J.ROCKETT AUDIO DESIGNS JEFF ARCHER

ジェフ・ベックのギターサウンドを再現するための機材ガイド

2019年9月11日伝説のギタリストのサウンド研究

天才!ギタリスト Jeff Beck(ジェフ・ベック)が実際に使用していた機材を元に、彼の音を忠実に再現できるおすすめのギター、アンプ、エフェクター、アクセサリー等を詳しく紹介しています。

ジェフ・ベックの音を現行モデルで再現


この記事はギター改造歴25年の Tsune@TGプランニング が執筆・監修しています。

音作り

ジェフ・ベックの機材はシンプルです。ギターとアンプに加えて、60~70年代はトーンベンダー(ファズ)、80年代はRAT(ディストーション)などを使用していたようですが、彼の基本的な音作りは、指(ピック)とギターのボリュームやトーンの調整によるものです。

トーンベンダー
60年代のヤードバーズ~ジェフ・ベック・グループ、70年代のフュージョン期に至るまで、一貫して使用したペダルとしてトーンベンダー(ファズ/トレブルブースター)が有名です。ジェフ・ベックの歪みの量は時期によって異なるものの、一貫してトーンベンダーを使用しており、とても魅力的なトーンを出しています。

ボリュームコントロール
ジェフは、以下の動画(2:25~)のように、ボリュームノブを頻繁にコントロールし、音量と歪み量の調整を行うことでもおなじみです。

UPP feat. JEFF BECK – Down In The Dirt (1974 UK TV Performance) :

UPP feat. JEFF BECK - Down In The Dirt (1974 UK TV Performance) ~ HIGH QUALITY HQ ~

この時代にはまだチャンネル切り替えができるアンプは一般的ではありませんので、当時のギタリストたちはこのようにギターのボリュームを頻繁に操作して、音量と歪みのコントロールを行っていました。

ファズをOFFにしてクリーンサウンドを作る方法もありますが、ファズをかけたままギターのボリュームを絞ることで得られる「鈴鳴り」と呼ばれる(低域が抜け高域成分が残る)独特のクリーンサウンドの存在も大きく、ジェフだけでなく、ジミ・ヘンドリックスジミー・ペイジトミー・ボーリンリッチー・ブラックモアなどファズ愛用者も同様です。

ちなみに鈴鳴りサウンドはモデリングやオペアンプファズでは得ることが出来ませんので、ゲルマニウムやシリコントランジスタを使用した、本物のファズを手に入れましょう。

 

このページでは、ジェフ・ベックサウンドを再現するためのギター、アンプ、エフェクターなどの機材を紹介しています。


ギター

ジェフ・ベックの近年のメインはストラトキャスターでしたが、ヤードバーズ時代はテレキャスター、ジェフ・ベック・グループ時代はサンバースト・レスポールやストラトキャスター、BBA(ベック・ボガート・アピス)時代はオックスブラッド・カラーの1954年製レスポール等を愛用していました。

Icons from Jeff Beck’s guitar collection:

Icons from Jeff Beck's guitar collection


FENDER Telecaster HH

FENDER Telecaster HH

ジェフ・ベックのテレキャスターといえば、2つのハムバッカーが搭載されたテレキャスター通称「Tele-Gib(テレギブ)」が有名です。

このギターは「セイモアダンカン」が組み上げたもので、ジェフ・ベックにプレゼントしたものです(ヤードバーズ時代のエスクワイヤーと交換)。

JEFF BECK & ELIC CLAPTON - Futher On Up The Road

この「Tele-Gib(テレギブ)」を気に入ったジェフは、『悲しみの恋人達 ” Cause We’ve Ended as Lovers”』など「Blow by Blow」のアルバムで使用したと言われています。

通常のテレキャスターと比較すると、ブリッジが異なるのでハムバッキングピックアップが搭載されていることを除いても出音はテレキャスターとは違う太い音がすると想像できます。

2ハムバッキングのテレキャスターは、FENDERとSQUIERから発売されていますので、ジェフ・ベック好きは要チェックです。

 

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 YouTube – Telecaster HH (動画)


ピックアップ:Jazz & JB

SEYMOUR DUNCAN Jazz model ( SH-2 )SEYMOUR DUNCAN JB model ( SH-4 )

