伝説のギタリストのサウンド研究

キース・リチャーズのギターサウンドを再現するための機材ガイド

キース・リチャーズの音を再現するならこの機材!

ローリングストーンズのギタリスト Keith Richards(キース・リチャーズ)が実際に使用していた機材を元に、彼の音を忠実に再現できるおすすめのギター、アンプ、エフェクター、アクセサリー等を詳しく紹介しています。

Electro-Harmonix Satisfaction Plus


音作り

キース・リチャーズは、60年代はレスポールなどのギブソン系、70年代以降は主にフェンダーのテレキャスターをメインで使用します。

ビグスビー搭載のレスポール・スタンダードを弾くキース・リチャーズ

アンプはVOX AC30をはじめ、HIWATTやはAmpegなども使用していましたが、現在はFENDERのTwin-Ampがメインです。エフェクターはチューブスクリーマーを使用しているとの噂もありましたが、基本はアンプ直だと思われます。

このページでは、キース・リチャーズサウンドを再現するためのギター、アンプ、エフェクターなどの機材を紹介しています。オープンG

キース・リチャーズの代名詞オープンGチューニングとは?6弦からD-G-D-G-B-Dに合わせるチューニング。 簡単にいうと、レギュラーチューニングから、6、5、1弦を1音落とせば完了します。

キース・リチャーズの場合、6弦は張らないので(5弦オープンG)G-D-G-B-Dのとなり、開放をジャラーンと弾くとGがルートのコードになります。

例えば5FをバレーするとCのコード、さらにキースは以下のような形のコード(F/C)もよく使いますので、

キース・リチャーズの5弦オープンG

5Fをバレーして2弦6F、4弦7Fを押さえと、オープンGチューニングの代表曲start me upのイントロ・リフになります。

あとは適当にスライドさせるだけで1曲弾けちゃいます。

オープンGの曲というと、他にはHonky Tonk WomenBrown SugarTumbling Dice(4capo)なんかもそうですね。

Metamorphosis収録のJiving Sister FannyI’m Going Downなども響きから言ってオープンGかと思います。

といっても、もう一人のギタリスト ミック・テイラーやロン・ウッドはレギュラーチューニングだと思いますので、必須というわけでは ないですが、響きがレギュラーチューニングとは違うので一度弾いてみてください。

Brown Sugar(Rolling Stones)のイントロを弾いてみた(オープンGチューニング):

Brown Sugar(Rolling Stones)のイントロを弾いてみた(オープンGチューニング)

キース・リチャーズでおなじみの オープンGを覚えよう
キース・リチャーズといえばOpen G/オープンGチューニングです。オープンGチューニングとは、オープンGのやり方、オープンGチューニングの代表曲を紹介します。

ギター

60年代のキースはレスポールなども愛用していましたが、70年代初期以降はテレキャスターがメインになります。テレキャスターのブリッジは従来の3wayサドルではなく6wayに交換するのがキース流です。

FENDER Telecaster

キース・リチャーズの音を再現するならこの機材!

キース・リチャーズのメインギターであるテレキャスター”Micawber ミカウバー”と”Malcolm マルコム”は、アッシュボディー、メイプル1ピースネックの50年代前半のテレキャスターです。

上記写真は”Micawber”ですが、ネック側のピックアップをハムバッキングに交換し、ブリッジを3wayから6wayに、またピックアップセレクターをストラト用の白いものに交換されているのが確認できます。

キースになりきるにはこの50s仕様のテレキャスターは是非とも手に入れたいところです。

FENDER American Original Telecaster

フロントピックアップをハムバッキング・ピックアップに載せ替えるかどうかはお任せします。

 

50s Telecaster

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FENDER American Performer Telecaster

FENDER American Performer Telecaster

FENDER American Performer Telecasterは、70sロゴ、モダンCシェイプネック、9.5インチラジアス指板、ジャンボフレット22フレットの採用と、同じテレキャスターでもモダンな仕様のテレキャスターです

このシリーズにはフロントピックアップがハムバッキング仕様もラインナップされていますのでおすすめです。

ブリッジサドルは残念ながら3wayなので、こだわる方は交換してみても良いでしょう。

キース・リチャーズの愛機”Micawber”テレキャスター

▲こちらの写真をよく見るとブリッジはまだ3wayですね。

 

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FENDER Telecaster Custom

FENDER / Telecaster Custom

75年のツアーから登場した、ブラックボディー(アッシュ)、メイプルネックのFENDER Telecaster Custom。こちらもキースらしいテレキャスターです。

ブラックのテレキャスターカスタムを弾くキース・リチャーズ

 

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テレキャスターの魅力とその歴史 ~ 【最新版】現行モデルカタログ
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GOTOH GTC201

GOTOH / GTC201

GOTOH GTC201は、キース・リチャーズ所有のテレキャスター「ミカウバー」「マルコム」を再現するにはおすすめのテレキャスターブリッジです。

※4点止めブリッジのテレキャスターなら簡単に交換可能です。

テレキャスターブリッジ交換 3連サドルから6連サドルのGOTOH GTC201に

 

