Assorted Love Songs"あたりまでブラウニー、"461 Ocean Boulevard"以降はブラッキーと言われていますのでサウンドの違いを楽しむのも面白いでしょう(私はより枯れたサウンドのブラウニー派)。
現行モデルでおすすめは1957年仕様のストラトキャスター。
また、クラプトンはストラトキャスターをメインに使用していながら、トレモロユニットは一切使いません。
ストラトキャスターのトレモロ(シンクロナイズドトレモロ)は通常はフローティングと言ってユニット後方を浮かして使用するのが一般的ですが、クラプトンはトレモロユニットのスプリングを締め込んでさらにトレモロブロック後方に木片を入れて一切動かないようにしています(ノンフローティング)。
詳しい調整方法は:
▶クラプトンモデルのストラトキャスターをノンフローティングに再調整
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50s Stratocaster:
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Fender 50s stratocaster – YouTube (動画)
☑80年代中期以降~現在
FENDER Eric Clapton Stratocaster
80年代中期になると、損傷の激しいブラッキーに変わって使用し始めるのがPUにLACE-SENSOR GOLDとミッド・ブーストサーキット(+25db)を搭載した自身のモデル Eric Clapton Stratocaster(ブラッキーの使用は1985年のツアーが最後だったと言われています)。
元になったのは1983~1984年という短い期間発売されていたElite Stratocaster。
Elite Stratocasterにはミッドブーストサーキットがインストールされており、コントロールは>ボリューム/TBXコントロール/ミッドブーストと現在のEric Clapton Stratocasterと同じ仕様になっていました(ブースト量は異なる)。
Elite Stratocasterのサウンドを聴いてみると、LACE-SENSOR GOLD搭載時のEric Clapton Stratocasterと非常によく似た耳に優しい乾いたシングルコイルサウンドですね。
1983 Fender Strat Elite:
そのElite Stratocasterをヴィンテージ風のルックスに仕上げたのがEric Clapton Stratocasterで、ストラトでありなからミッドブースト・サーキットとTBXコントロール(Treble Bass Expander)によりギブソン風の太いサウンドも出せるというそのサウンドは後のクラプトンサウンドの核となります。
Eric Clapton Stratocasterの発売は1988年からですが、アルバム AUGUST(1986年)と、そのライブツアー Live at Montreaux 1986 では21フレット仕様のプロトタイプを使用していました。
Eric Clapton Stratocasterは、ソフトVシェイプ・ネックの採用でロングスケールながら、とても弾きやすくなっています。
PUはパッシブですが、ミッドブーストサーキット用に9Vの電池を入れて使用します。
搭載PUはレースセンサーから、現在は Vintage Noiseless Strat Pickups Set に変更されています。
※ミッドブーストサーキットは文字通り中域をブーストするものですが、アンプがクリーンだと音がただ大きくなるだけですのアンプもしくはエフェクターでクランチサウンドに設定した状態で使用しましょう。
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Fender Eric Clapton Stratocaster – YouTube (動画)
FENDER Vintage Noiseless Strat Pickups Set
現行のエリック・クラプトン・モデルに搭載されているPU。
ノイズレスでヴィンテージ系ストラト・サウンドを再現。
直流抵抗値:9.8K
現在のエリック・クラプトンのメインピックアップです。
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FENDER Vintage Noiseless Strat Pickups – YouTube (動画)
LACE LACE-SENSOR
旧エリック・クラプトンモデルに搭載されていたポールピースのないPU”レースセンサー・ゴールド”。