ジェフ・ベックの伝説的なテレキャスター「Tele-Gib(テレギブ)」に搭載されていたピックアップは、ギブソンのPAF(Patent Applied For)ピックアップ(フライングVに搭載されていたもの)をセイモア・ダンカンが独自に巻き直したものです。

ダンカンは、レコーディング中のジェフに「Tele-Gib(テレギブ)」を贈るため、壊れたPAFを早急に修理する必要がありました。2つのワイヤーをロールで手に入れたダンカンは、フロントネックピックアップは太いワイヤーで少量巻いたもの(これはワイヤーが少しかなかったため)、リアピックアップは細いワイヤー使用し、巻数を増やしサスティン、倍音、出力を向上させ完成させました。

参考:Seymour Duncan The Story of the Tele-Gib

これら2つのピックアップは、後にJazz(フロント)、JB(リア)として発売されるセイモア・ダンカンを代表するピックアップになります。

Jazz model ( SH-2 ):

  • 直流抵抗値:ネック7.72K、ブリッジ7.9k
  • マグネット:アルニコ 5

JB model ( SH-4 ):

  • 直流抵抗値:16.40k
  • マグネット:アルニコ 5

 

Seymour Duncan Jazz model

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 SEYMOUR DUNCAN SH-2 – YouTube (動画)

Seymour Duncan JB model

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 SEYMOUR DUNCAN SH-4 – YouTube (動画)


FENDER Telecaster

FENDER American Original Telecaster

ジェフがヤードバーズ時代に使用していたのは1ピックアップのエスクワイヤー(テレキャスター)です。

ジェフ・ベックがヤードバーズ時代に使用していたのは1ピックアップのエスクワイヤー(テレキャスター)

以下の写真はヤードバーズ時代のものですが、同じくコンターが入っているので同じエスクワイヤー(テレキャスター)でピックガードのみ白or黒に交換したものだと思われます。

ジェフ・ベックがヤードバーズ時代に使用していたのは1ピックアップのエスクワイヤー(テレキャスター)。こちらはホワイトのピックガード

現行モデルなら、アッシュボディ、メイプル1ピースネックの50年代前半のモデルのテレキャスターが良いでしょう。

 

50s Telecaster

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 Fender 50s Telecaster – YouTube (動画)


GIBSON Les Paul

GIBSON Custom Shop 1959 Les Paul Standard Reissue

Epiphone Inspired by Gibson Custom Jeff Beck Oxblood 1954 Les Paul
Epiphone Inspired by Gibson Custom Jeff Beck Oxblood 1954 Les Paul

後期ヤードバーズから、Truth (1968年)、Beck-Ola (1969年)の第一期ジェフ・ベック・グループのメインギターはサンバースト・レスポール・スタンダード。

ヤードバーズ時代には、ホワイトボビン(ダブルホワイツ)のハムバッカーと、ブラックのシングルプライピックガードが特徴的な1959年製レスポール・スタンダード(通称:YardBurst)を愛用。ジェフ・ベックの1968年のアルバム「Truth」の大半の楽曲でこのYardBurstが使用されました。

Jeff Beck “YardBurst” 1959 Les Paul Standard

YardBurstは後に塗装を剥がし使用していましたが、トラブルにより別のレスポールを手に入れます。それが白黒ボビンのレスポール・スタンダードです。

ジェフ・ベックが後期ヤードバーズからTruth (1968年)、Beck-Ola (1969年)あたりに愛用したレスポール・スタンダード

また、UPP/BBA ( ベックボガードアピス )時代は、P90ピックアップをハムバッキングに交換した1954年製レスポールをメインに使用します。

Jeff Beck's Gear 1954 Les Paul Oxblood
オックスブラッドと呼ばれるカラーの1954年製レスポールを持つジェフ。

これは、1970年代初頭にテネシー州メンフィスでのレコーディング作業の合間を縫って訪れた「Strings and Things」というギターショップで手に入れた1954年製レスポールです。

この仕様は元のオーナが改造したもので、ピックアップをP90からハムバッキングに交換し、ボティートップのゴールドカラーをチョコレートブラウン(オックスブラッド)に塗り直したものです。

