Michael schenker(マイケル・シェンカー)の機材を徹底解説。実際の使用ギター・アンプ・エフェクターをもとに、彼のギターサウンドを再現するためのおすすめ機材をまとめました。

音作り
マイケル・シェンカーのサウンドは非常にシンプル。機材の基本はフライングVにマーシャルアンプとワウのみ。
時期によって変わりますが、UFO~MSG初期は50Wのマーシャル1987、MSG後期からはマーシャルJCM800(50W)を愛用します。
サウンドも時期よって異なりますが、アンプの歪みは弱めで、彼の場合、逆アングルによるピッキングとギターピック”HERCO ( ヘルコ ) / FLEX75” によって歪ませているようなところがあります。
逆アングルとは、ソロフレーズを弾くときに、親指を反らせ、ピックの先端が6弦側を向くスタイルで、マイケル・シェンカーなど一部のギタリストに見られる弾き方です。
逆アングル(左)と順アングル(右):
弾くのは難しいですが、やってみると、順アングルに比べ音が大きく、音が前に出る印象です。
また、彼の愛用する HERCO ( ヘルコ ) / FLEX75 ピックも重要で、このピックのグリップ部には滑り止めの突起があるのですが、その部分で引っ掻くように弾くことで カリッとした魅力的なトーンが生まれます。

HERCO FLEX75ピック(表)

HERCO FLEX75ピック(裏)
特に分かりやすいのがこの曲。UFO加入後初のレコーディングということで新品のピックを用意したのでしょうか。カリッとした音が良く聴こえます👍
Give Her the Gun (2007 Remaster):
ピックの丸い部分(グリップ部分)で弾いているのは以下の写真で確認できます。

HERCO FLEX75とマイケル・シェンカー1983年
こちらの動画でピックについての言及があります(52秒~)。もう2年間使っているとか。
Michael Schenker and Guitar:
※HERCOピックは80年代中期で使用をやめてしまい、以降彼のトーンの魅力は半減してしまいます(;_;)。
このページでは、マイケル・シェンカーサウンドを再現するためのギター、アンプ、エフェクターなどの機材を紹介しています。
ギター
EDWARDS E-FV-125WB


EDWARDS E-FV-125WBは、マイケル・シェンカーの白黒ツートーンカラーのフライングVを忠実に再現した定番モデルです。
80年代にメインだったボジションマークがドットのモデルE-FV-125WB DOTと、90年代にメインに昇格したボジションマークがブロックのモデルE-FV-125WB BLOCKがラインナップされています。
EDWARDS E-FV

EDWARDS E-FVは、マイケル・シェンカーモデルではありませんが、チェリー・レッド(マルーン)やブラック、ホワイトのフライングVはUFO前~中期、ホワイトのフライングVはUFO後期に実際使っていたカラーなので、こちらでもOKです。


ギブソンのフライングVと違い、ピックアップがピックガード・マウントではなく、エスカッション・マウントなのがマイケル・シェンカー風でイカしています。

オリジナルはピックガードマウント

マイケルのVはエスカッションマウント
またこのエドワーズのフライングVは、1971年メダリオン以降のヘッドが丸い仕様が元になっていて、マイケル・シェンカー・ファンには本家ギブソン以上に魅力的な一品です。
GIBSON フライングV

お金に余裕があれば本家ギブソンのギターを狙いたい。丸ヘッドがシェンカーVの基本ですが、同じくUFO時代にシェンカーが愛用したブラックのフライングVはとんがりヘッドだったりもするのでこちらでももちろんOKです。

さらに現行のGIBSONレギュラーラインナップである70s Flying Vは、ピックガードマウントではなくエスカッションマウントに変更されましたので、マイケル・シェンカー好きとしてはもってこい!な仕様になりました。
フライングVのヘッドの違い
フライングVのオリジナルはコリーナボディーで1958~1959年に98本のみ生産されますが、マイケル・シェンカーが愛用するのは1966年以降に発売されたマホガニーボディの通称:再生産フライングV。
再生産フライングVにも種類があって、1966年から1970年まで生産されることになる再生産フライングVは以下のようにヘッドが鋭角で長いのが特徴で、ジミ・ヘンドリックスが愛用したのはこのタイプです。

