ジミ・ヘンドリックスのギターサウンドを再現するための機材ガイド

Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の象徴的なサウンドを手に入れるためには、使用していたギター、アンプ、エフェクターなど、細部にわたる機材選びが重要です。本記事では、ジミ・ヘンドリックスが実際に使用していた機材を元に、彼の音を忠実に再現できるおすすめのギター、アンプ、エフェクター、アクセサリー等を詳しく紹介しています。
- 1. 音作り
- 2. ギター
- 2.1. FENDER Jimi Hendrix Stratocaster
- 2.2. FENDER Late 60s Stratocaster
- 2.3. GIBSON FLYING V
- 2.4. GIBSON SG Custom
- 2.5. FENDER CUSTOM ’69 STRAT SET
- 2.6. SEYMOUR DUNCAN Jimi Hendrix Signature Strat set
- 2.7. SEYMOUR DUNCAN Jimi Hendrix Signature Loaded Pickguard
- 2.8. KINMAN Hendrix set
- 2.9. KINMAN Woodstock set
- 3. アンプ
- 4. エフェクター
- 4.1. TC ELECTRONIC JIMS 45 Preamp(オーバードライブ)
- 4.2. JIM DUNLOP Fuzz Face(ファズ)
- 4.3. JIM DUNLOP JH-F1(ファズ)
- 4.4. JIM DUNLOP JHMSシリーズ(ファズ)
- 4.5. ROGER MAYER Axis Fuzz(ファズ)
- 4.6. MXR M267 OCTAVIO(ファズ)
- 4.7. KEELEY Monterey Rotary Fuzz Vibe(ファズ&ワウ、モジュレーション)
- 4.8. MARSHALL BLUESBREAKER(オーバードライブ)
- 4.9. VOX V847-A(ワウ)
- 4.10. FULLTONE Mini Deja Vibe(モジュレーション)
- 4.11. J ROCKETT AUDIO DESIGNS Uni-Verb(モジュレーション)
- 5. アクセサリー
- 6. その他ギタリストの機材はこちらから
音作り
ジミ・ヘンドリックスとファズ
ジミ・ヘンドリックスといえば、「Purple Haze」のような強烈なファズサウンドを思い浮かべる人も多いでしょう。彼の代表的なファズペダル「Fuzz Face(ファズフェイス)」は、他にない個性的な音色で、現在でも多くのギタリストに愛されています。
The Jimi Hendrix Experience – Purple Haze (Official Audio):
Fuzz Face(ファズフェイス)の個性
ファズは、ディストーションやオーバードライブとは異なり、サウンドを過激に歪ませるためのペダルです。特にジミ・ヘンドリックスが愛用した「Fuzz Face」は、非常にブーミーで「フロントピックアップだろうがリアピックアップだろうが同じ音」になるような強烈な個性を持っています。
Fuzz Faceを初めて使ったときは「使いにくい」と感じるかもしれませんが、実はギターのボリューム操作でそのブーミーな歪みをコントロールを出来るのです。
ファズの音作りのコツ
ファズは、ペダルとして考えるのではなく、アンプとして考えると非常にわかりやすいと思います。ジミに限らず、60~70年代のギタリストは、頻繁にボリュームやトーンで音量だけでなく歪みのコントロールをしていますが、特にファズを使う場合は、ギターのボリュームで歪みをコントロールすることを頭に入れておきましょう。
ファズの設定はMAXにして、ギターのボリュームで歪みをコントロールします。
ギター側のボリューム:
- フルアップ:ブリブリとした強烈なファズサウンド
- ボリューム少し絞る:ディストーション~オーバードライブのような柔らかな歪み
- さらに絞る:ファズの高域成分の残った「鈴鳴りクリーン」(この「鈴鳴りクリーン」は、トランジスタを使用したファズでのみ得られる極上のサウンドです。)
さらに、Fuzz Faceは、アンプがクリーンだと音が硬いだけで良いが音しませんので、アンプを少し歪ませるか、後ろにオーバードライブを繋ぎ、軽く歪ませたサウンドに使用することで、柔らかな歪みが得られます。
こちらの動画が参考になりますよ。
Hendrix Fuzz Face Tips and Tricks:
クリーントーン
ジミの魅力は、ファズサウンドだけではありません。アルバムを聴くと、実はクリーンな曲も非常に多いのです。代表的な曲は、「The Wind Cries Mary」や「Remember」などです。
The Wind Cries Mary · The Jimi Hendrix Experience:
Remember · The Jimi Hendrix Experience:
同じクリーンでも、アンプのみクリーンと、ファズ+ボリュームコントロールで作った鈴鳴りクリーンの両方があると思いますが、これらのサウンドを使い分けることもジミ・ヘンドリックスサウンドを極める上ではとても重要だと思います。
