ディレイエフェクター 定番から最新までおすすめ10選
初心者から上級者まで、ギター改造ネットが厳選したおすすめのディレイを紹介しています。
ディレイに迷ったらこの中から選びましょう!
ディレイとはこんなエフェクター
ディレイとは、原音に遅れた音を混ぜることで山びこ効果を与えるエフェクター。
ディレイには、ディレイタイムが長く、原音に忠実な音を返すデジタルタイプと、BBD(遅延素子)を使用し、ディレイタイムは短いですがテープエコーのような柔らかな音色が特徴のアナログタイプがあります。
最近ではデジタルでもアナログサウンドを再現したペダルやテープエコーのようなテープの回転ムラによる音の揺れ(モジュレーション効果など)を再現したディレイも人気です。
アンプにエフェクトループ/センドリターンがあれば、よりキレイなディレイをかけることが出来ます。
タップテンポ
近年では足でディレイタイムを調節できるタップテンポ機能付きのモデルが人気で、曲に合わせてスイッチを踏むことで瞬時にディレイタイムの設定変更することが可能なので便利です。
以下の動画のように別途タップテンポ用スイッチを接続するタイプもありますが内蔵されているモデルもあります。
符割を設定できるタイプは、4分で踏んでも8分や3連等に勝手に変更してくれるのでさらに使い勝手がよくおすすめです。
ディレイツマミの説明
E.LEVEL:
ディレイレベルを設定します。
F.BACK:
ディレイ音の反復回数を設定します。
D.TIME:
ディレイタイム調整します。フットスイッチによるタップテンポでも調整出来るものも多いです。
発振
発振とは、ディレイのフィードバック(リピート回数)を長めにセットして、ディレイをかけた状態でディレイタイムツマミを回すことでシュワシュワと音が鳴りっぱなしのハウリングのような状態になること。
トミー・ボーリンが有名。
James Gang – Standing In The Rain(0:20~を聴いてみて下さい):
テープエコーやアナログディレイ特有の技ですが、最近はデジタルでも再現可能なものもあります。
使いこなせるとカッコイイ技です。
ダブリング
ダブリングとは同じフレーズを2度以上重ねて録音し、左右に振り分けるなどして音に厚みを出すレコーディングテクニックですが、ディレイで再現する方法もあります。
やり方はステレオ対応のディレイを使用し、ディレイタイムを10~50ms程度のショートに設定し、二台のアンプに振り分ければOK。
ちょっと極端な例ですが、▼のランディー・ローズのギターソロもディレイを使ったダブリングの一種です>ステレオで聴いてください🎧。
Randy Rhoads Solo/Instrumental Jam 1982 with pics from last show:
そんなダブリングに特化したエフェクター、Mimiq Doubler(ミミック・ダブラー)もあります。
詳しくは:TC ELECTRONIC ディレイ一覧
おすすめのディレイ
ギター改造ネットが厳選したおすすめのディレイはこちらから。
BOSS
DD-8
コンパクトエフェクター・シリーズ最高峰、新しくなったBOSSのデジタルディレイDD-8は、11種類のディレイ・モードを搭載。
6.4秒だったディレイタイムが最大10秒に(DD-7▶DD-8)。
タップテンポにももちろん対応です。
多彩なディレイモード:
DD-8には11種類のディレイモードが搭載されています。
タップテンポ:
DD-8は最大10秒のディレイタイムをサポートし、タップテンポ機能にも対応しています。
キャリーオーバー:
キャリーオーバースイッチにより、エフェクトをOFFにした際にディレイ音を残すか、残さないかを選択できます。
ステレオ対応:
DD-8は3つのステレオアウトプットモードを搭載しており、完全独立ステレオ、パンニング、ワイドステレオのいずれかを選択できます。
接続方法に応じて多彩な出力設定が可能です。
外部コントロール:
2つの外部フットスイッチを接続することで、全てのディレイモードで個性的なツイスト効果を付加できます。
また、エクスプレッションペダルにも対応しており、リアルタイムでディレイタイムなどを操作できます。
ディレイ・モード:
- Analog:クラシックな、BBDを使用したアナログ・ディレイ・サウンドを再現
- Standard:クリアなデジタル・ディレイ
- Tape:ビンテージのテープ・エコーがベースのサウンド
- Warm:マイルドで温かみのあるデジタル・ディレイ
- Reverse:逆再生されたディレイ・サウンド
- +RV:リバーブが付加されたデジタル・ディレイ
- Shimmer:ピッチ・シフトされた音を付加したディレイ・サウンド
- Mod:ゆらぎのあるデジタル・ディレイ
- Warp:幻想的なアンビエント・サウンド。ペダル・スイッチをホールドすることで、フィード・バックとレベルが上昇します
- GLT:新開発の機関銃のようなディレイ・サウンド。FEEDBACKとTIMEを調節することで様々な効果が得られます
- Loop:最大40秒の録音/オーバーダブが可能なルーパー(ステレオ使用時は最大20秒)