伝説のレスポール・プレイヤー_ ジェフ・ベック _ Gibson Japanより

ピックアップはPAFではなく、ギブソンが1966年から1979年の間に製造していたT-Topピックアップだそうです。T-Topピックアップは、現在 T-Typeとしてギブソンからリイシューされています。

ジェフ・ベックのオックスブラッド・レスポールのピックアップはT-TOP
 Icons from Jeff Beck’s guitar collection(6:35~)

Jeff Beck's Gear 1954 Les Paul Oxblood

 

Gibson Les Paul Standard

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 YouTube – Gibson Les Paul Standard(動画)

1954 Les Paul

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Gibson Les Paul Standard – YouTube (動画)
1954 Les Paul – YouTube (動画)


FENDER Stratocaster

FENDER American Original Stratocaster

FENDER 60s Stratocaster

ジェフ・ベック・グループの2作目「Beck-Ola」(1969年)以降、ジェフはストラトキャスターを多用するようになりますが、理由はジェフのアイドル「バディー・ホリー」の影響から。

塗装を剥ぎ、1弦側のピックガード先端をカットし、ジャズマスター用ノブを付けたメイプル指板の50年代のものと思われるストラトキャスターや、ピックアップセレクターがON/OFFスイッチになったホワイトカラー、ローズウッド指板の60年代のものと思われるストラトキャスターなどが有名です。

ジャズマスター用 ノブの付いたナチュラルフィニッシュのジェフ・ベックのストラトキャスター

PUセレクターがON/OFFスイッチになったホワイトのストラトキャスター

他には1976年後半に、ハンブル・パイのスティーヴ・マリオットから譲り受けた1954年製のストラトキャスターも有名です。

現行モデルなら、ヴィンテージストラトキャスターを再現したAmerican Vintage II Stratocasterならばっちりです。

 

American Vintage II Stratocaster

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 FENDER American Vintage II Stratocaster – YouTube (動画)


ジャズマスター用ノブ

ジャズマスター用ノブ

ジェフのナチュラルフィニッシュのストラトキャスターを再現するなら、ジャズマスター用のノブは必須です。

あとはピックガードを適当な位置でカットしましょう。

 

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FENDER Jeff Beck Stratocaster

FENDER Jeff Beck Stratocaster

80年中盤以降は自身のモデルを使用するジェフ・ベック。ハードなアーミングを支える2点支持トレモロ、ローラーナット、ノイズレスでハイゲインなピックアップ ( Hot Noiseless Strat PickUps )というのが特徴です。

 

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 FENDER Jeff Beck Stratocaster – YouTube (動画)


アンプ

ジェフ・ベックはアンプには特こだわりがないようで、ヤードバーズ期はVOX AC30、 ジェフ・ベック・グループ時代は Ampegや Marshall1959などを使用。

近年もMARSHALL 1987XやJCM800など会場に応じて使っているようです。

Jeff Beck's Gear 1954 Les Paul OxbloodとAmpegアンプ
Ampegアンプとジェフ・ベック。隣にはシルバーパネルのフェンダー・チャンプらしきアンプも確認できます(トーキング・モジュレーター用?)。

Jeff Beck's Gear フェンダー・ストラトキャスターとマーシャル1959ースター/ファズ
ロックギタリストの定番マーシャル。

ジェフ・ベックは”Big Town Playboys”とのライブではフェンダーPro JrもしくはBlues Jrらしきアンプを使っている映像も確認できます。
”Big Town Playboys”とのライブではフェンダーPro JrもしくはBlues Jrらしきアンプを使っている映像も確認できます。


MARSHALL 1959 ( 100W )

MARSHALL / 1959

Spec;
真空管:ECC83x3、EL34x4
重量:20.5kg

 

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 YouTube – marshall 1959SLP (動画)


MARSHALL SV20 ( 20W / 5W )

MARSHALL / SV20コンボMARSHALL / SV20ヘッド

お手頃サイズの1959をお探しならこのSV20(Studio Vintage)がおすすめです。

SV20は、MARSHALL 1959SLPを元に開発された出力20W(5W切り替え可能)のモデルで、オリジナル1959同様の4インプット仕様で、マスターボリュームは未搭載ですが、5Wモードもあるので100Wの1959よりは歪みが得やすくおすすめです。