▼ちなみにこの「Little Wing」は、ファズフェイスで作ったクリーンだそうです。
The Jimi Hendrix Experience – Little Wing (Official Audio):
ハーフトーン
ハーフトーンと言えば、エリック・クラプトンが有名ですが、実はジミ・ヘンドリックスの方が先。

ハーフトーンとは、ストラトキャスターの3wayのピックアップセレクターの、センターピックアップとリアまたはフロントピックアップの中間にセットした時に得られる”コロコロした”独特な音で、「Little Wing」や「You Got Me Floatin’」のリフはハーフトーンで間違いないでしょう。
You Got Me Floatin’:
このページでは、ジミ・ヘンドリックスサウンドを再現するためのギター、アンプ、エフェクターなどの機材を紹介しています。
ギター
FENDER Jimi Hendrix Stratocaster
左利きであるジミは、右利き用のストラトキャスターを左に持ち替えて使用していましたが、Jimi Hendrix Stratocasterは、ストラトキャスターの形状はそのままに、リバースヘッドとピックアップのスラント具合を左用のストラトと同様にし、弾きやすいジミ・ヘンドリックス・モデルとして発売されたモデルです。
カスタムショップ製(Jimi Hendrix Voodoo Child Signature Stratocaster)も発売中です。
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FENDER Jimi Hendrix Stratocaster – YouTube (動画)
Fender Jimi Hendrix Stratocaster:
FENDER Late 60s Stratocaster
ジミ・ヘンドリックスと言えばウッドストックで使用した68年製ストラトが有名です。ラージヘッドに、メイプルネックにメイプル指盤を貼り合わせた通称「貼りメイプル」と呼ばれる仕様で、艷やかでハリのある独特な音が特徴です。
ジミは左利きなのでこの仕様のギターを逆さまに持ってプレーしていましたので、あえてレフティ・モデルを買うのもありかも。
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YouTube – FENDER Late 60s Stratocaster (動画)
GIBSON FLYING V
GIBSON Custom Shop 1967 Flying V W/ Vibrola
ジミが愛用したフライングVは、1966~1970年まで再生産されたフライングV(写真中は限定生産のジミ・ヘンドリックス1969フライングV)です。
後に再々生産されるフライングVは丸ヘッドですが、鋭角的なトンガリヘッドが特徴です。
ジミが愛用したフライングVのヘッド
1971年に再々発売されるフライングVのヘッド
写真下は、EpiphoneのInspired by Gibson Customのラインから発売の Jimi Hendrix Love Drops Flying V。元々はサンバースト仕上げだったギターをエボニーカラーへリフィニッシュ後、ジミ自身の手によって描かれたサイケデリックなカラーが再現されています。
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Gibson FlyingV – YouTube (動画)
GIBSON SG Custom
ストラトキャスター、フライングV以外では1963年製のSGカスタムの使用も有名です。
写真はギブソンから発売のJimi Hendrix 1967 SG Custom(全世界150本の限定生産)。
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YouTube – GIBSON SG Custom(動画)
FENDER CUSTOM ’69 STRAT SET
FENDER CUSTOM ’69 STRAT SETは、1969年モデルのピックアップの仕様を再現したモデルです。貼りメイプルのストラトに載せればジミ・ヘンドリックスサウンド。
- 直流抵抗値:Neck: 5.8K、Middle: 5.8K、Bridge: 5.8K
- マグネット:アルニコ5
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FENDER Custom Shop Custom ’69 Strat Pickups – YouTube (動画)
SEYMOUR DUNCAN Jimi Hendrix Signature Strat set
Jimi Hendrix Signature Strat setは、1968年に若きセイモア・ダンカンがジミ・ヘンドリックスのために手巻きで仕上げ、1968年製のストラトキャスターに搭載されたピックアップを復刻したモデルです。
右用ギターをひっくり返して弾いていたジミと同じ状態になるように、ポールピースの高さが逆にデザインされています。Jimi Hendrix Signature Strat setを使えば、独特な響きのコードやリードトーンなど、 彼の演奏スタイルによる音色を作り出すことが可能です。