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YouTube | BOSS DD-8 (動画)
BOSS DD-8 Digital Delay – Sound Examples:
BOSSのコンパクトエフェクターの最高峰 DD-8。
コンパクトでここまでの機能を持ったディレイは素晴らしすぎます👍
タップテンポスイッチやエクスプレッション・ペダルも一緒に購入したいですね。
DM-2W
BOSS Waza Craft DM-2Wは、BOSSの伝説的なコンパクトアナログディレイDM-2をWaza Craftシリーズの復刻させたモデルです。
フルアナログ回路設計:
DM-2Wは、BBD(遅延素子)を使用したフルアナログ回路を採用しており、暖かく魅力的なディレイサウンドを提供します。
サウンドモード:
DM-2Wには2つの異なるサウンドモードが搭載されています。
- スタンダード:
オリジナルDM-2のディレイサウンドを完全再現したモード(ディレイタイムは20-300ms)。 - カスタム:
アナログ独特の暖かさを保ちつつ、よりクリアで明瞭なディレイサウンドを生成します。さらに、オリジナル機より2倍以上長い最大800msのディレイ・タイムを実現。
ステレオ出力に対応:
2系統のアウトプット端子を備え、ディレイ音とダイレクト音を別々に出力可能。
エクスプレッションペダル対応:
ディレイタイム(RATE)を足元でリアルタイムに操作するためのエクスプレッションペダルにも対応しています。
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YouTube – DM-2 boss (動画)
BOSS DM-2W Delay Sound Preview:
80年代の名機が蘇る!80年代のDM-3(DM-2の後継)は所有していますが、ディレイタイムが短いのがネックでしたがこれならOK👍
アナログなので発振もします(2:20~)。
RE-202 Space Echo
RE-202 Space Echoは、ローランドRE-201のテープエコーのサウンドを忠実に再現し、さらにさまざまな機能を追加したディレイエフェクターです。
RE-201 Space Echoの再現:
RE-202はローランドRE-201 Space Echoのサウンドと振る舞いを高度に再現します。
拡張されたREPEAT RATE:
オリジナルのRE-201の2倍のREPEAT RATEを提供し、温かく個性的なエコー・サウンドを拡張できます。
12種類のサウンドバリエーション:
4つの再生ヘッドを組み合わせることで、12種類のサウンドバリエーションを実現します。
リバーブエミュレーション:
忠実に再現されたオリジナルのSPRING REVERBに加え、HALL/PLATE/ROOM/AMBIENCE、合計5つのリバーブ・タイプを搭載しています。
テープコンディションの再現:
新品のテープと使い古したテープ、2つのコンディションを再現したモードを搭載して、テープサウンドにバリエーションをもたらします。
SATURATIONノブ:
プリアンプの歪み具合をコントロールできます。
WOW&FLUTTERノブ:
RE-201の独特なエコー音の揺らぎを再現可能です。
2つのINPUTモード:
様々な機器の入力レベルに対応する2つのINPUTモードを提供します。
WARPとTWIST効果:
本体のフットスイッチを長押しすることで、WARP(ゆがみ)とTWIST(発振)効果を生成できます。
ダイレクトサウンドオプション:
アナログ・ドライ・スルーとRE-201のプリアンプのシミュレート・サウンドから選択して出力可能です。
プリセット保存:
お気に入りの設定を本体操作で4個、外部MIDI機器からのコントロールで最大127個まで保存・呼び出しが可能です。
タップテンポ機能:
足元の操作でREPEAT RATEを設定可能です。
キャリーオーバー機能:
エフェクトをOFFした際に残響を残すか、残さないかを選択可能です。
ステレオ入出力:
ステレオ対応の入出力端子を装備しています。
コントロール端子:
外部フットスイッチ、エクスプレッションペダル、MIDI制御のためのコントロール端子が充実しています。
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YouTube | BOSS RE-202 (動画)
BOSS RE-202 Space Echo:
テープエコーやアナログディレイのような発振もします(動画の8分過ぎから)。
発振といえば私の好きなトミー・ボーリンが有名で、アナログディレイでも出来るのですがディレイタイムが短すぎますし、デジタルだと音が消えてしまって出来ないものも多いのです。
RE-2 Space Echo
RE-2 Space Echoは、テープ・エコーの名機 ローランドRE-201 Space Echoのサウンドと特徴をコンパクトなサイズで再現しつつ、いくつかの機能を追加搭載したモデルです。