MARSHALL / SV20のコントロール

リアパネルにはエフェクトループ、DIアウト、スピーカーアウトが搭載され、さまざまな環境で柔軟に使用できます。

MARSHALL / SV20のバックパネル

コンボとヘッドがラインナップされています。

Spec;
スピーカー:1×10″ Celestion V-Type(コンボのみ)
スピーカー出力: × 5 (16Ω×1、8Ω×2、4Ω×2)
真空管:3xECC83 / 2xEL34
重量:
H460xW500xD245、15.85kg(コンボ)
H240xW500xD230、9.25kg(ヘッド)

 

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 YouTube – MARSHALL SV20(動画)


MARSHALL SC20 ( 20W / 5W )

SC20(Studio Classic)は、80年代の名機「JCM800 2203」を元に開発された、20W/5W切り替え可能な小型アンプです。マスターボリュームを搭載し、さらに5Wモードもあるため、オリジナルのJCM800よりも扱いやすくおすすめです。

背面にはエフェクトループ、DIアウトが搭載されています。

コンボとヘッドがラインナップされています。

Spec;
スピーカー:1×10″ Celestion V-Type(コンボのみ)
スピーカー出力: × 5 (16Ω×1、8Ω×2、4Ω×2)
真空管:3xECC83 / 2xEL34
重量:
H460xW510xD255、14.55kg(コンボ)
H240xW510xD240、9.4kg(ヘッド)

 

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 YouTube – MARSHALL SC20(動画)


MARSHALL Origin シリーズ

MARSHALL / Origin シリーズ・コンボMARSHALL / Origin シリーズ・ヘッド

Marshall ORIGINシリーズは、ヴィンテージマーシャルのデザインを踏襲しつつ、モダンな機能を搭載したモデルです。

特に、ゲインブースト機能とサウンドキャラクターを変化させられるTILTコントロールが特徴で、これによりモダンなオーバードライブサウンドを得ることも可能です。

TILTコントロールは、THE AMP SHOP西田製作所さんの動画によると、ヴィンテージの4インプット仕様のマーシャルアンプのチャンネルリンクのサウンドを再現したものだそうです。

MARSHALL / Origin シリーズのコントロール

ラインナップには、5WのORIGIN 5、20WのORIGIN 20、50WのORIGIN 50があり、いずれも出力を落とすことができるパワーリダクションスイッチが搭載されていますので、小音量での使用にも対応できます。

ORIGIN 5を除き、アンプヘッドとコンボの両方がラインナップされており、さらに、付属の2Wayフットスイッチを使用することで、ゲインブースト機能とエフェクトループ機能のON/OFFが可能です。

 

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 YouTube – Marshall Origin(動画)



エフェクター

ジェフ・ベックがキャリア初期から80年代初頭まで愛用したのはColorsound (Sola Sound)などから発売されていたトーンベンダー(ファズ/トレブルブースター)。

ファズは常にかけっぱなしで歪みと音量はギターのボリュームで行います。

Jeff Beck's Gear Colorsound (Sola Sound)のトレブルブースター/ファズとCry Baby(ワウ)

MARSHALL Overdrive Pedal(オーバードライブ)

MARSHALL 1959(Super Lead)Overdrive PedalMARSHALL JCM800 Overdrive Pedal

MARSHALL Overdrive Pedalとは、マーシャルアンプの歴代の名機 1959、JCM800、JCM900、DSL、JVM を再現したアンプインアボックス(AIAB)ペダルです。

MARSHALL Overdrive Pedalラインナップ

ジェフの愛用アンプは70年代は1959、80年代以降はJCM800などを使用していましたのでおすすめはこの二機種です。

  • 1959(Super Lead)
    ジェフをはじめ、ジミー・ペイジエディ・ヴァン・ヘイレンなど、ロック界のレジェンドたちが愛用した100Wのフルチューブアンプを再現したペダルです。迫力あるクリーン〜クランチトーンは、まさに“クラシック・マーシャル”の代表格。HI Treble、Normalという2つのコントロールがあり、オリジナルの1959同様、2つのチャンネルをミックスしたサウンドも再現できます。
  • JCM800
    80年代以降のHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)の定番アンプ「JCM800」を再現したペダルです。1959よりもゲインが高く、ミッドレンジが強化されており、よりアグレッシブな歪みを持ったサウンドが特徴です。Senstivityコントロールにより、JCM800のHiインプットとLoインプットのサウンドがシームレスにコントロール出来るようになっています。

まずはそのリアルなサウンドを聴いてみましょう!

