ホテル・カリフォルニアで有名なアメリカ・ウエストコーストロックの雄イーグルスの歴代4人のギタリスト「バーニー・リードン」、「ジョー・ウォルシュ」、「ドン・フェルダー」、「グレン・フライ」が実際に使用していた機材を元に、彼等の音を忠実に再現できるおすすめのギター、アンプ、エフェクター、アクセサリー等を詳しく紹介しています。

音作り
アメリカのバンド「イーグルスの機材」は、GIBSON、FENDERのギターに、FENDERやMESA BOOGIEなどのアンプを使用しています。


このページでは、イーグルスのサウンドを再現するためのギター、アンプ、エフェクターなどの機材を紹介しています。
ギター
イーグルスのメンバーが愛用したギター、もしくはなりきるためのギターを紹介しています。
FENDER Telecaster

イーグルス初期に在籍していたギタリスト、バーニー・リードンやジョー・ウォルシュ、ドン・フェルダーが愛用するテレキャスター。
カントリー色を出すのには最適なギターで、バーニー・リードン(フロントにハムバッカーをマウントしたローズ指板のテレキャスターを愛用)以外はメイプル指板のテレキャスターを愛用することが多いようです。




メイプル指板なら1950年代のモデル 50s Telecasterが最適です。
50s Telecaster:

GIBSON Les Paul Standard

4thアルバム”One Of These Night”から正式加入するドン・フェルダーがメインで愛用するのはレスポールです。

ジョー・ウォルシュもレスポールコレクターで有名です。

バーニー・リードンのレスポールはミニハムバッカー搭載のデラックス。


グレン・フライは塗装を剥いだ?レスポールカスタムを愛用しています。


Les Paul Standard:
Les Paul Deluxe:
Les Paul Custom:

GIBSON EDS-1275

ホテル・カリフォルニアで有名なSGシェイプのWネックEDS-1275(12弦、6弦)です。
過去にはドン・フェルダーが使用したホワイトカラーのEDS-1275が、Don Felder “Hotel California” EDS-1275として発売されていましたが現在は廃盤。
通常版との違いは、カラーがホワイトの他、2ボリューム1トーン、アウトプットが12弦用、6弦用で2つあり、ドンは12弦用の方をレスリースピーカーに繋ぎ使用していました。

Don Felder “Hotel California” EDS-1275
Eagles – Hotel California Live


Don Felder’s guitars and live gear:
もちろん通常のEDS-1275でも良いでしょうし、最近は12弦ギターのサウンドのでるエフェクターもありますのでそちらで代用しても良いでしょう。
YouTubeで動画を見るSound’s pill #1 Gibson Don Felder EDS-1275. Eagles Hotel Califonia:
GIBSON ES-330

Eaglesの1977年のライブEagles Live At The Capital Center March 1977でグレン・フライが使用しているギターはGIBSON ES-330。

ES-330はES-335に似ていますが、ボディ内部にセンターブロックのないのが特徴でエピフォン・カジノに近い仕様になっています。
後ろに見えるのはフェンダーの(デラックスリバーブになる前の)デラックスアンプでしょうか。
アンプ
イーグルスのメンバーが愛用したギターアンプ、もしくはなりきるためのギターアンプを紹介しています。
FENDER DELUXE REVERB ( 22W )

グレン・フライ、バーニー・リードン共に小型のフェンダーアンプを愛用しているのが確認できますIN CONCERT, BBC TV 1973より~。

別のライブ(Eagles Live At The Capital Center March 1977)では、グレン・フライは60年代のFENDER DELUXE AMP(リバーブが搭載される前のブラックフェイス期のアンプ)を使っているのが確認できます。

現行モデルではこのデラックスリバーブですね。
デラックスリバーブは、出力が22Wのお手頃サイズなのでマスターボリューム仕様ではありませんが比較的ドライブさせやすいアンプです。
Spec;
- スピーカー:
1×12″(Jensen C12K) - 真空管:
4×12AX7、2×12AT7、2×6V6、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
622×445×241mm、19.1kg
※Tone Masterシリーズはデジタルアンプになります。
※現行のデラックスリバーブにはブラックフェイスの65、64、シルバーフェイスの68モデルがラインナップされていますが 64 DELUXE REVERBはハンドワイヤード仕様、Tone Masterシリーズは真空管未使用のデジタルアンプになります。
FENDER TWIN REVERB ( 85W )

同じEagles Live At The Capital Center March 1977でジョー・ウォルシュが使用しているアンプ(ヘッド)は、よく見えませんがフェンダーのショーマンアンプでしょうか?