Jimi Hendrix Signature Strat setは、米国 Authentic Hendrix LLC. の正式なライセンスを受けているため、ピックアップカバーにはJimiHendrix のサインが入っています。
- 直流抵抗値:Neck: 6.07, Middle: 6.07, Bridge: 6.07
- マグネット:アルニコ 5
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SEYMOUR DUNCAN Jimi Hendrix Signature Strat set – YouTube (動画)
SEYMOUR DUNCAN Jimi Hendrix Signature Loaded Pickguard
こちらはそのJimi Hendrix Signatureピックアップ一式が搭載されたセットです。
Jimi Hendrix Signature Loaded Pickguardは、右用ギターをひっくり返して弾いていたジミと同じ状態になるように、ブリッジピックアップの角度をスタンダードとブードゥールート(逆角度)で選べるようになっています。
※通常タイプのストラトキャスターに搭載する場合、ブードゥールート(逆角度)はボディー加工が必要になる場合があります。
- 直流抵抗値:Neck: 6.07k、Middle: 6.07k、Bridge: 6.07k
- マグネット:アルニコ 5
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KINMAN Hendrix set
Hendrix setは、オーストラリアのピックアップメーカー KINMANの、ジミ・ヘンドリックスのトーンをノイズレスで再現したピックアップです。
ポットとコンデンサの値:
KINMANのゼロハム・ストラトキャスターピックアップは、250kΩのボリュームポットで素晴らしいストラトキャスターサウンドが得られます。500kΩのボリュームポットを搭載した場合は、よりシャープな響きが得られます。トーンポットは通常のボリュームと同じ値で良いですが、トップエンドの明るさをもう少し高めるには、1megもおすすめです。
付属のコンデンサは 0.022μF、63~100Vポリエステル(フィルムコンデンサー)です。
Neck and Middle and Bridge:KINMAN Impersonator E56
- 直流抵抗値:
- マグネット:アルニコ
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Kinman Hendrix set – YouTube (動画)
KINMAN Woodstock set
こちらもジミ・ヘンドリックス好きにおすすめのノイズレスピックアップ「Woodstock set」です。
Neck and Middle:KINMAN AVn-69
Bridge:KINMAN Hx-85
- 直流抵抗値:
- マグネット:アルニコ
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Kinman Woodstock Set – YouTube (動画)
アンプ
MARSHALL 1959 ( 100w )
ジミの使用していたモデル1959/Super Lead 100はパワー管にKT66を搭載したモデルだったようです。現行モデルから選ぶならパワー管がEL34ですが、1959でしょうか。
1959以前は、マーシャル初のギターアンプJTM45(30w)の出力を上げたJTM45/100(100w)モデルも使用していたようです。
Spec;
真空管:ECC83x3、EL34x4
重量:20.5kg
最近はマーシャル・サウンドの出るエフェクターも多数発売されているので、それを利用しても良いでしょう。
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YouTube – marshall 1959SLP (動画)
MARSHALL ST20 ( 20w / 5w )
STUDIO JTM:
ST20は、ジミも愛用したマーシャルJTMシリーズ(JTM45)のデザインとサウンドをコンパクトなサイズと出力で再現したモデルです。
ヴィンテージマーシャルには定番の4インプットでチャンネルリンクにも対応しています。
オリジナルモデルにはないエフェクトループ、レコーディングに便利なDIアウトを搭載。
アンプはヘッド(ST20H)とコンボ(ST20C)がラインナップされ、スピーカーキャビネットは、12インチx1のST112と、12インチを縦に2つ積んだST212があります。
スピーカーはセレッションのG12M-65 Creambackを搭載。
Spec;
スピーカー:Celestion G12M-65 Creamback (16Ω, 65W)(コンボのみ)
出力: DI output and 5 x 1/4” speaker outputs (16Ω / 8Ω / 4Ω )
真空管:2 x ECC83(12AX7)、1 x ECC83 (phase splitter) / 2×5881(6L6)
重量:
H460xW500xD265、17.8kgkg(コンボ)
H240xW500xD230、9.25kg(ヘッド)