RE-201 Space Echoの再現:
ローランドRE-201 Space Echoのサウンドと振る舞いを高度に再現したコンパクト・ペダルです。
ロングディレイ:
温かみのある唯一無二のエコーサウンドは、オリジナルの2倍の長さで使用できます。
内蔵SPRING REVERBの再現:
オリジナルの内蔵SPRING REVERBを完全に再現しています。
11種類のサウンドバリエーション:
3つの再生ヘッドとリバーブを組み合わせることで、11種類の異なるエコーサウンドを実現します。
WOW&FLUTTERノブ:
RE-201の特徴であるエコー音の揺らぎを再現可能です。
タップテンポとTWIST効果:
本体のフットスイッチを長押しすることで、タップテンポの入力やエコー音の発振状態をつくり出すTWIST効果を使用できます。
ダイレクト音オプション:
アナログ・ドライ・スルーとRE-201のプリアンプ・シミュレート・サウンドから選択して出力できます。
キャリーオーバー・スイッチ:
エフェクトをOFFにした際に残響を残すか、残さないかを選択できます。
ステレオ入出力:
ステレオ対応の入出力端子を備えています。
外部コントロール:
外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダルを接続することで、さまざまなパラメーターを足元でコントロールできます。
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YouTube | BOSS RE-2 (動画)
BOSS: RE-2 Space Echo:
コンパクトなRE-2を選ぶかフルサイズのRE-202を選ぶか迷いますね。
どちらのモデルもタップテンポ搭載ですし、足りない機能は外部エクスプレッションペダルで補うことも可能です。可愛さならRE-2ですけどね😊
JIM DUNLOP
EP103 Echoplex Delay
Jim DunlopのEP103 Echoplex Delayは、テープエコーの定番 Maestro “Echoplex" EP-3のサウンドをシミュレートしたディレイペダルです。
エコープレックスEP-3のサウンドシミュレーション:
EP103 Echoplex Delayは、伝説的なエコープレックスEP-3のサウンドを再現しています。
ディレイタイム:
ディレイタイムは65~750msですが、外部のタップテンポ・スイッチを接続することで、最大4000msのディレイタイムまで拡張できます。
AGEモード:
テープエコー特有のテープ・サチュレーション(歪み)を増幅する機能も搭載しています。
ボリュームノブを押すことでエイジモードに切り替わります。
ブースター/プリアンプ機能:
オリジナルのMaestroエコープレックスは、エコー機能だけでなく、ギター信号を増幅するブースター/プリアンプとしても評価されています。
EP103 Echoplex Delayは単独ではブースター機能は利用できませんが、同社のテープエコー系ブースター Echoplex Preampと組み合わせることでオリジナルのEchoplex EP-3が完成します。
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YouTube | Jim Dunlop EP103 Echoplex Delay (動画)
Dunlop EP103 Echoplex Delay Pedal Demo:
サウンドが素晴らしいですね。
オリジナルのテープエコー同様”発振”もします👍(4:45~)。
CATALINBREAD
Belle Epoch
CatalinbreadのBelle Epochは、Maestro Echoplex EP-3のテープエコーを忠実に再現したエフェクトペダルです。
テープエコーの再現:
Belle Epochは、ジミー・ペイジ、ブライアン・メイ、トミ・ボーリン、ヴァン・ヘイレンなどの有名ギタリストが愛用したMaestro Echoplex EP-3のテープエコーサウンドを再現します。
内部トリムポット:
ペダル内部にあるトリムポットを使用して、Belle Epochのディスクリートプリアンプのゲインとボリュームをプリセットできます。
これにより、ユニティゲインからラウドなファズブーストなど、さまざまな効果を作成できます。
強くアタックすれば、素晴らしい飽和感を持つサウンドが得られます。
トゥルーバイパス/バッファード切替:
Belle Epochはトゥルーバイパスとバッファード切替えが可能です。
ディレイタイム:
Belle Epochは、オリジナルのEchoplexと同じく、80msから800msまでのディレイタイムを提供します。
これにより、短いディレイから長いディレイまで幅広いサウンドを実現できます。
ブースター/プリアンプ機能:
Belle Epochにブースター機能はありませんが、同社のテープエコー系ブースター Epoch Boostと組み合わせることで現代版EchoPlex EP-3の完成です!