私も使っていましたが”Vintage Noiseless”と比べるとやや平坦な音ながら”耳に痛くない枯れた”サウンドは未だに忘れられません。
直流抵抗値:5.8K
現在はメインからは外れましたが”Royal Albert Hall London May 2-3-5-6, 2005”のライブではRollin’ And Tumblin’のスライド用として唯一使用されていました。
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MARTIN 000-28EC
マーティンのエリック・クラプトン・モデル。
OOO(トリプルオー)という規格は、D-○○のような通常のドレッドノートに比べ小ぶりでスケールも短く扱いやすいモデルです。
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MARTIN 000-28EC – YouTube (動画)
アンプ
エリック・クラプトンが愛用したギターアンプ、もしくはエリック・クラプトンになりきるためのギターアンプの紹介。
☑ヤードバーズ期
VOX AC30 ( 30w )
The Yardbirds(ヤードバーズ)時代のエリック・クラプトンのアンプは VOX AC30 。
クリーンがメインで、歪みはアンプではなくファズ/トレブルブースターをかけたサウンドでした。
現行のAC30は、オリジナルAC30 を現代的にアレンジしたモデルで、ノーマル、トップブーストの2チャンネル仕様で、さらにマスターボリュームも搭載されているので扱いやすくおすすめのモデルです。
スピーカーはセレッション・グリーンバック×2搭載のAC30C2、AC-30伝統のCelestion Blue Alnicoスピーカー搭載のAC30C2X、こだわりのハンドワイヤリングモデル AC30HWもラインナップ。
扱いやすい VOX AC15もおすすめ
Spec;
スピーカー:12インチ×2
真空管:12AX7×3、EL84×4
重量:32.2kg(AC30C2)
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YouTube – VOX AC30 (動画)
☑ブルースブレイカーズ期
MARSHALL 1962 ( 30w )
マーシャル初のアンプJTM45のギターサウンドを気に入ってたクラプトンですが、JTM45のヘッドと4×12のキャビネットが車のトランクに入らなかったためにコンボの製作を依頼。
そして出来たのがこの1962(スピーカーは2×12)。
この1962アンプをJohn Mayall & The Bluesbreakers With Eric Claptonのレコーディングに使用し極上のドライブサウンドを奏でたために、ブルースブレイカー・コンボとも呼ばれる名機です。
Spec; スピーカー:12インチ×2(CELETION G12M-25)
真空管:ECC83x4、GZ34x1、6L6/5881×2
重量:30.2kg
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YouTube – Marshall Bluesbreaker 1962 (動画)
☑クリーム期
MARSHALL JTM45 2245 ( 30w )
マーシャルの歴史はここからはじまった!マーシャル初のアンプJTM45。
若き日のエリック・クラプトンやピート・タウンゼント、リッチーブラックモア等が愛用したアンプのリイシューモデルです。
クリーム期には大音量化に伴い出力を100wに上げた JTM45/100(100w)を使用します。
写真はJTM45 30wモデル。
リイシューモデルのJTM45はオリジナル同様、整流管にGZ34を搭載することで透明感のあるクリーントーンと、滑らかでウォームなサステインを得ることができます。
Spec;
真空管:ECC83×4、KT66×2、GZ34
重量:695×305×230mm、15kg
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YouTube – MARSHALL JTM45 (動画)
MARSHALL ST20 ( 20w / 5w )
STUDIO JTM:
ST20は、エリック・クラプトンも愛用したマーシャル初期のJTMシリーズ(JTM45)のデザインとサウンドをコンパクトなサイズと出力で再現したアンプです。
ヴィンテージマーシャルには定番の4インプットでチャンネルリンクにも対応しています。
オリジナルモデルにはないエフェクトループ、レコーディングに便利なDIアウトを搭載。