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Studio JTM | Official Demo | Marshall:

オリジナルのJTM45は、Fenderの人気アンプBassmanをもとに開発されたアンプで、ジミだけでなくピート・タウンゼントやリッチー・ブラックモア、エリック・クラプトン等も愛用した伝説のアンプです。
外装はマーシャル1959などと同じ風貌の後期モデルではなく、初期のデザインが採用されているところもマニアックで良いですね。
MARSHALL SV20 ( 20w / 5w )
お手頃サイズの1959をお探しならこのSV20(Studio Vintage)がおすすめです。
SV20は、MARSHALL 1959SLPを元に開発された出力20W(5W切り替え可能)のモデルで、オリジナル1959同様の4インプット仕様で、マスターボリュームは未搭載ですが、5Wモードもあるので100Wの1959よりは歪みが得やすくおすすめです。
リアパネルにはエフェクトループ、DIアウト、スピーカーアウトが搭載され、さまざまな環境で柔軟に使用できます。
コンボとヘッドがラインナップされています。
Spec;
スピーカー:1×10″ Celestion V-Type(コンボのみ)
スピーカー出力: × 5 (16Ω×1、8Ω×2、4Ω×2)
真空管:3xECC83 / 2xEL34
重量:
H460xW500xD245、15.85kg(コンボ)
H240xW500xD230、9.25kg(ヘッド)
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Studio Vintage | Official Demo | Marshall:

歪むアンプではないですが、クランチサウンドの美しさ、音の粘りなどが1959同様に素晴らしいですね。
IbanezのチューブスクリーマーやBOSSのSD-1など使ってドライブさせれば70年代から80年代ロックなら何でもこなせそうなサウンドです。
MARSHALL Origin シリーズ
Marshall ORIGINシリーズは、ヴィンテージマーシャルのデザインを踏襲しつつ、モダンな機能を搭載したモデルです。
特に、ゲインブースト機能とサウンドキャラクターを変化させられるTILTコントロールが特徴で、これによりモダンなオーバードライブサウンドを得ることも可能です。
TILTコントロールは、THE AMP SHOP西田製作所さんの動画によると、ヴィンテージの4インプット仕様のマーシャルアンプのチャンネルリンクのサウンドを再現したものだそうです。
ラインナップには、5WのORIGIN 5、20WのORIGIN 20、50WのORIGIN 50があり、いずれも出力を落とすことができるパワーリダクションスイッチが搭載されていますので、小音量での使用にも対応できます。
ORIGIN 5を除き、アンプヘッドとコンボの両方がラインナップされており、さらに、付属の2Wayフットスイッチを使用することで、ゲインブースト機能とエフェクトループ機能のON/OFFが可能です。
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Marshall: ORIGIN 20C Combo:

PRS HDRX
PRS HDRXシリーズは、ジミ・ヘンドリックス愛用の1969 Marshall Super Leadを解析し再現したアンプです。
ラインナップは100WのHDRX 100、50WのHDRX 50、20Wでマスターボリューム搭載のHDRX 20の3機種。
3機種共に、Trebleボリューム、Bassボリュームを搭載し、2つのボリュームをコントロールしブレンドすることで4インプットマーシャルのチャンネルリンク(カスケード接続/たすき掛け/ジャンパー接続とも呼ばれます)も再現可能です(写真はマスターボリューム搭載のHDRX 20)。
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YouTube – PRS HDRX (動画)
エフェクター
TC ELECTRONIC JIMS 45 Preamp(オーバードライブ)
TC Electronic Ampworx Vintage Series:
JIMS 45 Preampは、1965年のMarshall JTM 45のサウンドを再現したギター用デュアルチャンネルプリアンプペダルです。
フットスイッチモード:
AMPWORXは、デュアルチャンネルモードとバイパスモードの2種類のフットスイッチモードが備わっており、用途に応じてCHANNELフットスイッチの機能を変更することができます。
両方のフットスイッチを同時に押すことで、フットスイッチモードが切り替わります。
- デュアルチャンネルモード:
デュアルチャンネルモードでは、AMPWORXペダルは常にONの状態になっていて、CHANNELスイッチを踏むたびにGREEN/RED 2つのアンプチャンネルを切り替えることができます。
- バイパスモード:
バイパスモードは、CHANNELスイッチでペダルのON/OFFを行うモードで、GREEN/REDのチャンネルはデュアルチャンネルモードで最後に選択したチャンネルが適用されます。