※2022年モデルよりカラーがブラック/シルバーになりました。
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YouTube – CATALINBREAD Belle Epoch (動画)
Catalinbread / Belle Epoch【デジマート製品レビュー】:
テープエコーらしいこもった音が再現されています。
動画冒頭で見られますが、しっかり発振もしますね👍
クラシックEP-3テープサウンドをはじめとする6タイプのディレイを搭載したCATALINBREAD Belle Epoch Deluxeも発売中。
Belle Epoch Deluxeはタップテンポにも対応し、専用のスイッチCB Tapを接続し、また他のエフェクターをCB TapのTAP端子に繋ぐことでBelle Epoch Deluxeとテンポの同期をさせることも可能です。
※同期できるタップテンポタイムは800msまで。
※BOSSエフェクター等一部のタップテンポには応答しないモデルがあるようで、応答しないモデルを接続した場合LEDが点灯しません。
Catalinbread: CB TAP with Belle Epoch Deluxe (New Look!):
ELECTRO-HARMONIX
Deluxe Memory Man
エリック・ジョンソンやU2のThe Edgeも愛用するアナログ・ディレイの名機デラックス・メモリーマン Deluxe Memory Man。
Memory Man ラインナップ:
Deluxe Memory Man:
高品質で希少なBBD素子を採用することでウォームでリッチなサウンドを実現。
コーラス/ビブラートも内蔵されており、CHRS/VIBRスイッチで切替えて使用します(DEPTH0で強さの調整)。
ディレイタイム最大550mS。
小さくなったNano Deluxe Memory Manも。
※Nano Deluxe Memory ManにはChorus/Vibratoのスイッチは搭載されていませんが、Chorusの設定時にはRATEノブを9時方向、Vibratoの設定時には2時方向に設定します。
RATEノブでモジュレーション・スピードを変化させるには、DEPTHノブを反時計回りに回し切った状態(モジュレーション無効)以外のポジションに設定してください。
Deluxe Memory Man TT 550:
オリジナルモデルに加え、タップテンポやモジュレーション、エフェクトループ、等が加わったことで、オリジナルよりもさらに独創的な効果を得られます。
ディレイタイム最大550mS
Deluxe Memory Man 1100-TT:
BBD素子の採用によりウォームでリッチなサウンドを実現。
さらにタップテンポ、モジュレーション等が加わりオリジナルよりもさらに独創的な効果を得られます。ディレイタイム最大1100mS
Stereo Memory Man Hazarai:
マルチタップ・ディレイ、エコー、リバースエコー、タップテンポ、ルーパーなど、コンパクトなペダルにディレイの全てを網羅しています。
Delay Time最長3秒、Loop Time最長30秒
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YouTube – Deluxe Memory Man (動画)
Electro Harmonix Deluxe Memory Man XO:
Ibanez
ES3 Echo Shifter
ES3 Echo Shifterは、テープエコー風のデザインが人気のディレイペダルです。
ES3 Echo Shifterは、旧モデルであるES2のアナログモードに加えて、新たにデジタルディレイモードを搭載し、ディレイタイムはアナログモードでは40msから600ms、デジタルモードでは40msから1500msまで設定できます。
インピーダンス切り替えスイッチ:
ギターやベースだけでなく、ライン(エフェクトループ)などにも接続できるように、インピーダンス切り替えスイッチが備えられています。
タップテンポ対応:
テンポに合わせてディレイタイムを調整できるタップテンポ機能が搭載されています。
OSCILLATIONモード:
TAP/OSCスイッチを長押しすることで、強烈な発振を起こすOSCILLATIONモードが搭載されています。
モジュレーションスイッチ:
テープエコー風の音の揺れを再現するためのモジュレーションスイッチが搭載されています。
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YouTube | IBANEZ ES3 (動画)
Ibanez Echo Shifter ES3 – Analog setting:
MXR
Carbon Copy Analog Delay