アンプはヘッド(ST20H)とコンボ(ST20C)がラインナップされ、スピーカーキャビネットは、12インチx1のST112と、12インチを縦に2つ積んだST212があります。
スピーカーはセレッションのG12M-65 Creambackを採用。
Spec;
スピーカー:Celestion G12M-65 Creamback (16Ω, 65W)(コンボのみ)
出力: DI output and 5 x 1/4” speaker outputs (16Ω / 8Ω / 4Ω )
真空管:2 x ECC83(12AX7)、1 x ECC83 (phase splitter) / 2×5881(6L6)
重量:
H460xW500xD265、17.8kgkg(コンボ)
H240xW500xD230、9.25kg(ヘッド)
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Studio JTM | Official Demo | Marshall:
オリジナルのJTM45は、Fenderの人気アンプBassmanをもとに開発されたアンプで、エリック・クラプトンだけでなくピート・タウンゼントやジミ・ヘンドリックス等も愛用した伝説のアンプです。
外装はマーシャル1959などと同じ風貌の後期モデルではなく、初期のデザインが採用されているところもマニアックで良いですね。
FENDER 65 TWIN REVERB ( 85w )
エリック・クラプトンは1968年に、英国のTV番組『ロックンロール・サーカス(The Rolling Stones Rock and Roll Circus)』に参加します。
その中で結成されたバンド ”ザ・ダーティー・マック”ではギターにギブソンのES-335、アンプはフェンダーの ショーマンアンプを使用しているのが確認できます(ノーマルチャンネル)。
フェンダーのショーマンアンプは、現在は廃盤ですが現行モデルである ”ツインリバーブ”に近い仕様なので興味のある方はES-335と組み合わせて使ってみてはいかがでしょう(音が歪んでいるのでトレブルブースター/ファズを噛ましているかもしれません)。
The Dirty Mac – Yer Blues (Official Video):
細めの弦を張ったようなサウンドですが素敵な音です(1弦にバンジョー用の弦を張っていたというのはこの頃でしょうか)。
出力の小さなモデルの65 DELUXE REVERBや、ハンドワイヤードの64 CUSTOM DELUXE REVERBあたりでも良いと思います。
65 TWIN REVERB Spec;
スピーカー:12インチ×2(JENSEN C12K)
真空管:12AX7×4、12AT7×2、6L6×4
重量:67.3W×50.4H×26.7Dcm、29kg
※現行のツインリバーブにはブラックフェイスの65モデル、シルバーフェイスの68モデルがラインナップされています。Tone Masterシリーズは真空管未使用のデジタルアンプになります。
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YouTube – FENDER TWIN REVERB(動画)
☑デレク&ドミノス~80年代中期
FENDER 57 Custom Champ ( 5w )
70年代のエリック・クラプトンは様々なアンプを使用しますが、ソロ~ドミノス期のレコーディングでは出力5w、コントロールはボリュームのみというシンプルな小型アンプ、フェンダー・チャンプを使用したと言われています。
こちらはリイシューされた57 Custom Champ。
出力5w、コントロールはボリュームのみというシンプルな設計の小型アンプ回路ながら、ボリュームを上げることで得られるナチュラルなオーバードライブ・サウンドが心地よいアンプです。
ヴィンテージ同様に単板のパイン材をフィンガー・ジョイントで組み込んだキャビネット、Point to Pointによるハンド・ワイアリング回路、Fenderが自社にて開発した“Pure Vintage Yellow Amp Capacitor”の使用など、こだわり抜いて生産されたモデルです。
スピーカーは特別設計されたウェーバー製アルニコスピーカーを搭載。
また、プリ管といえば12AX7が一般的ですが、この57 Custom Champには12AY7という低ゲインのチューブが使用されています。
以前発売されていた57 ChampやクラプトンモデルEC Vibro Champは12AX7だったと思いますので、57 Custom Champはよりオリジナル近づいた仕様となっています。
Spec;
スピーカー:1×8インチWeber社製Alnicoスピーカー