- GREENチャンネル:
1965 Marshall JTM 45のトーンスタック後に50%に設定したマスターボリュームがアクティブになったサウンドがベースになっています。 - REDチャンネル:
1965 Marshall JTM 45のマスターボリュームの無い"オリジナル回路"のサウンドがベースになっています。
主な特長:
- 1965 Marshall JTM 45のサウンドを完全に再現
- リアルなサウンドとディティールを提供する革新的なTC AMPWORXモデリングテクノロジー
- マスターボリューム有無でサウンドの異なる2チャンネルを切り替え可能
- PRE/POST切り替えが可能なブーストを搭載
- Celestion公式 4 x 12” G12M Creamback IRキャビネットシミュレータを搭載
- 自宅での練習に最適なヘッドホンアウト
- ホームレコーディングに使用可能なDIアウトプット
- 9V センターマイナス 300mA (電源アダプター別売り、電池駆動不可)
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YouTube – TC Electronic JIMS 45 Preamp (動画)
Ampworx Jims45 – TC Electronic:

ジミも愛用したJTM45風のクランチサウンドが素晴らしいJIMS 45 Preamp。側面にはプレゼンスコントロールが搭載されています。
JIM DUNLOP Fuzz Face(ファズ)
ジミ・ヘンドリックス愛用のファズといえばファズフェイス。
おすすめはACアダプターに対応した、小さくなったファズフェイス・ミニです。
ジミ・ファンなら初期に愛用したゲルマニウムトランジスタ、後期に愛用したシリコントランジスタ両方のモデルを揃えたい。
ラインナップ:
- FFM1 Fuzz Face Mini Silicon(青):
FFM1は1970年代のシリコントランジスタを使用したFuzz FaceのMINI版。ブライトでアグレッシブなサウンド。
- FFM2 Fuzz Face Mini Germanium(赤):
1968-69年代のゲルマニウムトランジスタを使用したFuzz FaceのMINI版。わずかにミスマッチな特性のトランジスタの組み合わせによるウォームなサウンドが特徴。
- FFM3 Fuzz Face Mini Hendrix(水色):
FFM3はJHF1 Hendrix Fuzz Faceと同じ回路を使用したFuzz FaceのMINI版。太くてスムースなFuzzサウンドが特徴。
- FFM4 JOE BONAMASSA FUZZ FACE MINI DISTORTION(黒):
Joe Bonamassaのハムバッカーギターにフィットするように設計されたファズフェイス。厳選したゲルマニウムトランジスタを使用。
- FFM6 Band of Gypsys Fuzz Face Mini(赤/白ノブ):
ジミの最も有名なライブパフォーマンスで聴ける攻撃的で噛みつくようなファズトーン再現したモデル。
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YouTube – Dunlop Fuzz Face (動画)
Germanium vs Silicon Fuzz Face Which Is Best? JDF2 or JHF1?:
JIM DUNLOP JH-F1(ファズ)
JH-F1は、ジミがバンド・オブ・ジプシーズ時代に使用していたものを再現したモデルです。
シリコントランジスタ、ハンドワイヤリングなどのオリジナルスペックをはじめ、フィニッシュやノブも当時の仕様を忠実に再現しています。
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YouTube – JIM DUNLOP JHF1 (動画)
JIM DUNLOP JHMSシリーズ(ファズ)
JIM DUNLOP JHMSシリーズは、ジミ・ヘンドリックスの顔がデザインされたミニサイズのペダルです。
歪み系が3種とユニバイブ(コーラス/ビブラート)が1種の計4種がラインナップされています。
JHMS1 FUZZ FACE DISTORTION:
ジミがキャリア初期に使用していたゲルマニウムトランジスタを搭載したファズフェイスと、後期に使用したシリコントランジスタ搭載のファズ・フェイスをスイッチで切替可能にしたファズ。
バッファード/トゥルーバイパス切替可能。
JHMS2 OCTAVIO FUZZ:
オリジナルのOCTAVIOの回路をアップデート。ファズとアッパーオクターブは本体上部のスイッチで切替可能。
ファズはシリコントランジスタが採用されています。
JHMS4 BAND OF GYPSYS FUZZ:
70年代のバンド・オブ・ジプシーズのアルバムで聴けるシリコントランジスタ搭載のファズ・フェイスを再現したモデル(トーンコントロールが付いてる点も見逃せません)。
JHMS3 UNI-VIBE CHORUS/VIBRATO:
ジミが愛用したユニバイブを再現したモデル。
CHORUS/VIBRATOはスイッチで切替可能。
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YouTube – Jim Dunlop JHMS (動画)