次に、1971年に再々発売されるフライングVが後のマイケル・シェンカーのメインとなるフライングVのヘッド形状です。基本設計は1966年のフライングVと同じですが、ヘッドが丸く仕上げられ、鋭角的なヘッドのフライングVとは好みが分かれる所です(年代によりさらに丸いヘッドもあります)。

参考:フライングV おすすめ

DEAN GUITARS MICHAEL SCHENKER


DEAN GUITARS MICHAEL SCHENKERは、マイケル・シェンカーのシグネチャーモデルです。USAメイドの最上位モデルからお買い求めやすアジア生産のモデルまでラインナップしています。
近年のキッズはこちらでしょうか。
GIBSON T-Type

T-Typeハムバッカーピックアップは、ギブソンが1966年から1979年の間に製造していたT-Topピックアップにちなんで名づけられたモデルです。
オリジナルと同様、ビンテージライクなトーンを再現する為にワックスポッティングはされていません。
- 直流抵抗値:7.6k(ブリッジ用)、7.3k(ネック用)
- マグネット:アルニコ5
カーク・ハメットがマーク・アニエスィに1972年製ギブソン・メダリオン・フライングVを見せる:
コメント:
このフライングVは、マイケル・シェンカーが兄であるルドルフ・シェンカーから譲り受けた(奪い取った?)71年製のフライングV(メダリオン)です。ピックアップはT-Topピックアップが搭載されていたそうです(時期的にも合っているので交換した訳ではないと思います)。

このT-Topピックアップの載ったフライングVでUFOの初期のアルバム「Phenomenon」「Force It」「No Heavy Petting」をレコーディングしたと言われていますのでUFO初期のサウンドが好きな方は交換してみましょう。
UFO初期のライブを聴くと、マイケルのギターは頻繁フィードバック(ハウリング)を起こしていいるので、ロウ付け(ワックスポッティング)された?のはかなり後だと考えられます。
80年代のメインギターのピックアップは定かではないですが、昔読んだシンコー・ミュージックから発売の「100%マイケル・シェンカー」には、GIBSONのDirty Fingersと書いてあったような記憶がありますが。。。。
※Dirty Fingersという名前はその時知りました。

アンプ
MARSHALL 1987X ( 50W )

マイケル・シェンカーがUFO初期からMSGに至るまで愛用していたのはこのMARSHALL MARSHALL 1987。
1987の出力は50Wで、100Wの1959よりマイルドで歪みやすいと言われていますが、マスターボリュームがないためにアッテネーターを使わないとデカ過ぎて使えません。
現行1987XはON/OFF(バイパス)可能なエフェクトループ搭載モデルです。
Spec;
- 真空管:3×ECC83(12AX7)、2×EL34
- サイズ・重量:665×265×205mm、15.3kg
最近はマーシャル・サウンドの出るエフェクターも多数発売されているので、それを利用しても良いでしょう。
MARSHALL JCM800 ( 100W )

’80年代後半以降、マイケル・シェンカー はこのJCM800(50Wの2204)を愛用します。
JCM800は1959などのアンプとは異なり、マスターボリュームが搭載されており、ハイゲインな特性を持っていますので、80年代のハードロックやヘヴィメタル系ギタリストがこぞって愛用したアンプとして有名です。
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Spec;
- 真空管:3×ECC83(12AX7)、4×EL34
- 重量:750×315×210mm、20.5kg
MARSHALL SV20 ( 20W / 5W )


お手頃サイズの1959をお探しならこのSV20(Studio Vintage)がおすすめです。
SV20は、MARSHALL 1959SLPを元に開発された出力20W(5W切り替え可能)のモデルで、オリジナル1959同様の4インプット仕様で、マスターボリュームは未搭載ですが、5Wモードもあるので100Wの1959よりは歪みが得やすくおすすめです。