真空管:1×12AY7、1×6V6、5F1
重量:34.3W×31.8H×19.3Dcm、約7.4kg
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YouTube – Fender 57 Custom Champ (動画)
PIGNOSE 7-100R ( 5w )
モデリングなどの機能は一切無いミニアンプながら、クリーンはもちろんボリュームを上げるとフェンダー・チャンプ風のファズライクなオーバードライブも得られます。
シカゴのギタリスト テリー・キャスが開発に加わり、エリック・クラプトンがアルバム『461オーシャン・ブールヴァード』のMotherless Childrenで使用したと言われている伝説のアンプです。
バッテリーにも対応し、野外での演奏などでも威力を発揮します。
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YouTube – PIGNOSE 7-100R (動画)
Music Man HD-130 Reverb ( 130w / 65w )
70年代中期には、”プリアンプがトランジスタ、パワーアンプが真空管”のハイブリッドアンプMusicman HD-130というアンプを使用していた時期もあります。
数年前にリイシューされましたが、短期間で廃盤となっています。
参考:
Google翻訳:
それでも、HD-130 は少なくとも当時の有名アーティスト数名によって市場に出回った。
マーク・ノップラーは 70 年代後半から数年間、212 と HD 130 のコンボをダイアー・ストレイツのメイン ツアー アンプとして使い、エリック・クラプトンもエンドユーザーだった。76 年の人気ミュージックマン広告では、ステージ上でクラプトンが 3 台のそびえ立つ HD-130 フルスタックの前で、ヘッドストックにくすぶるタバコを挟んだギブソン エクスプローラーを操っている。
また、78 年のアルバム「Backless」のカバーでは、クラプトンがブラッキーとともにミュージックマン コンボでウォーミング アップしている様子が描かれている。
1977 Music Man HD-130 Reverb:
- Preamp tubes: solidstate preamp circuit with 12AX7 phase-inverter tube.
- Output tubes: four 6CA7 (similar to EL34)
- Rectifier: solidstate
- Controls: Volume, Treble, Bass on “Normal” channel; Volume, Treble, Middle, Bass, Reverb, Intensity, Speed on “Reverb/Tremolo” channel; shared Master.
- Output: 65 watts or 130 watts RMS.
- Amp and photo courtesy of Marc McElroy.
ERIC CLAPTON – Double Trouble 1977:
☑80年代中期以降~現在
Soldano SLO-100 ( 100w )
80年代末から90年代にかけてのクラプトンのアンプはSoldano SLO-100(Super Lead Overdrive 100)。
SoldanoというとHR/HMギタリストに愛用されるモダンでハイゲインなギターアンプというイメージですが、クリアで立体的なクリーンとブルージーなクランチサウンドにも定評があり、そこに目をつけたのがエリック・クラプトンです。
背後にSoldano SLO-100が見えます。
キャビネットはマーシャルの1960を使用しているようです。
SLO-100は現在も発売されていますので、この時期のエリック・クラプトン・サウンドが好きな方は購入してみてはいかがでしょう。
Spec;
Power Tubes : 4x 5881 / 6L6
Preamp Tubes : 5x 12AX7 / ECC83
重量:64.2×22.9×25.4、22kg
100wはいらないという方は、SLO-100をそのままサイズダウンしたSLO-30 ( 30w )というモデルも発売されています。
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Soldano SLO-100 (動画)
FENDER 57 Custom Twin-Amp ( 40w )
1992年のUnpluggedを経て、1994年にはFrom The Cradleというブルースアルバムを発売し原点回帰!