歪み系でおすすめはゲルマニウムとシリコンの切り替えができるJHMS1 FUZZ FACE DISTORTIONですが、JHMS2はアッパーオクターブを切ることが出来ますし、JHMS4はファズフェイスにトーンが付いています、、、、
どれを買ったら良いのか迷いますが、小さく取り回しが良いのでこのシリーズで揃えてしまうのもありかも。
ROGER MAYER Axis Fuzz(ファズ)
Axis Fuzzは、1967年初頭、ジミ・ヘンドリックスのトーンバリエーションを増やす目的で開発された超ハイゲイン・ファズです。
Axis Fuzzは、アルバム「 Axis: Bold As Love」で使用したことで有名で、スタジオでは、AXISペダルを各トラック毎にモディファイし、他の機材と組み合わせてレコーディングされたといわれています。
またAxis Fuzzは、スティーヴィー・レイ・ヴォーンが愛用していたことでも有名です。
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YouTube – Roger Mayer Axis Fuzz (動画)
Roger Mayer Axis Fuzz guitar effects pedal demo:

MXR M267 OCTAVIO(ファズ)
シリコントランジスタ採用のOCTAVIO(オクターブファズ)がMXRサイズで登場です。OutputとFuzzのシンプルなコントロールにより直感的に音作り可能です。
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KEELEY Monterey Rotary Fuzz Vibe(ファズ&ワウ、モジュレーション)
Monterey Rotary Fuzz Vibeは、ファズとモジュレーション(オートワウ、ロータリーシミュレーター、バイブサウンド)が1台に詰まったジミ・ヘンドリックスなペダルです。
2つのフットスイッチ:
ペダルには2つのフットスイッチが用意されており、1つはファズのON/OFFで、もう1つはモジュレーション系エフェクトのON/OFFになります。
モジュレーションの選択:
モジュレーション系エフェクトはオートワウ、ロータリーシミュレーター、バイブの中から中央のピンスイッチにより1つを選択できます。
Octaveツマミ:
ペダルにはOctaveツマミが用意されており、アッパーオクターブとダウンオクターブのコントロールが可能です。
エクスプレッションペダル対応:
エクスプレッションペダルを接続することで、モジュレーションのスピードをコントロールしたり、ワウを足でコントロールすることが可能になります。
トゥルーバイパス:
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YouTube – keeley Monterey Rotary Fuzz Vibe (動画)
Keeley Monterey Rotary Fuzz Vibe Demo:

凄すぎて即ポチしそう。。。
メーカーサイトによりますとファズに使用されているトランジスタは”2つのヴィンテージのフェアチャイルドセミコンダクタートランジスタ”とありますので、正真正銘本物のファズです。
MARSHALL BLUESBREAKER(オーバードライブ)
長らく廃盤であったマーシャルのドライブペダルが復刻されました!!
BLUESBREAKERは、同じマーシャル系サウンドでも最初期のJTM45:1962 Bluesbreaker Comboのサウンドを再現したペダルで、ジミの愛用した時代のマーシャルサウンドを出すには最適なペダルです。
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YouTube – Marshall BluesBreaker (動画)
VOX V847-A(ワウ)
VOXの文字が眩しいワウ。ジミの代表的なワウを使ったプレーといえば Voodoo Child がおなじみです。ジミ・ヘンドリックス・シグネチャー・ワウも発売中です。
VOX V847-Aは、1960年代のオリジナルVOXワウのスペックをベースに設計されたワウです。9V電池の他にACアダプターでも使用でき、インプットジャックはエフェクトオフ時のギターサウンドに色付けをしないバッファが内蔵されています(旧モデルのVOX V847はバッファー未搭載です)。
また、ペダルのインダクタを新たに設計し、これまで以上にオリジナルVOXワウのスペックに肉薄し、トーンはもちろんのこと、ダイナミクスも向上。あらゆる音楽スタイルで使えるワウペダルに仕上がっています。
[ 定番ワウ ] VOXとJIM DUNLOPのワウ おすすめはどっち?[ 比較 ]
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YouTube – V847-A (動画)
VOX Wahペダル[V846-HW / V847A / V845]紹介映像:
FULLTONE Mini Deja Vibe(モジュレーション)
Mini Deja Vibeは、ジミが「マシンガン」でのプレイで披露したあの独特な揺れを忠実に再現したペダルです。