MXR Carbon Copy Analog Delayは、クラシックなアナログディレイ・サウンドを持ったペダルです。
アナログディレイ:
Carbon Copyは、アナログディレイ効果を再現するためにBBD(Bucket Brigade Device)遅延素子を採用しています。
これにより、ディレイされた音が柔らかで徐々に減衰していくアナログディレイサウンドを得ることができます。
ディレイタイム:
Carbon Copyのディレイタイムは最大600ms。
モジュレーション:
MODボタンを押すことでペダルにはモジュレーション(軽い揺れ)をかけることが出来ます。
モジュレーションは内部の2つのトリムポットを使用して調整します。
ラインナップ:
Carbon Copy Analog Delayには他に3つのラインナップがあります。
Carbon Copy Bright Analog Delay (M269SE):
より明るい音色が特徴のモデル。
Carbon Copy Deluxe (M292):
ディレイタイムが2倍(40msから1,200ms)に拡張され、タップテンポ機能とブライトスイッチが追加されたモデル。
Carbon Copy Mini (M299):
ミニサイズのデザインで、ブライトスイッチを搭載しています。
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YouTube – MXR Carbon Copy (動画)
MXR / M169 Carbon Copy Analog Delay【デジマート製品レビュー〜THE定番】:
STRYMON
BRIG
Strymon BRIGは、dBucketテクノロジーを使用して、3つの異なるアナログディレイモードを提供するエフェクトペダルです。
ディレイモード:
- [3205]:
ディレイタイムは30~300ミリ秒で、単一の低電圧設定のMN3205 BBDチップを使用したビンテージ・ディレイモードです。ザラザラとしたリピート音で、スラップバック、リード、SFサウンドに適しています。 - [3005]:
ディレイタイムは100ミリ秒から1秒で、2つのMN3005 BBDチップを高電圧設定で使用したビンテージディレイモードです。ドリーミーな音質で、より長いディレイタイムが実現されています。 - [multi]:
2つのクロス結合されたステレオBBDディレイラインを使用したモードで、黄金比のリピート音を再生し、複雑なサウンドスケープを生成します。
MIX:
ミックスノブにより、ディレイミックスをフルドライからフルウェットまでコントロールできます。
ノブ設定が3時の位置にあると、50/50のミックスが得られます。
MOD:
MODノブにより、ディレイタイムにコーラスやテープエコーのような揺れ(LFOモジュレーション)を加えることができます。
深さと速度を調整できます。
FILTER:
アナログディレイ特有のノイズ(音のこもり)を調整できます。
ノブを2時以降に回すとノイズを減少させることができます。
- 外部機器との接続によるコントロールが可能なTRS MIDI/Expジャック搭載。
- TRSエクスプレッションペダル(デフォルト設定)は、Expression Pedal、Favorite、Tap、Infinite、MIDI Mode の5つのモードのいずれかで動作するように選択&設定できます。
- フルMIDI対応。300のプリセット保存、リアルタイムのパラメータ制御が可能。
- TRSジャックを介したフルステレオ入出力。
- DAW MIDI制御およびファームウェア更新のためのUSB-Cを装備。
- トゥルー/バッファードバイパス切替可能。
- 9V DC 電源 センターマイナス、最小電流 250mA
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YouTube | STRYMON BRIG (動画)
Strymon Brig dBucket Delay – Deep Dive with Sound Designer Pete Celi:
テープエコーやアナログディレイ好きにはたまらないペダル。
発振もするし、モジュレーションもかけられます。タップテンポはフットスイッチの長押しで操作可能になり、譜割り“SUB DIVISIONS”はTIMEノブで行うようです(24分~)。
DECO
Strymon DECO TAPE SATURATION & DOUBLETRACKER は、テープデッキのサウンドをエミュレートし、テープサチュレーションによるコンプレッション(ブースター)とテープエコーサウンドを再現するエフェクトペダルです。
※写真は旧モデル
テープサチュレーション(左側のつまみ):
SATURATIONノブを回すことで、テープサチュレーションの強度を調整できます。
これにより、クリーンブーストからコンプレッションの効いたオーバードライブまでを調整できます。
ダブルトラッカー(右側のつまみ):