リアパネルにはエフェクトループ、DIアウト、スピーカーアウトが搭載され、さまざまな環境で柔軟に使用できます。

コンボとヘッドがラインナップされています。
Spec;
- スピーカー:1x 10″ Celestion V-Type(コンボのみ)
- インピーダンス: 5× 16Ω×1、8Ω×2、4Ω×2
- 真空管:3×ECC83(12AX7)、2×EL34
- 重量:
500×460x245mm、15.85kg(コンボ)
500×240x230mm、9.25kg(ヘッド)
Studio Vintage | Official Demo | Marshall:
コメント:
歪むアンプではないですが、クランチサウンドの美しさ、音の粘りなどが1959同様に素晴らしいですね。
IbanezのチューブスクリーマーやBOSSのSD-1など使ってドライブさせれば70年代から80年代ロックなら何でもこなせそうなサウンドです。
MARSHALL SC20 ( 20W / 5W )


SC20(Studio Classic)は、80年代の名機「JCM800 2203」を元に開発された、20W/5W切り替え可能な小型アンプです。マスターボリュームを搭載し、さらに5Wモードもあるため、オリジナルのJCM800よりも扱いやすくおすすめです。

背面にはエフェクトループ、DIアウトが搭載されています。

コンボとヘッドがラインナップされています。
Spec;
- スピーカー:1×10″ Celestion V-Type(コンボのみ)
- インピーダンス: 5×16Ω×1、2×8Ω、2× 4Ω
- 真空管:3×ECC83(12AX7), 2×EL34
- 重量:
510×460×255mm、14.55kg(コンボ)
510×240×240mm、9.4kg(ヘッド)
Studio Classic | Official Demo | Marshall:
コメント:
SV20よりも若干歪み、ハイも強めにセットアップされている印象。
といっても現代のモダンなアンプほど歪みませんので1959同様、チューブスクリーマーやBOSS SD-1などのコンパクトエフェクターをゲインブースターとして使用することで往年のロックサウンドが得られます。

MARSHALL Origin シリーズ


Marshall ORIGINシリーズは、ヴィンテージマーシャルのデザインを踏襲しつつ、モダンな機能を搭載したモデルです。
特に、ゲインブースト機能とサウンドキャラクターを変化させられるTILTコントロールが特徴で、これによりモダンなオーバードライブサウンドを得ることも可能です。
TILTコントロールは、THE AMP SHOP西田製作所さんの動画によると、ヴィンテージの4インプット仕様のマーシャルアンプのチャンネルリンクのサウンドを再現したものだそうです。

ラインナップには、5WのORIGIN 5、20WのORIGIN 20、50WのORIGIN 50があり、いずれも出力を落とすことができるパワーリダクションスイッチが搭載されていますので、小音量での使用にも対応できます。
ORIGIN 5を除き、アンプヘッドとコンボの両方がラインナップされており、さらに、付属の2Wayフットスイッチを使用することで、ゲインブースト機能とエフェクトループ機能のON/OFFが可能です。
Marshall: ORIGIN 20C Combo:
動画を見ると、決してハイゲインサウンドが得られるアンプではないですが、AC/DC風のクランチサウンドが非常に美しいアンプです。


エフェクター
MARSHALL BLUESBREAKER

長らく廃盤であったマーシャルのドライブペダルが復刻されました!!
BLUESBREAKERは、同じマーシャル系サウンドでも最初期のJTM45:1962 Bluesbreaker Comboのサウンドを再現したペダルで、エッジの効いたTHE GUV‘NORと比較するとややウォームなオーバードライブ的サウンドのペダルです。
Marshall BluesBreaker Pedal Demo:
コメント:
エフェクターでマイケル・シェンカーの歪みを作るなら、このマーシャルBLUESBREAKERはどうでしょう。
BLUESBREAKERの柔らかなオーバードライブ的な歪みにHERCO ( ヘルコ )ピックのカリッとしたサウンドをプラスするとかなり似ると思います。もちろんTHE GUV‘NORでもOK!