Fender Showmanは、廃盤ですが現行モデルではTWIN REVERB(コンボ)に近い仕様です。
Spec;
- スピーカー:
2×12″(JENSEN C12K) - 真空管:
4×12AX7、2×12AT7、4×6L6 - サイズ・重量:
673×504×267mm、29kg
※現行のツインリバーブにはブラックフェイスの65モデル、シルバーフェイスの68モデルがラインナップされています。Tone Masterシリーズは真空管未使用のデジタルアンプになります。
FENDER PRINCETON REVERB ( 15W )

さらに小さなアンプですとブラックフェイス期のモデルを再現した’65 PRINCETON REVERBもおすすめです。
内蔵された10インチスピーカーはブーミーになることなく自宅でも安心して使えるサイズです。
リバーブ、トレモロ搭載。
※このPRINCETONアンプは、ドン・フェルダーも愛用するMESA BOOGIEの元になったアンプで、MESA BOOGIEの創業者”ランドール・スミス”は、このPRINCETONに同じフェンダー・ベースマンの回路を組み込み、マスターボリュームを搭載したのが始まりと言われています。
Spec;
- スピーカー:
1×10″(Jensen C10R) - 真空管:
3×12AX7、1×12AT7、2×6V6、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
505×406×241mm、15.7kg
※現行のプリンストンリバーブにはブラックフェイスの65、64、シルバーフェイスの68モデルがラインナップされていますが64 PRINCETON REVERBはハンドワイヤード仕様、Tone Masterシリーズは真空管未使用のデジタルアンプになります。
FENDER 57 Custom Champ ( 5W )

ジョー・ウォルシュは小型アンプの名機「FENDER Champ」の愛用者でもあり、Rocky Mountain Wayではツイードチャンプを、Funk #49ではブラックフェイスのチャンプを使用したそうです。


参考:日本語に翻訳済み
Joe Walsh’s Fender Tweed Champ – Ground Guitar
Joe Walsh’s Fender Blackface Champ – Ground Guitar

FENDER 57 Custom Champは、フェンダー最初期のシンプルなシングルエンドアンプですが、ボリュームを上げることで得られるナチュラルなオーバードライブ・サウンドが人気で、ジョー・ウォルシュをはじめ、エリック・クラプトンなどもレコーディングで使用したと言われる人気のアンプです。
FENDER 57 Custom Champは、ヴィンテージ同様に単板のパイン材をフィンガー・ジョイントで組み込んだキャビネット、Point to Pointによるハンド・ワイアリング回路、Fenderが自社にて開発した“Pure Vintage Yellow Amp Capacitor”の使用など、こだわり抜いて生産されたモデルです。
スピーカーは特別設計されたウェーバー製アルニコスピーカーが搭載されています。
Spec;
- スピーカー:
1×8″Weber社製Alnicoスピーカー - 真空管:
1×12AY7、1×6V6、5F1 - サイズ・重量:
343×318×193mm、約7.4kg
YouTubeで動画を見るTokyo Guitar Show 2009 report-07: FENDER ’57 CHAMP REISSUE:
「レイラみたいな音も出るよ!」と、シェーン・ニコラスさんが実演してくれています。

MESA BOOGIE MARK FIVE

イーグルスのライブEagles Live At The Capital Center March 1977を確認すると、ドン・フェルダーはMESA BOOGIEのアンプを使用していたようです。

このライブで聴けるドン・フェルダーのサウンドは、レスポールにしろ、テレキャスターにしろめちゃくちゃ良い音しています。
現行モデルなら、MESA BOOGIE / MARK FIVEシリーズはいかがでしょう。
MARK FIVEシリーズは25 ( 10W / 25W )と、35 ( 10W / 25W / 35W )、100 ( 10W/ 45W / 90W )がラインナップされ、ライブから自宅まで非常に使いやすいアンプになっています。

エフェクター
イーグルスのメンバーが愛用したギターエフェクター、もしくはなりきるためのギターエフェクターを紹介しています。
TC Electronic Combo Deluxe 65

