ジョン・ノーラムの音を再現するならこの機材!
ヨーロッパのギタリスト John Norum/ジョン・ノーラム ・サウンドを出すための音作りのコツと機材の紹介。
▼John Norum’s Gear
ギター
ジョン・ノーラムが愛用したギター、もしくはジョン・ノーラムになりきるためのギターの紹介。
GIBSON Les Paul Custom
再結成後のジョン・ノーラムは、フライングVやレスポール・スタンダードやカスタムなどギブソン系のギターを主に愛用。
PUはパッシブは主にセイモア・ダンカンの59modelをフロントに、リアはセイモア・ダンカンのJBを搭載。
再結成以降はチューニングを半音以上落としたドロップDなども多用し、ザック・ワイルドに傾倒していた時期は EMG を搭載したレスポールも愛用していました。
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YouTube – Gibson Les Paul custom (動画)
SEYMOUR DUNCAN 59 model ( SH-1 )
セイモア・ダンカンのPAFレプリカPU。
ハムバッカーをこの世に出したセス・ラヴァーが使用したのと全く同じエナメルワイヤー、ニッケルプレート、バランスよく巻かれたコイルターンによって作られているので、見た目もサウンドもまさに59PAFそのものです。
コイルタップ可能な4C SHIELDED仕様もラインナップ。
直流抵抗値:Neck: 7.43K、Bridge: 8.13k
マグネット:アルニコ 5
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SEYMOUR DUNCAN SH-1 – YouTube (動画)
SEYMOUR DUNCAN JB model ( SH-4 )
通称ジェフ・ベック・モデル。
豊かな中域が特徴のPU。
甘くウォームなトーンからストレートなロックンロールサウンドまで、幅広く対応します。
直流抵抗値:16.40k
マグネット:アルニコ 5
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SEYMOUR DUNCAN SH-4 – YouTube (動画)
FENDER Stratocaster
以前のジョン・ノーラムのメインはストラトキャスター。
Final Countdown Tour 1986のツアーではラージヘッド+ローズ指盤+ホワイト・ボディのストラトをメインで使用していましたが、60年代初期の(ゲイリー・ムーアが使用していたという)スモールヘッドのストラト等、数本所有しています。
ジョンの場合50年代のメイプル指板よりは、60年代のローズ指盤の方が好みのようですね。
個人的にジョン・ノーラムはレスポールよりストラトのほうが良い音出してる気がしますけど。
PUはノイズレスPUのディマジオHS-3に交換したいところ。
また、ジョンは日本製のフェンダーも軽くて良い音がすると80年代から愛用していて、近年のインタビューでもアルダーボディーではなく、バスウッドボディのいわゆる廉価版のストラトキャスター(1972年製リイシュー)を使用していると語っています。
ジョン・ノーラムがライヴ会場にて愛用機材を紹介! 2022(動画)
日本製のストラトキャスターのピックアップは下記でも紹介しているDIMARZIOのハイパワーピックアップ FS-1 ( DP110 )をネックとブリッジに、ミドルはヴィンテージ系の同じくDIMARZIOの Blue Velvetとのこと。
※Blue Velvetは廃盤で現行モデルはTRUE VELVETになります。
おすすめは60年代前期のストラトキャスターを再現した60s Stratocaster(スモールヘッド)やラージヘッドであれば60年代後期や70年代のストラトキャスターを再現したLate 60s Stratocasterや70s Stratocasterがおすすめです。
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60s Stratocaster:
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FENDER 60s Stratocaster – YouTube (動画)
Late 60s Stratocaster:
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YouTube – FENDER Late 60s Stratocaster (動画)
70s Stratocaster:
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YouTube – Fender 70s Stratocaster(動画)
DIMARZIO HS-3 ( DP117 )
ジョンも愛用していたHS-3は積層タイプのハムバッキングPU。
イングヴェイ・マルムスティーンが愛用していたことで有名ですね。ブーストして使うとまさにあの音!