 

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 YouTube – MARSHALL Overdrive Pedal (動画)

マーシャルOverdrive:名機をペダルで再現! feat.大渡 亮:

マーシャルOverdrive:名機をペダルで再現! feat.大渡 亮

ジェフ・ベックといえば、マーシャル系のクランチサウンドにトーンベンダー(ファズ)です。1959 Overdrive Pedalなら完璧です!

最新版!おすすめマーシャルサウンドを再現するオーバードライブ&ディストーション 
MARSHALLから5種類のアンプサウンドを再現したアンプ・イン・ア・ボックス・ペダル「Overdrive Pedal」が登場! 


JIM DUNLOP CRY BABY(ワウ)

JIM DUNLOP CRYBABY

ジェフがワウを使った名演は沢山ありますが、激しい曲なら Got the Feeling、聞かせる曲なら Definitely Maybeでしょうか。

Cry babyは、ジェフをはじめジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、マイケル・シェンカーなど多くの偉大なミュージシャンが愛用した伝説のワウです。

[ 定番ワウ ] VOXとJIM DUNLOPのワウ おすすめはどっち?[ 比較 ]

 

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 YouTube – JIM DUNLOP CRY BABY(動画)

Dunlop Cry Baby GCB-95 | Reverb Demo Video:

Dunlop Cry Baby GCB-95 | Reverb Demo Video


Manlay Sound Bender(ファズ)

Manlay Sound 65/66 BenderManlay Sound Super BenderManlay Sound MK III

ジェフ・ベックやジミー・ペイジビートルズも愛用したトーンベンダーがManlay Sound ( マンライサウンド )から。

※2014年3月以降のモデルには"ヴィンテージ/モダン"のバイアススイッチを搭載しています。

ラインナップ

Ronno Bender (65 Bender):
Yardbirds時代のジェフ・ベックや、The Whoのピート・タウンゼントなどが愛用したTone Bender MK1のレプリカ。ゲルマニウムトランジスタをベースにコンプレッション感のある中域に特徴のあるウォームなファズサウンドを表現しています。

66 Bender
かの有名なFuzz FaceとVox Tone Benderにインスパイアされたサーキットが印象的なTone Bender MK1.5のレプリカ。2つの完全ハンドセレクトのゲルマニウムトランジスタにより極上の60′s ファズトーンを生み出しています。

ビートルズ・ファンにはあのRubber Soulの Think for Yourself (浮気女)のファズサウンドといえば良く分かるクラシックファズの銘機です。

Super Bender
ジミー・ペイジがヤードバーズ後期からレッド・ツェッペリンの初期のアルバムで使用したことでも有名なTone Bender MK2のサウンドを再現。ZOSO logoバージョンもラインナップ。

MK3
トーンベンダーの完成系ともいえる1968年のサウンド再現。オリジナルのトーンベンダーMK3はRotosoundブランドのバージョンが有名です。

※MK3は電池駆動のみ。その他のモデルは9VセンタープラスACアダプターに対応(一般的なBOSSタイプの9VセンターマイナスのACアダプターは使用できません)。

 

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 YouTube – Manlay Sound Bender (動画)



PROCO RAT(ディストーション)

PROCO RAT2

80年代にジェフ・べック が愛用したことで一躍有名になったディストーションペダル ”RAT”。トーンベンダーを愛用していたジェフが気に入るの分かるよなという図太く、ファズに似た荒々しいサウンドが特徴です。

RATラインナップ

RAT2
RATの後継モデル。軽いクランチから荒く激しいファズライクな歪みまで出力。

LIL’ RAT
サウンドと操作つまみはRAT2と同じながら、幅わずか2インチ(5cm)でRAT2の約半分のサイズになったLIL’ RAT。

TURBO RAT
RATと同じ回路でありながらクリッピングダイオードにLEDが使用され、よりアグレッシブな音を出力。

You Dirty RAT
クリッピングダイオードがゲルマニウムに変更されたヴィンテージRATに似たサウンド。

FAT RAT:低域のブーストと高域のカットを行うFATスイッチと、アンプライクなMOSFETと従来のRATサウンドのゲルマニウムを切替可能にした2つのスイッチを搭載したモデル。

 

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 YouTube – PROCO RAT (動画)


CATALINBREAD Katzenkonig(ファズ)

CATALINBREAD Katzenkonig

Katzenkonigは、ジェフ・ベックも愛用したヴィンテージUKファズを代表するTone Benderと、同じく80年代にジェフ・ベックが愛用したRATディストーションを融合したドライブペダルです。

 

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Catalinbread Katzenkonig – YouTube(動画)

Behold the Katzenkönig!:

Behold the Katzenkönig!