ギターアンプもSoldano SLO-100から、フェンダー社のヴィンテージ系アンプにチェンジします。
その中で最も有名なのがフェンダーのツイードツイン(写真)。
クラプトンは当時、ヴィンテージのツイードツインを使用していていましたがお気に入りのためにステージで使用し壊れるのを恐れ、代わりに同じくフェンダーの Vibro-kingアンプ(60w)をライブで使用します(2000年代のReptileツアー)。
しかしVibro-kingアンプはクラプトンの好きなミッドのレスポンスが悪かったために、英国のアンプ・ブランドCornellアンプのデニス・コーネル氏にアンプの制作を依頼(Cornell Custom 80)。
Cornell Custom 80はクラプトン愛用のツイードツインをベースにした2chの特別仕様で、出力は80w/20w、麻のコーン紙を使用したTone Tubbyスピーカーの搭載が特徴(ch1はボリューム、ベースとトレブルのみのシンプルな構成でエリックのツインアンプに近いサウンド、ch2はボリューム、ベース、ミッド、トレブルのコントロールを搭載)。
参考:Claptonweb.com~
その後フェンダー社はツイード期のツインアンプをリイシューし、出来たのがこの57 Custom Twin-Ampです。
57 Custom Twin-Ampは、クリーンからクランチ、さらにツイードアンプ特有の荒々しくジャリッとしたサウンドまで出力。
12インチのエミネンススピーカーを2発搭載。
ヴィンテージ同様に単板のパイン材をフィンガー・ジョイントで組み込んだキャビネット、Point to Pointによるハンド・ワイアリング回路、Fenderが自社にて開発した“Pure Vintage Yellow Amp Capacitor”の使用など、こだわり抜いて生産されたモデルです。
Spec;
スピーカー:2×12インチEminence社製Alnicoスピーカー
真空管:1×12AY7+3×12AX7、2×6L6、5E8A
重量:62.2W×52.1H×27.6Dcm、25.5kg
▼以下の写真は”Royal Albert Hall London May 2-3-5-6, 2005”からのショット📷。
5つのノブと横並びの4つの入力からツイードツインで間違いないと思います。
▼スピーカーは57 Custom Twin-Ampに搭載されたものではなく、Weberデザインのアルニコ スピーカー (Eminence 製)x2に交換されています。
これは後にエリック・クラプトン・モデルとして発売される40wの”Eric Clapton Twinolux(現在は廃盤)”にも搭載されるスピーカーです。
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YouTube – FENDER 57 Custom Twin Amp (動画)
近年では57 Custom Twin-Ampに代わり(会場の規模によっては?)Fender 57 Bandmaster(リイシュー)を使用することも多いとか。
Fender 57 Bandmaster デモ:
FENDER 68 Custom Deluxe Reverb ( 22w )
1968年に登場し、ビートルズも最後の2枚のアルバムで使用した、コントロール・パネルがシルバーの通称シルバーフェイス(銀パネ)アンプが新たに登場しました。
こちらはオリジナルモデルにはない、"Vintage"と"Custom"というチャンネル(入力)を持ち、Vintageは従来の銀パネサウンド、Customは59Bassman(ツイード期のベースマン)のトーンを再現。
エリック・クラプトンサウンドならCustomチャンネルでしょうかね。
セレッション製スピーカーを搭載することで、よりロックテイストなアンプに仕上がっています。
Spec;
スピーカー:12インチ×1(Celestion G12V-70)
真空管:4 x 12AX7, 2 X 12AT7、2 x 6V6
重量:44.5 cmx62.2 cmx24.13 cm、19.05 kg
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YouTube – Fender 68 Custom Deluxe Reverb (動画)
FENDER 68 Custom Vibrolux Reverb ( 35w )
Vibrolux Reverbは、Twin ReverbとDeluxe Reverbの中間的な立ち位置として1964年に発売。
35W出力、2つの10インチ・スピーカーを搭載するなど、当時に近い仕様を守りつつ、Vintage、Customという2つのチャンネルを搭載。
もちろんリバーブとビブラート(トレモロ)も搭載
フェンダーサウンドの出るオーバードライブでも良いでしょう。
➡フェンダー系オーバードライブ特集
Spec;
スピーカー:2×10” Celestion TEN 30
真空管:4 x 12AX7, 2 x 12AT7, 2 x 6L6
重量:46.05cm (H) x 61.93cm (W) x 24.46cm (D) 18.96 Kg
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YouTube – Fender 68 Custom Vibrolux Reverb (動画)
エフェクター