HS-2のバリエーションとして、よりウォームな音がするブリッジ・ピックアップとして開発。
直流抵抗値:23.72k
マグネット:アルニコ5
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DIMARZIO FS-1 ( DP110 )
イタリアのパオレッティ・ギターズが製作したジョン・ノーラムのシグネチュア・モデル“Wine SSS – John Norum Signature” には、ディマジオのFS-1が3機搭載されています。
本人曰く「“FS-1”がシングルコイル・ピックアップの中ではベストだと思っているんだ。シングルコイルらしいトゥワンギーな音がしっかり出て、出力が“PAF”系のハムバッカーと同じぐらい高いところが気に入っている」とのこと。
FS-1はイングヴェイ・マルムスティーンがアルカトラス時代からソロ2作目マーチング・アウト辺りまで愛用していたPUとしても有名ですね。
特徴:
他のシングルコイルより大きく、太く、スムーズなサウンド(25%パワーアップ)がします。
ブリッジポジションに最適ですが、よりアグレッシヴな音にするためには、フロント、センター、リアすべてにFS-1をマウントすることもお勧めです。
直流抵抗 14.23k
マグネット:アルニコ 5
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アンプ
ジョン・ノーラムが愛用したギターアンプ、もしくはジョン・ノーラムになりきるためのギターアンプの紹介。
MARSHALL JCM800(100w)
80年代のハード・ロック/ヘヴィー・メタル系ギタリストのほとんどが愛用のJCM800。
ジョン・ノーラムは現在も愛用しています。
以前のインタビューによるとストラトには100w、レスポールには50wとアンプを使い分けていたそうです。
写真のモデルはエフェクトループが搭載されたリイシューモデル(100w 2203)。
キャビネットはマーシャルの4×12キャビネット1960で、スピーカーはセレッションの Vintage 30がお気に入りだとか。
他にもスラッシュ (ガンズ・アンド・ローゼス)やジョン・フルシアンテ (レッド・ホット・チリペッパーズ)の愛用でおなじみの 2555X Silver Jubilee(ブラックカラーのBlack Jubilee)なども使用しています。
Spec;
真空管:ECC83×3、EL34×4
重量:74W×29H×21Dcm、21kg
最近はマーシャル・サウンドの出るエフェクターも多数発売されているので、それを利用しても良いでしょう。
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YouTube – MARSHALL JCM800(動画)
MARSHALL SC20 ( 20w / 5w )
80年代の名機 JCM800 2203を元に開発された20w/5w切り替え可能な小型アンプSC20 (Studio Classic)。
マスターボリュームを搭載し、かつ5wモードもあるのでオリジナルJCM800よりも扱いやすくおすすめです。
エフェクトループ、DIアウト搭載。
コンボとヘッドをラインナップ。
Spec;
スピーカー:1×10″ Celestion V-Type(コンボのみ)
スピーカー出力: × 5 (16Ω×1、8Ω×2、4Ω×2)
真空管:3xECC83 / 2xEL34
重量:
H460xW510xD255、14.55kg(コンボ)
H240xW510xD240、9.4kg(ヘッド)
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MARSHALL Origin シリーズ
Marshall ORIGIN シリーズはヴィンテージマーシャルを踏襲しながらも、ゲイン・ブースト機能、サウンドキャラクターを変化させられるTILTコントロールを搭載し、モダンなオーバードライブ・サウンドも出力可能なモデルです。
※TILTコントロールはTHE AMP SHOP西田製作所さんの動画によりますと、ヴィンテージの4インプット仕様のマーシャルアンプのチャンネルリンクのサウンドを再現したものだそうです。
※写真はORIGIN 20
5wのORIGIN 5、20wのORIGIN 20、50wのORIGIN 50をラインナップ。
それぞれ出力を落とすことの出来るパワーリダクションスイッチを搭載しているので音量を出せない自宅練習にも。
エフェクトループ搭載。
アンプヘッドとコンボをラインナップ。
※ORIGIN 5はコンボのみ
※付属の2Wayフットスイッチでゲインブースト機能とエフェクトループ機能のON/OFFが可能です。
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エフェクター
ジョン・ノーラムが愛用したギターエフェクター、もしくはジョン・ノーラムになりきるためのギターエフェクターの紹介。
ジョン・ノーラムのツイッターでは愛用のエフェクターの一部が写真付きで紹介されていました。