MARSHALL Overdrive Pedal


MARSHALL Overdrive Pedalとは、マーシャルアンプの歴代の名機 1959、JCM800、JCM900、DSL、JVM を再現したアンプインアボックス(AIAB)ペダルです。

マイケル・シェンカーは1987(1959の50w仕様)とJCM800を使用していましたのでおすすめはこの二機種。
- 1959(Super Lead):
ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、エディ・ヴァン・ヘイレンなど、ロック界のレジェンドたちが愛用した100Wのフルチューブアンプを再現したペダルです。迫力あるクリーン〜クランチトーンは、まさに“クラシック・マーシャル”の代表格。HI Treble、Normalという2つのコントロールがあり、オリジナルの1959同様、2つのチャンネルをミックスしたサウンドも再現できます。 - JCM800:
80年代以降のHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)の定番アンプ「JCM800」を再現したペダルです。1959よりもゲインが高く、ミッドレンジが強化されており、よりアグレッシブな歪みを持ったサウンドが特徴です。Senstivityコントロールにより、JCM800のHiインプットとLoインプットのサウンドがシームレスにコントロール出来るようになっています。
まずはそのリアルなサウンドを聴いてみましょう!
マーシャルOverdrive:名機をペダルで再現! feat.大渡 亮:
マイケルは70~80年代初頭はマーシャル1987、80年代中期以降はJCM800がメインアンプになります。JCM800は近年のモダンなアンプほど歪みませんが、ミッドの効いたクランチサウンドが素晴らしいアンプです。


JIM DUNLOP CRY BABY

マイケル・シェンカーが使っていた「JENクライベイビー」の後継と言えるのはこのJIM DUNLOP CRY BABYです。マイケル・シェンカーの場合はワウワウさせる用途ではあまり使用せず、ペダルを一定の場所に固定しイコライザーとして使用します。
ワウ内部の歯車のかみ合わせを調整し、最も踏み込んだ時に中域が出るように改造するのもマイケル・シェンカー流。

Rock My Nights Away (US Version):
イントロと、ソロ、アウトロのソロでワウを踏んでいます。
Dunlop Cry Baby GCB-95 | Reverb Demo Video:
コメント:
Cry babyは、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、マイケル・シェンカーなど多くの偉大なミュージシャンが愛用した伝説のワウです。
VOXも良いですがワウでソロを弾くならJim Dunlopがおすすめです。
JIM DUNLOP EP103 Echoplex Delay

マイケル・シェンカーが70年代~80年代初頭に愛用していたディレイ(テープエコー)は WEMのCopy Cat。

JIM DUNLOP EP103 Echoplex Delayは、テープエコーの名機「Maestro Echoplex EP-3」を再現したモデルで、テープエコーは現在主流のデジタルディレイと比べると柔らかなサウンドで、またテープエコーのプリアンプはつなぐだけで音が太くなると言われ、当時のギタリストの多くが愛用していました。
JIM DUNLOP EP103 Echoplex Delayは、ディレイ(タイムを設定)、サステイン(リピート回数を設定)、ボリューム(エフェクト・レベルを調整)に加え、テープエコー独特のテープ・サチュレーション(歪み)がアップする AGEモードを搭載したテープエコーのサウンドをリアルに再現した定番モデルです。
ディレイタイムは65~750msですが、外部タップテンポ・スイッチを接続することにより、最大4000msのディレイタイムを実現します。プリアンプ部は再現されていませんので、下記「Echoplex Preamp」と組み合わせればEchoplex EP-3の完成です。

Dunlop EP103 Echoplex Delay Pedal Demo:
EP103 Echoplex Delayはこんなカッコいい音がします。オリジナルのテープエコー同様”発振”もします👍(4:45~)。
JIM DUNLOP Echoplex Preamp

Echoplex Preampは、MaestroのEchoplex EP-3のプリアンプ部を再現したブースターです。Echoplexはエコー機能のほか、繋ぐだけで音が太くなるというブースター/プリアンプとしても評価が高く、多くのギタリストに愛用されていました。
Echoplex Preampは、FETを使用したMaestro Echoplex EP-3のオリジナル回路レイアウトをそのまま再現し、ゲインを最大+11dBまでアップさせることが出来ます。
エコー機能はありませんが、上記EP103 Echoplex Delayと組み合わせれば「Maestro Echoplex EP-3(エコープレックス) 」の完成です。