エリック・クラプトンが愛用したギターエフェクター、もしくはエリック・クラプトンになりきるためのギターエフェクターの紹介。
☑ブルース・ブレーカーズ期
BSM RM
RMシリーズは1965年から1969年まで製作されていた英国ダラスのレンジ・マスターをオリジナルに忠実に再現したトレブルブースター(ファズ)。
レンジマスターはエリック・クラプトンがJOHN MAYALL’S BLUES BREAKERSからCREAMに至るまで愛用していた事で有名なペダルです。
All Your Love John Mayall’s Bluesbreakers:
ファズ/トレブルブースターはクリーンなアンプに使うと音が硬いので、アンプ側で少し歪ませるか、ローゲインのオーバードライブを使用し、軽く歪ませた状態で使用すると柔らかなサウンドが得られます。
歪みはギターのボリュームでコントロールしましょう。
BSM RMシリーズ・ラインナップ:
RM:
Range Masterのサウンドを再現。
ゲルマニウム・トランジスタOC44採用。
RM Recording:
John Mayall&the Bluesbreakersでエリック・クラプトンが使用した、1965年から1969年の間に製造されたブリティッシュレンジマスターユニットに基づき制作。
これは、すべてのスタジオおよびレコーディングを目的としたBSMの最高級のトレブルブースターモデルです。
RM Majestic:
OC44トランジスタを厳選し、RMよりヘッドルームが広く、ゲインが約4dB高いRM Majestic
RM Early Days:
最初期のRMを再現。
RM metal:
69年にトニー・アイオミがBLACK SABBATHのPARANOIDを録音したときに使用したときのものを再現。
ゲルマニウム・トランジスタOC44採用
RM Velvet:
OC44を使ったRMよりスムーズでシルキーなトーンが特徴でブルースに最適。OC76トランジスタ採用モデル。
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YouTube – BSM RM (動画)
ファズ・タイプ別おすすめ
おすすめのファズを定番、ファズフェイス系ファズ、ビッグマフ系ファズ、トーンベンダー系ファズ、トレ ...
https://guitar-kaizou.net/fuzz.html
☑クリーム期
MARSHALL BLUESBREAKER
長らく廃盤であったマーシャルのドライブペダルが復刻されました!!エッジの効いたTHE GUV‘NORと比較するとややウォームなオーバードライブ的サウンドのペダルです。
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YouTube – Marshall BluesBreaker (動画)
BLUESBREAKERは、マーシャルがエリック・クラプトンのために作った1962 Bluesbreaker Comboのサウンドを再現したペダルなのでばっちりです!!
ブルース・ブレーカーズ期はもちろん、100wのJTM45を使用していたクリーム期のサウンドにも対応できます!
JIM DUNLOP CRY BABY
クリーム時代からエリック・クラプトンはワウを愛用し始めます。
2ndのTales Of Brave Ulyssesや3rdのWhite Roomでのプレーが有名です。
CryBabyは様々なアーティストモデルやミニサイズのペダルなどもラインナップ。
[ 定番ワウ ] VOXとJIM DUNLOPのワウ おすすめはどっち?[ 比較 ]
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YouTube – JIM DUNLOP CRY BABY (動画)
☑80年代中期以降~現在
Soldano SLO Pedal~Super Lead Overdrive
1980年代末から1990年代初頭のクラプトンも愛用したSoldano ”SLO-100”のサウンドを再現したオーバードライブ Soldano SLO Pedal。
SLO Pedal~Super Lead Overdriveは、SLO-100と同様のカスケード・ゲインステージを採用し、SLO-100と同じゲイン、ボリューム、プレゼンス、および3バンドEQコントロールを搭載。
側面にはDeepスイッチを搭載し、SLO-100のデプスノブと同様にローエンドを強調します。
電源:DC9V駆動/乾電池使用不可
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YouTube – Soldano SLO Pedal (動画)
Soldano SLO-100を使用していた時代のクラプトンサウンドが好きな方はいかがでしょう。
もちろんSLO-100直系のハイゲインサウンドはHR/HMギタリストにもおすすめです。
MAD PROFESSOR Big Tweedy Drive
エリック・クラプトンも愛用するアンプ、Tweed Twinのサウンドを再現した Mad Professor Big Tweedy Drive。
Mad Professor Big Tweedy Driveは、オリジナルモデルは探すことすら困難な、ハイパワーなヴィンテージツイードアンプ、“Tweed Twin”のサウンドを再現したペダルです。