以下のペダルの紹介で拡大したものを載せていますので設定の参考にしてみてください(ボードに載っているのはほぼリアルな設定だと思われますが、サブは参考程度で)。
BOSS DS-1
ゲイリー・ムーア・フリークでもあるジョンは、ゲイリー同様BOSSのディストーションDS-1も愛用しています。
DS-1は80年代のロックな音には欠かせないエフェクターです。
スタンダード(S)/カスタム(C)2つのモードを持つDS-1W 技 WAZA CRAFTも発売されました。
スタンダード:
オリジナルのDS-1サウンドのサウンドを再現したモード。
カスタム:
DS-1のディストーションサウンドにミッドレンジをプラスしたモードでブースターにも最適。
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YouTube – BOSS DS-1 (動画)
BOSS SD-1
オーバードライブとしてはもちろん、ブースターとしても優秀なBOSSのオーバードライブ。
BOSSの初代オーバードライブOD-1(廃盤)と、OD-1にトーンが付いたSD-1の新しいモデル(技WAZA CRAFT SD-1W)も愛用しているようです。
隣はMAXONのSD9 Sonic DistortionとVOP9 Vintage Overdrive Pro。
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YouTube – BOSS SD-1 (動画)
IBANEZ TS808
チューブスクリーマー系というジャンルを生んだ名機の初代モデル TS808。
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YouTube – Ibanez TS808 (動画)
左側にあるのはスイッチが異なるのでどこかのモデファイものでしょうか?右側の赤いペダルはFENDER Yngwie Malmsteen ODで、DOD Overdrive Preamp/250を再現したもの(廃盤)。
MARSHALL THE GUV‘NOR
長らく廃盤であったマーシャルのドライブペダルが復刻されました!!
THE GUV‘NORは、マーシャル伝統の1959(100w)、1987(50w)あたりのスタックサウンドを再現したディストーションです。
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YouTube – Marshall The Guv’nor (動画)
TC ELECTRONIC JIMS 800 PREAMP
Ampworx HI-GAIN Series:
JIMS 800 PREAMPは、ジョンも愛用したマーシャルJCM800のサウンドを再現したデュアルチャンネルペダルです。
フットスイッチモード:
AMPWORXは、デュアルチャンネルモードとバイパスモードの2種類のフットスイッチモードが備わっており、用途に応じてCHANNELフットスイッチの機能を変更することができます。
両方のフットスイッチを同時に押すことで、フットスイッチモードが切り替わります。
- デュアルチャンネルモード:
デュアルチャンネルモードでは、AMPWORXペダルは常にONの状態になっていて、CHANNELスイッチを踏むたびにGREEN/RED 2つのアンプチャンネルを切り替えることができます。
- バイパスモード:
バイパスモードは、CHANNELスイッチでペダルのON/OFFを行うモードで、GREEN/REDのチャンネルはデュアルチャンネルモードで最後に選択したチャンネルが適用されます。
- GREENチャンネル:
Marshall JCM 800の"Low" inputサウンドがベースになっています。 - REDチャンネル:
REDチャンネル – Marshall JCM 800*の"High" inputサウンドがベースになっています。
主な特長:
- カスタムショップによって改造されたMarshall JCM800*のサウンドを完全に再現しています。
- リアルなサウンドとディティールを提供する革新的なTC AMPWORXモデリングテクノロジー。
- オリジナルユニットのLow inputおよびHigh inputのそれぞれをベースにした2chを切り替え可能。
- PRE/POST切り替えが可能なブーストを搭載。
- Celestion公式 4 x 12” G12-65 IRキャビネットシミュレータを搭載。
- 自宅での練習に最適なヘッドフォンアウト(サイドパネル)。
- ホームレコーディングに使用可能なDIアウトプット搭載。
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YouTube – TC Electronic JIMS 800 PREAMP (動画)
TC Electronic JIMS 800 PREAMP:
近年のモダンなアンプほど歪みませんが、クランチサウンドが素晴らしいです。
