ギターの音が良くなる、おすすめのコンデンサ
おすすめのコンデンサまとめ。ギターはトーンコントロールを全開の10にしても、回路が切り離される訳ではないのでコンデンサの影響を受けています。コンデンサーを良質なものに交換すると、音に艶が出たり、音が太くなったりします。
コンデンサの選び方
質の良いコンデンサ(キャパシタとも言います)は、トーン10ではやや耳障りな音に感じるときでもトーンを少し絞るだけでとても魅力的な音に変化します。
例えばシングルコイルのギターに取り付ければ、トーン10では純粋なシングルコイルの音、トーンを4~6あたりでハムバッキングのような柔らかなサウンドも出すことも可能なので用途が広がります。
一般的にストラトキャスター、テレキャスターなどのシングル・コイルには0.047μF(マイクロファラッド)、レスポールやSG(ハムバッキングPU搭載のストラトキャスターなどにも)0.022μFが使用されることが多く(コンデンサに47や22などの表示が大抵あるので)、同じものに交換しますが、例えば50s~60sのヴィンテージのストラトでは0.1μFのコンデンサが使われていたので交換してサウンドの違いを楽しむのも面白いでしょう。
またハムバッキング用ともいわれる0.022μFコンデンサーはこもりが少なく中域の立ち上がりが良いのでシングルコイルのギターに使用するのもおすすめです。
もしお使いのギターのトーンに不満があれば0.022μFのコンデンサーに替えてみるのも面白いですよ。
おすすめコンデンサ 一覧
定番!
Vitamin Q
スプラグ社の通称ビタミンQタイプのコンデンサ。
まずはこれから。
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定番!
Orange Drop
フィルムコンデンサの定番 オレンジドロップ。
種類が豊富で400v、600vなど耐圧も色々選べるようになっています(一般的に耐圧が大きいほうが音が太くなる傾向があるようです)。
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こだわりのコンデンサ
FENDER Pure Vintage CAPACITOR
フェンダーのAmerican Vintageシリーズに標準搭載されているレプリカ・コンデンサ。
赤(Mylarフィルムとスズ箔)と白(ワックス・ペーパー)それぞれ.05μF(0.047)、0.1μFをラインナップ。
※0.1μF(MFD)は初期のストラトキャスターに搭載されていたコンデンサですがこもりが強いので交換するなら05μF(0.047)がおすすめです。
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SONIC OIL CAPACITOR
現在ではほとんど生産されなくなってしまったコンデンサですが、ほぼ唯一と言ってよい日本製(ヒグチ電子/HGC)のオイルコンデンサ。
入荷したコンデンサの容量を全数測定し、誤差2%以内のものだけを選んでパッケージング。
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☑SONIC OC-473(シングルコイル用):
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☑SONIC OC-223(ハムバッキング用):
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☑SCUD オイルコンデンサ:
※SCUDブランドからも発売されています。
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私のギターのほとんどに載せているコンデンサー。
トーンは極上です👍
Jupiter Condenser
音が良いと評判のJupiter Condenser ( ジュピター ) コンデンサは、アメリカ・オハイオ州から。
Copper Foil Paper & Wax Capacitors: |
入手可能な最高級の銅箔を使用したオーディオコンデンサ。 |
Red “Astron” Style Capacitors: |
1950年代のツイードアンプにも採用されたレッドアストロン・コンデンサを再現したモデル。 |
Yellow Vintage Tone Capacitor: |
1960年代のイエローアストロン・コンデンサを再現したモデル。 |
※カラーは同じでも静電容量(μF)が異なりますので確認しましょう
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RS GUITARWORKS
新進気鋭のギター工房、RSギターワークス製のペーパー・イン・オイルコンデンサ。