ダブルトラッカーノブを使用し、テープフランジング、ダブルトラックコーラス、スラップバック、テープエコーなど、さまざまなエフェクトを調整できます。
ディレイタイムはショートディレイから500msのロングディレイまで調整可能で、ステレオで出力すれば効果が倍増します。
その他の特徴:
STRYMON DECOがV2は、旧モデルからコントロールが一新され、Toneノブが追加されたほか、エクスプレッションペダルなどの外部ペダルの接続、さらにファームウェアのアップデートやMIDI接続ができるUSB-Cポートに加え、 MIDIを操るためのTRS MIDIジャック、モノラル / ステレオ切り替え可能なフルステレオ入出力、プレミアムJFET入力が搭載されました。
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YouTube | STRYMON DECO (動画)
Deco Tape Saturation & Doubletracker pedal:
El Capistan
Strymon El Capistan V2は、ヴィンテージ・テープエコー機のサウンドを忠実に再現し、多彩なテープエコーエフェクトを提供するディレイペダルです。
テープヘッドの切り替え:
- Fixed:
固定ヘッド・モード。単一のテープヘッドが使用され、選択されたヘッドでのサウンドを提供します。 - Multi:
マルチヘッド・モード。複数のテープヘッドが使用され、異なるタイミングでのディレイが作成されます。 - Single:
シングルヘッド・モード。一つのテープヘッドが使用され、クラシックなテープエコーサウンドを提供します。
サウンド・オン・サウンド:
録音した音が繰り返されるサウンド・オン・サウンド(SOS)モードに対応しています。
WOW & FLUTTER、TAPE AGE:
テープエコー特有のピッチの揺れを調節するWOW & FLUTTER、テープの劣化具合を表現するTAPE AGEつまみを搭載しています。
SPRINGノブ:
SPRINGノブは、ローランドRE-201のテープエコーなどに搭載されていたスプリングリバーブのサウンドを追加できます。
その他の特徴:
V2モデルになり旧モデルからコントロールが一新。
エクスプレッションペダルなどの外部ペダルの接続、ファームウェアのアップデートやMIDI接続ができるUSB-Cポート、 MIDIを操るためのTRS MIDIジャック、モノラル / ステレオ切り替え可能なフルステレオ入出力、プレミアムJFET入力が搭載されました。
※こちらは旧モデル
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YouTube – STRYMON El Capistan (動画)
Universal Audio
Orion Tape Echo
Universal AudioのOrion Tape Echoは、70年代のビンテージテープエコーであるMaestro Echoplex EP-3のサウンドを再現したペダルです。
テープの質感:
Orion Tape Echoには、中央のピンスイッチを使用して、Mint、Worn、Oldといった異なるテープの質感を切り替えることが可能です。
トゥルーバイパス/バッファードバイパス:
ペダルにはトゥルーバイパスとバッファードバイパスの切り替えオプションがあり、サウンドに対する影響を最小限に抑えつつ、ペダルをオン/オフできます。
プリアンプのオン/オフ:
Orion Tape Echoには、プリアンプをオンまたはオフに切り替えるオプションも提供されています。
これにより、プリアンプのサウンドを使用するかどうかを選択できます。
※Maestro Echoplex EP-3は繋ぐだけで音が太くなるというプリアンプ~ブースター機能が人気でもありました。
Orion Tape Echoはそれを再現したものだと思われます。
USB Type-C2対応:
Orion Tape Echoには、製品登録やファームウェアのアップデートに使用するUSB Type-C2が搭載されています(ケーブル別売)。
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YouTube – Universal Audio Orion Tape Echo (動画)
Universal Audio UAFX Orion Tape Echo × 菰口雄矢:
Starlight Echo Stationや、Del-Verb Ambience Companionは3つのディレイタイプが搭載されているモデルですが、こちらのOrion Tape EchoはEP-3に特化したペダルになります。
やはりテープエコーの音は良いですね。
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