これにBOSS SD-1やDS-1などを噛ませてブーストしてあげると、当時のサウンドが再現できるかもしれません。
同社のJIMS 45 Preampでも良いかもしれません。
JIM DUNLOP EP103 Echoplex Delay
テープエコーの名機マエストロ「Echoplex(エコープレックス) EP-3」を再現したエコープレックスディレイ。
デジタルでは得られないテープエコー独特のサウンドが再現されています。
ディレイタイムは65~750msですが、外部タップテンポ・スイッチを接続することにより、最大4000msのディレイタイムを実現。
ボリューム・ノブを押すことでエイジ・モードとなり、テープエコー独特のテープ・サチュレーション(歪み)がアップします。
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YouTube | Jim Dunlop EP103 Echoplex Delay (動画)
EP103 Echoplex Delayはアンプのエフェクトループに接続しているために足元ではなくアンプの後ろに。
足元にはEchoplex DelayのON/OFF用のフットスイッチが置かれています。
JIM DUNLOP / EP103(ディレイ)の上にあるのはEchoplex Preamp(ブースター)で、2つ合わせるとテープエコーの名機エコープレックスの完成です!
JIM DUNLOP Echoplex Preamp
こちらがそのMaestro(マエストロ)・エコープレックスEP-3のプリアンプ(バッファ)部分を独立させたエフェクターで、原音を最大を+11dBブーストします。
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YouTube – JIM DUNLOP Echoplex Preamp (動画)
BOSS GE-7
BOSSの定番イコライザーGE-7は100Hzから6.4kHz間をブースト・カットできる7バンド・イコライザー。
ブースターとしてや、ノイズ・カットやハウリング対策にも使えます。
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YouTube – BOSS GE-7 (動画)
ジョンの設定は800と1.6kを少し持ち上げた状態でLEVELを上げてブーストしているようです。
BOSS DD-3
DD-3はBOSS初のデジタルディレイDD-2の後継モデル。
ディレイタイム12.5ms~800msで、新しくDD-3Tとなり本体スイッチまたは外部フットスイッチを使用してのタップテンポ対応になりました。
より高性能なDD-8でも良いでしょう。
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YouTube | BOSS DD-3 (動画)
ジョン・ノーラム愛用のBOSS DD-3(かな?)。
MODEはL800msでつまみの位置LEVEL10~11時、F.BACKは10時、D.TIMEは11時。
BOSS CH-1
ジョンのペダルボードに鎮座しているコーラスペダルはBOSS CH-1スーパーコーラス。
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YouTube – BOSS CH-1 (動画)
写真の設定ではLEVEL12時、EQ14時、RATE9時、DEPTH15時(シールの数値)となっていました。
JIM DUNLOP CRY BABY
2ndアルバム”Wings Of Tomorrow”のScream Of Angerをやるにはワウが必要です。
最近はソロではほとんどワウを踏んだカッコいい音出してますね。
現行モデルならこのクライベイビー。
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YouTube – JIM DUNLOP CRY BABY(動画)
Dunlop Cry Baby GCB-95 | Reverb Demo Video:
[ 定番ワウ ] VOXとJIM DUNLOPのワウ おすすめはどっち?[ 比較 ]
BOSS OC-5
ライブ等でストラトの音の細さを補う目的でオクターバーをうっすらとかけています。
BOSS OC-5はVintage/polyの2つのモードを持つBOSSの新しいオクターバー。
Vintageモード:
1982年に誕生した単音(モノフォニックオクターブペダル)の BOSS OC-2のサウンドを忠実に再現。
polyモード:
和音(ポリフォニックオクターブ)に対応したモードで、さらに+1オクターブのサウンドも加えられるようになり、3オクターブという広範囲の音域に対応します。
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YouTube – boss oc-5 (動画)
Boss: OC-5 OCTAVE:
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