ファットでパンチのあるミッドレンジと、ジリっとしたリアルで剥き出しの甘いトーン。
まさに50年代後半のアメリカンアンプのトーンが詰まっています。
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YouTube – Big Tweedy Drive (動画)
Mad Professor Big Tweedy Drive demo by Marko Karhu:
CATALINBREAD Formula 51
Formula 51は、クラプトンも愛用したフェンダーのツイードチャンプサウンドを再現したペダルです。
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YouTube – Catalinbread Formula 51 (動画)
ツイード期のフェンダーアンプは、ボリュームを上げるとファズのようなジャリッとしたブーミーなサウンドになりますが、このFormula 51はそんな特徴を見事に捉えています。もちろんフェンダーアンプならではの素敵なクリーン~クランチサウンドも健在👍
コントロールはVolume、Gain、Tone、Sagを搭載。
トーンは0が標準のツイードトーンで、上げることでミッドを下げ、同じくフェンダーのブラックフェイスのようなサウンドに変えられるとのこと。
SAGコントロールは電圧を変化させるノブで、音を元気にしたり、またはローファイなサウンドにしたりといった効果のあるコントロールのようです。
CATALINBREAD Formula 5F6
Catalinbread Formula 5F6は、ヴィンテージのFender Tweed Bassmanならではのキャラクターを、どんなクリーンアンプでも味わうことのできるオーバードライブ。
※デザインが変わりました(こちらは旧デザイン)
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YouTube – Catalinbread Formula 5F6 (動画)
CATALINBREAD Formula 55
Catalinbread Formula No.55は、ヴィンテージの Fender Tweed Deluxeのサウンドを再現したオーバードライブ。
クラシックな5E3アンプのプリアンプセクションを緻密に再現しています。
Formula No.55に真空管は入っていませんが、最も真空管に近いダイナミックレスポンスと倍音成分を持つJFETを使用し、本物のツイードアンプがもつレスポンスを実現するため、ボリュームとトーンコントロールはオリジナル回路を元に制作されています。
※デザインが変わりました(こちらは旧デザイン)
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YouTube – Catalinbread Formula 55 (動画)
BOSS TR-2
My Father’s Eyes などトレモロの使用も忘れてはなりません。
クラプトンの場合、エフェクターではなくアンプに内蔵されているトレモロですが。
コンパクトエフェクターではBOSSのTR-2がおすすめ。
ヴィンテージ・アンプに内蔵される、レトロでなめらかな台形波トレモロを忠実に再現。
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YouTube – BOSS TR-2 (動画)
アクセサリー
ERNIEBALL SUPER SLINKY
エリック・クラプトンは昔から、細めの弦を好んで使うことが多かったようです。
使用弦はERNIEBALLのSUPER SLINKY( スーパーライトゲージ )が有名です。
スーパーライトゲージなど細い弦が無かった当時のクラプトンはバンジョー用の細い弦を張っていたと聞いたことがあります。
※この張り方のオリジナルはノーキー・エドワーズ?だそうで、同じように1弦にバンジョー用の細い弦を張り、2弦には既存の1弦用の弦、3弦に2弦用の弦と言うように張っていたとのこと。おそらくクラプトンも同じように張っていた可能性があります>これが後のライト、スーパーライトの発売に繋がる。
※近年のクラプトンは同じアーニーボールのレギュラースリンキー(.010–.046)のセットだそうです。
また、エリックは新しい弦は好みでなく使い古した弦が好きとのことです。
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ERNIE BALL SUPER SLINKY(.009-.042):
サウンドハウスで見る
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ERNIE BALL REGULAR SLINKY(.010-.046):
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MARTIN MEC CLAPTON’S CHOICE
クラプトンのアコースティック弦は、MARTIN ( マーチン ) のシグネチャー・モデル。
ラインナップはLIGHT 012、016、025、032、042、054と、MEDIUM 013、017、026、035、045、056の2種類
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