TC Electronic Combo Deluxe 65は、イーグルスのメンバーが愛用したフェンダーの1965年のデラックスリバーブアンプのサウンドを再現したペダルです。
TC Electronic Ampworx Vintage Series:
Combo Deluxe 65は、1965年のFender Blackface Deluxe Reverbのサウンドを再現したギター用デュアルチャンネルプリアンプペダルです。
フットスイッチモード:
AMPWORXは、デュアルチャンネルモードとバイパスモードの2種類のフットスイッチモードが備わっており、用途に応じてCHANNELフットスイッチの機能を変更することができます。
両方のフットスイッチを同時に押すことで、フットスイッチモードが切り替わります。
- デュアルチャンネルモード:
デュアルチャンネルモードでは、AMPWORXペダルは常にONの状態になっていて、CHANNELスイッチを踏むたびにGREEN/RED 2つのアンプチャンネルを切り替えることができます。
- バイパスモード:
バイパスモードは、CHANNELスイッチでペダルのON/OFFを行うモードで、GREEN/REDのチャンネルはデュアルチャンネルモードで最後に選択したチャンネルが適用されます。
- GREENチャンネル:
1965 Fender Blackface Deluxe ReverbのNORMALチャンネルサウンドがベースになっています。 - REDチャンネル:
1965 Fender Blackface Deluxe ReverbのVIBRATOチャンネルサウンドがベースになっています。
主な特長
- 1965 Fender Blackface Deluxe Reverbのサウンドを完全に再現
- リアルなサウンドとディティールを提供する革新的なTC AMPWORXモデリングテクノロジー
- オリジナルユニットのNormal Channel/VIBRATO Channelそれぞれをベースにした2チャンネルを切り替え可能
- オリジナルユニットと同様のGIBBSスプリングリバーブユニットからキャプチャされた4秒のIRを使用した高品質なコンボリューションリバーブを搭載
- Celestion公式 1 x 12” G12M Creamback IRキャビネットシミュレータを搭載
- サウンドの表現を広げるREVERB TONE、BRIGHT SWITCH、MIDDLE CONTROLを搭載
- 自宅での練習に最適なヘッドホンアウト
- ホームレコーディングに使用可能なDIアウトプット
- 9V センターマイナス 300mA (電源アダプター別売り、電池駆動不可)

Ampworx Combo Deluxe 65′ -TC Electronic:

DigiTech Mosaic

DigiTech Mosaicは、12弦ギターの音色を6弦で再現するためのエフェクターです。これがあれば Hotel Californiaの12弦サウンドも可能です。
LEVEL:
1オクターブ上のエフェクトサウンドのレベルを調整します。上げることで12弦ギターのような音色を強調したり、控えめにすることができます。
TONE:
エフェクト全体のブライトネス(明るさ)を調整します。
トゥルーバイパス:
DigiTech Mosaic 12-string Guitar Emulation Pedal Review by Don Carr:

BOSS RT-2 Rotary Ensemble

BOSS RT-2 Rotary Ensembleは、ドン・フェルダーも「ホテル・カリフォルニア」で使用したレスリースピーカー(ロータリースピーカー)のサウンドをコンパクトペダル・サイズで再現したエフェクターです。
新開発の3つのモードを搭載し、クラシックなロータリー・トーンからモダンで広がりのあるサウンド、さらにDRIVEコントロールにより真空管アンプ風のサチュレーションを加えることもできます。
コントロール
- DRIVE:
RT-2は、DRIVEノブが搭載され、真空管アンプ風のサチュレーションを加えることができます。DRIVEノブにより、飽和感のあるロータリー・エフェクトや、歪みとうねりが組み合わさった存在感あるリード・トーンを作り出すことも可能です。また、背面のスイッチをBALANCEに切り替えると、DRIVEノブでトレブル/ベース・ローターの音量バランスを設定できます。 - FAST/SLOW:
回転速度をFASTとSLOWノブから2パターン設定でき、中央のバーチャル・ロータリー・ディスプレイで視覚的にスピードを確認できます。FASTとSLOWはペダルスイッチで切り替えられます。RT-2は回転速度を切り替えた際にローターが加速もしくは減速することによって生まれる音色変化も再現しており、背面のRISE/FALL TIMEスイッチでトランジション・スピードを2パターンより選択できます。

3つのモード
RT-2は、BOSS最新のモデリング技術による3タイプのモードを搭載しています。
- Mode I:
ヴィンテージ・ロータリー・スピーカーのサウンドを忠実に再現したモード。 - Mode II:
MODE Iよりもワイド・レンジで明るいロータリー・エフェクトです。アンサンブルでの抜けのよさと、広がりのある揺らぎを両立しています。 - Mode III:
MODE IIの音抜けの良さはそのままDRIVEの可変幅を拡張し、オリジナルでは成し得ない深い歪みまで作り出します。また、強い回転感も特徴です。激しい揺れと歪みの中でも輪郭を保ったサウンドは、インパクトのあるギター・ソロや、印象的なアルペジオなど、表現の幅を大きく広げます。
ステレオ・フットスイッチ/エクスプレッションペダルに対応:
ステレオ入出力や外部フットスイッチ/エクスプレッション・ペダル対応により、リアルタイム・コントロールの幅も広く、エフェクトのON/OFFやFAST/SLOWの切り替え、BRAKE機能も自在です。