BOSS DD-8

90年代以降、マイケルの足元に置かれることになるディレイペダルは、BOSSのデジタルディレイDD-3ですが、DD-8にはマイケルの使用していたテープエコーに近い音質のアナログディレイをシミュレートしたモードもあるのでお買い得です(11種のディレイモードを搭載)。
BOSS DD-8は、コンパクトながらディレイタイムも最大10秒と長く、音質もラックタイプに匹敵するエフェクターです。
- Analog:クラシックな、BBDを使用したアナログディレイ・サウンドを再現
- Standard:クリアなデジタルディレイ
- Tape:ビンテージのテープ・エコーがベースのサウンド
- Warm:マイルドで温かみのあるデジタルディレイ
- Reverse:逆再生されたディレイ・サウンド
- +RV:リバーブが付加されたデジタルディレイ
- Shimmer:ピッチ・シフトされた音を付加したディレイ・サウンド
- Mod:ゆらぎのあるデジタルディレイ
- Warp:幻想的なアンビエント・サウンド。ペダル・スイッチをホールドすることで、フィード・バックとレベルが上昇します
- GLT:新開発の機関銃のようなディレイ・サウンド。FEEDBACKとTIMEを調節することで様々な効果が得られます
- Loop:最大40秒の録音/再生/オーバーダブが可能なルーパー(ステレオ使用時は最大20秒)
その他ディレイタイムを足元でコントロール可能なタップテンポ機能も搭載しているのでライブにも便利です。
※DD-3も(DD-3Tとなり)本体スイッチまたは外部フットスイッチを使用してのタップテンポ対応になりました。


BOSS CE-5

90年代以降足元に置かれることになるコーラスペダルは、BOSSのCE-5 Chorus Ensemble。
CE-5 Chorus Ensembleは、名機CE-1 Chorus Ensembleの後継機種として登場したモデルで、低域と高域を独立してコントロールできる2バンド・フィルターを備えています。
これにより、シャープなコーラス効果から、名機CE-1のようなマイルドでナチュラルな効果まで、多彩なコーラスサウンドを調整できます。
ステレオアウトに対応しています。

ギターピック
HERCO FLEX75

FLEX75の丸い部分(ティアドロップタイプのイボイボの付いたグリップ部分)で引っ掻くように弾くのがマイケル・シェンカー流。
アンプの高域は絞り気味で。

HERCO FLEX75とマイケル・シェンカー1976年

HERCO FLEX75とマイケル・シェンカー1983年

アクセサリー
弦


1981年の初来日時にマイケル・シェンカーが使用していた弦は、フェンダーのロックン・ロール、エクストラ・ライトで太さは.009~.040のセットでした。
現在は廃盤のようなので、こんな弦はいかがでしょう。
ERNIE BALL Mighty Slinky(8.5 / 11 / 15 / 22w / 30 / 40 ):
DADDARIO EXL120BT(9、12、015、22、30、40):

スライドバー

Tales Of Mystery、Attack Of The Mad Axemanなどマイケル・シェンカー奏法に欠かせないスライドバー。
本人はブラスに比べウォームなサウンドが特徴のガラス製を好んで使用しているようです。
81年初来日時の マイケル・シェンカー の機材紹介
現在とはピック以外にも使用 機材が異なりますが私はこの頃の音が好きです。
参考:伊藤 政則 (著) マイケル・シェンカー―フライングV伝説
ギター

白黒ツートーン・カラーでおなじみ フライングVですが、元は兄でありスコーピオンズのギタスト、ルドルフ所有のギターで、諸説ありますがある日のギグの前に弦を切ってしまい急遽兄のVを借り使用したところ気に入ってしまい、無理矢理?自分のモノにしてしまったらしいです。
上の2本のフライングVの右は、’69年に再生産されたシリアルナンバー#59(#56の間違い?)のフライングV(ルドルフの証言によると、71年製)。
当初マルーンフィニッシュ(赤茶)であったものをブラック&ホワイトのツートーンにリフィニッシュしたのをはじめ、ビブロラ・ユニットを外し、ストップテールピース仕様に変更、さらにピックアップカバーを外してエスカッションを加えるといった改造や、ペグをシャーラー製のロトマチック・ペグに変更し、ナットをブラス製のものに変えるなどの改造、また、コントロール・ノブをストラト用のモノに変えるなどのカスタマイズが施されています。
左の’76年製にもほぼ同様の改造が施されています。
新事実!!
初来日時のドットポジションマークのフライングVがルドルフから譲り受けたメダリオンだと思われていましたが、実はそれとは別のギターでした。
本物はこの1988年の来日公演でも使用された右側のフライングVです。