本物のユニバイブは、回路上にフォトセルと発光体が配置されていて、内部電圧はDC18Vであること。そしてシグナルパスにオペアンプを用いないディスクリート構成であることが絶対条件です。
Machine Gun (Live At Fillmore East, 1970 / 50th Anniversary):
Mini Deja Vibe:
Mini Deja Vibe MKIIは、世界最小サイズのユニバイブ(幅:約9.91cm、長さ:約10.41cm、高さ:約5.84cm)で、100%のアナログ回路で制作されています。EXPジャック搭載し、外部ペダルで揺れの速さをコントロールすることも可能で、もちろん18V仕様です。
ペダルタイプのMini Deja Vibe3も好評です。
Mini Deja Vibe3:
Mini Deja Vibe3は、MiniDejaVibeは通常のワウペダルよりも小さなスペースに本物のUniVibeのクローンを収めることに成功。
ペダルのヒール側にトゥルーバイパスのOn/Offスイッチを露出させることで、状況により、つま先、かかとのどちらを使っても快適なOn/Off切替が可能となっています。
さらにエフェクトON時にはVolumeノブを使って最大15dBの音量をブーストすることが可能です。
DC18Vアダプター付属。
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YouTube | Fulltone Mini Deja Vibe (動画)
Fulltone Mini Deja Vibe Mk II – Sound Demo (no talking):

Mini Deja Vibe MKIIは、エクスプレッションペダルを接続できるとのことですが、SPEEDノブが大きいので、足裏や側面を使ってコントロール可能です。
サウンドはもちろん本格派!!
J ROCKETT AUDIO DESIGNS Uni-Verb(モジュレーション)
Uni-Verbは、ジミの愛用で有名なユニバイブ(トレモロ/コーラス)にリバーブをプラスしたモデルです。
アイディアの元となるオリジナル機の特徴的なサウンドを忠実にキャプチャーしたうえで、使いやすいようにエフェクトのスピード幅を広げ、また出力も若干高く設定しています。
トゥルーバイパス、エフェクトループ搭載。
一般的なセンターマイナスのDC9Vのパワー・サプライ(180mA以上)で駆動しますが、内部で24Vに昇圧します。
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YouTube | J ROCKETT AUDIO DESIGNS Uni-Verb (動画)
J.Rockett Uni-Verb | Univibe & Reverb pedal:

Uni-Verbは、ユニバイブにリバーブ回路を搭載した2in1ペダル。
ユニバイブとリバーブの間にエフェクトループが搭載されているのもポイントで、間にエフェクターを繋いだり、4ケーブルメソッド接続により、リバーブのみをアンプの最終段(プリアンプの後ろ、パワーアンプの手前)に接続することも可能です。
アクセサリー
弦・Fender Jimi Hendrix Voodoo Child Strings
ジミ・ヘンドリックス愛用のギター弦が復活。
ジミ愛用のエレキギター弦は.010, .013, .015, .026, .032, .038とちょっと変則的なセットですが、スタックタイプのマーシャル・アンプを使用するジミには6弦が細いこのセットがちょうどよいサイズだったのでしょう。
お値段はちょっと高いですが、どジミ・ヘンドリックスになりきるには必須の弦かも。
弦の材質は甘く柔らかなトーンのニッケルと、バランスの良さが特徴のニッケル・プレーテッド・スチールの2種類。
弦の終端がボールエンドタイプとブレットエンドタイプが選べます。
✅ブレットエンド(弾丸)とはこんなやつ👇
✅こちらがボールエンド👇
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シールドケーブル・JIMI HENDRIX VOODOO CHILD CABLE
JIMI HENDRIX VOODOO CHILD CABLEは、ジミが愛用したヴィンテージスタイルのカールコードタイプのシールドケーブルです。
優れた音質とバランスを再現するOFC銅線シールドケーブルと、ジャックはストレートと平形L字プラグをラインナップ。
ケーブルの長さは直線30フィート(約9.15メートル)。
アメリカ製
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ストラップ・Souldier
Souldierストラップは、60~70年代のストラップを当時と同じ素材で制作されているストラップです。
ジミが愛用したストラップのレプリカも多数ラインナップされています。
アメリカ製
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ストラップ・JIM DUNLOP
ジムダンロップにもお手頃価格のジミ・ヘンドリックス・シリーズがあります。
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