エポキシ・シールド&ワックス・コー ティングされており、容量の許容差は600V電圧チェック上で1%。
既存のモノと比べスムースさと音楽的なトーンに驚く事でしょう。
RSOC15 ( .015μF )、RSOC22 ( .022μF )、RSOC47 ( .047μF )をラインナップ。
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EMERSON CUSTOM
おなじみのEMERSON CUSTOMのPAPER IN OIL TONE CAPACITORS。
0.015μF 300V、0.022μF 300V、0.047μF 300Vをラインナップ。
マニアックなバンブルビーカラーも素敵です。
アッセンブリー一式がセットになったキットも発売中。
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MONTREUX
こだわり派のあなたにおすすめのMONTREUX ( モントルー ) コンデンサ Retrovibe Partsシリーズ。
1950年代後半のGibsonやFenderに装着されていたコンデンサのレプリカ(内部は特性の似た現行フィルムコンデンサを使用)や、未使用のデッドストック(NOS)オイルコンデンサーを内部に仕込みモールディングを施したオリジナル・コンデンサ等、マニアックなモデルをラインナップ。
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-鵺- NUE DEVICE
Ovaltoneから発売の”-鵺- NUE DEVICE”は、ヴィンテージのコンデンサーを計測し、計測結果をもとに現代のパーツを複数組み合わせ、複雑に絡み合ったヴィンテージコンデンサの劣化特性をサーキットとして再現したもの。
厳密にはコンデンサーとは呼べないのかもしれませんが、巷ではかなり話題になっています。
-鵺- NUE DEVICEのラインナップはこちら。
ROSSO: |
-鵺- NUE DEVICEの基本となるモデルで、繊細な反応性と豊かな倍音、オープンなレンジ感が特徴のROSSO。 |
NERO: |
ROSSO をもとに音の重心を下に移動させたモデルです。 より力強い音色をお求めの場合にベストマッチです。 3モデルの中では一番扱いやすい音色かもしれません。 |
BIANCO: |
3モデルの中で最もブライトでハイスピードなモデルです。 ハイエンドなギター等で生鳴りの良さを活かしたい時におすすめです。 音の輪郭も立つサウンドです。 |
ORO: |
上記3モデルよりも暖かく、スムースな傾向のサウンドの"ORO"。 ホロウボディのギターに搭載してよりメロウなサウンドを狙う、あるいはシングルコイル等のトレブリーなブリッジピックアップのサウンドを落ち着けるといった用途に最適です。 |
THE BEE MOD: |
1956~1960年に代表的セットネックタイプギターに搭載されていたモデルのコンデンサー(Spragueのバンブルビーコンデンサーだと思われます)を再現したトリビュートシリーズ。 高音の喰いつきがありつつ滑らかな音色、歪ませた時の中低域の太さ、フロントピックアップでの艶とタイトさの両立等のポイントを備えています。 |
THE DIME MOD: |
60年代初頭のF社のセラミックコンデンサー、通称RED DIME((SK .1X 50V))を再現したトリビュートシリーズ。 セラミックの歯切れの良さを基調にしながらもこの時代の特徴である暖かみや中域の圧縮感、滑らかさ等が再現されています。 |
SIGNATUREシリーズ: |
HB(ハムバッキング用): 弦の存在感の出るトップエンドや、歪ませたときの密度感を重視してチューニングしています。P90タイプや、シングルコイルでも太い力強さを求めている場合にはおすすめです。 SC(シングルコイル用): シングルサイズハムバッカーや、低出力ハムバッカーでよりクリーンでピュアな方向性を求める場合にもおすすめです。 |
※取り付けは通常のコンデンサをそのまま置き換えるだけ。
※-鵺-NUE DEVICEはハイインピーダンスのパッシブトーン回路専用となります。
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Montreux wiring kit ワイヤリングキット
CTSポット、コンデンサ、CRL セレクタースイッチ、SWITCHCRAFTジャック、配線材などがセットになったキットです。
ストラトキャスター、テレキャスター、レスポール用が用意されています
※ミリサイズ採用のギターの場合、ピックガードなど加工が必要になります
※レスポール用キットは種類があります(ポットの長さ、抵抗値など)
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