Cause We’ve Ended as Loversのトーンが見事に再現されていますね。最大に歪ませると荒くボーボーいう感じもファズっぽくて良いです👍

※一緒に写っているのはリバーブ”Catalinbread Talisman”です。


J.ROCKETT AUDIO DESIGNS ARCHER

J.ROCKETT AUDIO DESIGNS JEFF ARCHER

J.ROCKETT AUDIO DESIGNSの Archer(アーチャー)シリーズは、ケンタウルスのファーストロット(KTR)のOEM製作を手がけた同ブランドが、伝説のケンタウルスサウンドを再現しつつ、コンパクト化を実現したモデルです。

ケンタウルスは、晩年のジェフ・ベックが特に好んで使用したオーバードライブで、Archerは、ジェフの2016年の最後のアルバム『 Loud Hailer』では、オリジナルのKlonではなくArcherを使用しレコーディングしたと言われています。

Archerシリーズにはもちろん、ジェフ・ベック・モデルもラインナップされています。

Archerシリーズのラインナップ

  • Archer:オリジナルのケンタウルスサウンドを再現したシルバーカラーのモデル。
  • Archer Ikon:ロシアン・ダイオードを使用し、ゴールド筐体期のケンタウルスサウンドを忠実に再現。
  • Archer Clean:ローゲインモデル、クリーンな歪みを提供。
  • The Jeff Archer:ジェフ・ベックが使用したものと同じ、希少なパーツ使用し組み上げたモデル。
  • Rockaway Archer:スティーヴ・スティーヴンス向けにデザインされたモデル。6バンドEQ(±18のブーストカット)を搭載。
  • Archer Select:7つのクリッピング・ダイオード(OA10、1N270、1N695、1N34A、D9B、D9E、Red LED)を選択可能。

これらのモデルは、幅広い音色とカスタマイズ性を提供し、さまざまなギタリストの要求に応えます。

J ROCKETT AUDIO DESIGNS Rockaway ArcherJ ROCKETT AUDIO DESIGNS Archer Select

電源は9Vアダプターのみ(電池非対応)、内部で18vに昇圧されます。

 

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 YouTube – J.ROCKETT AUDIO DESIGNS ARCHER (動画)

J. Rockett Audio Designs The Jeff Archer – Sound Demo (no talking):

J. Rockett Audio Designs The Jeff Archer - Sound Demo (no talking)

『Loud Hailer』で聴くことのできるサウンドは、確かにきめ細やかなケンタウルス系サウンドですね。トーンベンダーのベックも良いですが、ケンタウルスのジェフもまた素晴らしい!!


MXR Talk Box(トークボックス)

MXR / Talk Box

トークボックス/トーキング・モジュレーターとは、ギターの音をビニールホース通して口腔内で共鳴させ、人が喋っているような効果を出すエフェクターです。

ジェフ・ベックは She’s A Woman (Live)等でトークボックス/トーキング・モジュレーターを使用しています。

トーキング・モジュレーターの愛用者は他にも、ピーター・フランプトンやジョー・ペリー、ジョー・ウォルシュ、マティアス・ヤプス、リッチー・サンボラなどが有名です。

トークボックス(トーキング・モジュレーター)を使用するジェフ・ベック)

MXR M222 Talk Boxは、別途専用のアンプを用意する必要のないトークボックスで、Volume、Tone、Gainコントロールでトーンと歪みを調節できます。

本体にチューブが付属しています。

詳しくは下記の動画を御覧ください。

 

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 YouTube | MXR Talk Box (動画)


アクセサリー

スライドバー

スライドバー

ヤードバーズ以前から多用されているジェフのスライドプレーは一聴の価値有り。

金属やガラス、陶器など材質により音質が異なるので色々ためしてみましょう。

 

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