BOSS: Rotary Ensemble RT-2:
コメント:
レスリースピーカー(ロータリースピーカー)なので、フェイザー的な揺れから、ハモンドオルガンのようなぶ厚い揺れまで再現できます。
また、ステレオ対応なので、音に広がりを与えたいときも便利ですね。
JIM DUNLOP EP103 Echoplex Delay

JIM DUNLOP EP103 Echoplex Delayは、テープエコーの名機マエストロ「Maestro Echoplex EP-3」を再現したディレイペダルです。

テープエコーは現在主流のデジタルディレイと比べると柔らかなサウンドで、またテープエコーのプリアンプはつなぐだけで音が太くなると言われ、当時のギタリストの多くが愛用していました。
ジョー・ウォルシュの曲 ”Asstonpark~Woman” のような柔らかなディレイサウンドを出すならやはりテープエコーを模したペダルが良いですよね。
JAMES GANG – Asstonpark / Woman ’70:
JIM DUNLOP EP103 Echoplex Delayは、ディレイ(タイムを設定)、サステイン(リピート回数を設定)、ボリューム(エフェクト・レベルを調整)に加え、テープエコー独特のテープ・サチュレーション(歪み)がアップする AGEモードを搭載したテープエコーのサウンドをリアルに再現した定番モデルです。
ディレイタイムは65~750msですが、外部タップテンポ・スイッチを接続することにより、最大4000msのディレイタイムを実現します。プリアンプ部は再現されていませんので、下記「Echoplex Preamp」と組み合わせればEchoplex EP-3の完成です。
Dunlop EP103 Echoplex Delay Pedal Demo:
EP103 Echoplex Delayはこんなカッコいい音がします。オリジナルのテープエコー同様”発振”もします👍(4:45~)。
JIM DUNLOP Echoplex Preamp

Echoplex Preampは、MaestroのEchoplex EP-3のプリアンプ部を再現したブースターです。Echoplexはエコー機能のほか、繋ぐだけで音が太くなるというブースター/プリアンプとしても評価が高く、多くのギタリストに愛用されていました。
Echoplex Preampは、FETを使用したMaestro Echoplex EP-3のオリジナル回路レイアウトをそのまま再現し、ゲインを最大+11dBまでアップさせることが出来ます。
エコー機能はありませんが、上記EP103 Echoplex Delayと組み合わせれば「Maestro Echoplex EP-3(エコープレックス) 」の完成です。
MXR PHASE 90

Hotel Californiaなどのレスリースピーカーサウンドを再現すにはフェイザーが便利です。フェイザーは70年代の定番エフェクターなので1つ持っておくと色々使えます。
代表的な機種はMXRのPHASE90ですが、70年代のものを再現した’74 Vintage Phase90やヴァン・ヘイレン・シグネチャーもラインナップされています。
MXR Phase 90:

アクセサリー
DR エレキギター弦

ジョー・ウォルシュが愛用するのはこのDRエレキギター弦です。Tite-Fit (写真)は音抜けがよく、豊かなトーンとサステインでマルチに使える弦で、PURE BLUES は文字通りブルージーで枯れたサウンドが特徴の弦です。

HERCOピック
FLEX:

Vintage 66:

イーグルスの2人のギタリスト、ジョー・ウォルシュとドン・フェルダーはHERCOピックの愛用者です。
HERCOピックとは60年代から製造している老舗のピックで、ジミー・ペイジやマイケル・シェンカー、テリー・キャスなど多くのギタリストに愛用されており、トーンの良さに定評があります。
現在HERCOピックを製造しているジムダンロップ社のサイトにお二人の名前がありました。

HERCOピックのラインナップは、FLEXシリーズと、1960年代の型から起こしたというVintage 66シリーズなどの種類があります。

厚みは薄い順に、FLEX50(約0.6mm)▶Vintage 66 EX Light/ホワイト(約0.7mm)▶Vintage 66 Light/ゴールド(約0.8mm)▶Vintage 66 Heavy/シルバー(約0.9mm)▶FLEX75(約1.0mm)となっていて、薄いものでもナイロン独自の厚みとしなりがあり、ガシガシ弾いてもほぼ減らず耐久性抜群です。

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