シンコーミュージック~天才ギタリスト★マイケル・シェンカーより~
ペグはクルーソンタイプで、コントロールノブもストラトキャスター用ではなくオリジナルのまでです。メダルは白く塗りつぶされています。
▼このギターをリフィニッシュしたものです。

このフライングVは、現在メタリカのカーク・ハメットが所有しているのですが、UFOの初期のアルバム「Phenomenon」「Force It」「No Heavy Petting」で使用されたギターだと言っています。ヘッドの傷も一緒です。
カーク・ハメットがマーク・アニエスィに1972年製ギブソン・メダリオン・フライングVを見せる:
シリアルナンバーは「#56」です。

ピックアップは「T-Top」だそうです。T-Topとは、ギブソンが1966年から1979年の間に製造していたピックアップで、現在ではギブソンから「T-Type」というリイシューモデルが発売されていて、T-Typeピックアップは、現行モデルのES-335に標準搭載されているピックアップです。
それまでのマイケルはレスポールスタンダード(ピグスビートレモロ付き)を使用していて、以下の動画でレスポール(ピグスビー付きではないですが)を持つマイケルが見られます>若い!
Scorpions 1972 w/ Michael Schenker:
Scorpions – Lonesome Crow (Saarbrücker Bilderbogen, 8.8.1972):
これら動画でルドルフ・シェンカーが持っているギター(メダリオン)が、後のマイケルの所有になるフライングVで、マルーンカラーから、最終的にブラック&ホワイトのツートーンカラーになります。
ギターアンプ

初来日時の使用アンプはご存じマーシャル・ユニット15。
’70年代後半に作られたこのシステムは50Wのヘッド 1987と30cm(12インチ)セレッション・スピーカー4本がマウントされたキャビネット1960モデルから成り立っています。
マイケルシェンカーが最も気に入っていたシステムはUFOを辞めるときに没収されてしまったらしく、これに落ちついた模様です。
なので当然アンプもカスタマイズされており、1987はパーツを旧タイプのモノに交換されていて、オールド・マーシャルと同じ様なサウンドを生み出せるようになっているとのこと。
ステージではこのユニット15を4セットと、マスターボリューム付きのユニット15マークII(ヘッド2204&キャビネット1960モデル)を4セット用意し、さらにアンプを直列に繋ぐ方法でドライブさせているようです。

*シンコーミュージック「天才ギタリスト マイケル・シェンカー」より~
メイン・アンプである1987の設定のVolが「7」である以外は、すべて同じセッティングで、Vol「1」、プリアンプVol「10」、トレブル「5」、ミドル「7」、ベース「10」、プレゼンス「5」という内容らしいです。
やはりマイケルシェンカーは、HERCOピックを使い引っ掻くように弾くのでアンプの高域は控えめなようです。
エフェクター

こちらはイタリアのメーカー、ジェンの CRY BABY(ワウペダル)です。
マイケルシェンカーはこのワウペダルをいわゆるワウワウさせる用途には用いず、イコライザーとして使用しています。
さらに踏み込んだときに一番良いサウンドを得るために内部の歯車を調整しています。
ワウペダルの歯車調整例:


ワウペダルの仕組みは非常に単純で、このように歯車のかみ合わせを変えることで、踏み込んだときに最も良いトーンが出るように調整が出来るようになっています。

WEMのテープエコーCopy Catです。
マーシャルにはリバーブが内蔵されていないためにリバーブ的に使用しているようです。
また、このテープエコーを通す事で音が太くなる事から、プリアンプ(ブースター)的にも使用していたようです。
「テイルズ・オブ・ミステリー」1曲をプレイするために用意されたフェンダー・ツインリバーブ 。
レコーディング時に使用したところ、そのきめ細かなサウンドが気に入って以来使用しているとのこと。
その他ギタリストの機材はこちらから