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おすすめテレキャスター用ブリッジ
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GIBSON Les Paul Junior

GIBSON Les Paul Junior

キースのレスポール・ジュニアというと、1959年製のダブルカッタウェイが有名(TVイエロー)。1990年以降のツアーでは、シングルカッタウェイのJr.も登場します。

レスポールJr.を弾くキース・リチャーズ

マホガニーボディーと、P90搭載の組み合わせは、ロックンロールには最適です。

 

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アンプ

キース・リチャーズはデビュー当時は VOX AC30や、FENDERのブラックフェイス。60年代後半から70年代初頭にはHIWATTやはAmpeg(アンペグ)など、様々なアンプを使用していましたが、近年は一貫してフェンダー社のツイードツインを愛用しています。

キース・リチャーズ愛用のFENDER ブラックフェイス

キース・リチャーズ愛用のVOXアンプ

キース・リチャーズ愛用のアンペグアンプ

Marquee Club 1971

キース・リチャーズ愛用のHIWATTアンプ

Rolling Stones Live in London – 1969

FENDER 57 Custom Twin-Amp ( 40W )

ツイード期のツインアンプは、荒々しくジャリッとしたサウンドが特徴のアンプで、他のアンプでは得られない独特なサウンドを持っています。

リイシューされたFENDER 57 Custom Twin-Ampは、12インチのエミネンススピーカーを2発、ヴィンテージモデル同様に、単板のパイン材をフィンガー・ジョイントで組み込んだキャビネットに、ポイント・トゥ・ポイントによるハンド・ワイアリング回路、FENDERが自社で開発した“Pure Vintage Yellow Amp Capacitor”を使用するなど、こだわり抜いて生産されたモデルです。

ツイードツインはキースの他、エリック・クラプトンも愛用していることからも、非常に人気のあるアンプです。

Spec;

  • スピーカー:2×12インチEminence社製Alnicoスピーカー
  • 真空管:1×12AY7+3×12AX7、2×6L6、5E8A
  • 重量:622×521×276mm、25.5kg
キース・リチャーズ愛用のツイードツイン

Sweet Summer Sun – Hyde Park 2013

キースのツイードツインは、現在販売されているものとは違い、12インチスピーカーが水平に2つ並んでいますが、1950年代当時もスピーカーが対角に配置されたものと2つのバリエーションがあったようです。

以下は、キース愛用のツイードツインの音が聴ける大変貴重な動画です。これは2007年のヨーロッパ ツアー中にプラハで撮影されたもので、ピエール・ド・ボーポール氏が 1960 年の Les Paul Standard で鳴らした音だそうです(後ろにはFulltone製?テープエコーが見えます)。

Keith Richards Fender High Powered Tweed Twin Amp:

Keith Richards Fender High Powered Tweed Twin Amp

フェンダーから発売されたツインアンプのジョー・ボナマッサ・エディションはまさにスピーカーが横並びのツインです。

Fender ’59 Twin-Amp Joe Bonamassa Edition Official Demo:

Fender '59 Twin-Amp Joe Bonamassa Edition Official Demo

 

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Fender Custom Shop 57 Twin Amp:

Fender Custom Shop 57 Twin Amp


FENDER 68 Custom Deluxe Reverb ( 22W )

FENDER 68 Custom Deluxe Reverb

68 Custom Deluxe Reverbは、1968年に登場し、ビートルズも最後の2枚のアルバムで使用した、コントロール・パネルがシルバーの通称シルバーフェイス(銀パネ)アンプを再現したモデルです。

68 Custom Deluxe Reverbは、Customの名が示す通り若干のモデファイがなされており、「Vintage」と「Custom」という2つの入力(チャンネル)を持っており、「Vintage」は従来のシルバーフェイス・サウンド、「Custom」はツイード期の 59 Bassmanの荒々しいトーンを再現しています。

キース愛用のツイード期のサウンドなら「Custom」チャンネルですね。

68 Customシリーズは、他にも出力の大きな68 Custom Twin Reverb(85W)や68 Custom Vibrolux Reverb(35W)にも「Vintage」と「Custom」という2つのチャンネル(入力)搭載されていますので、用途にあったものを選びましょう。

※同じ68 Customシリーズでも、Vibro Champ(5W)やPrinceton Reverb(12W)、Pro Reverb(40W)には「Custom」の入力はありませんので注意!!

Spec;

  • スピーカー:12インチ×1(Celestion G12V-70)
  • 真空管:4 x 12AX7, 2 X 12AT7、2 x 6V6
  • 重量:622×445×241mm、19.05 kg

 

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【デジマートNew Gear Showcase】Fender USA / 68 Custom Deluxe Reverb:

【デジマートNew Gear Showcase】Fender USA / 68 Custom Deluxe Reverb

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ブラックフェイスのデラックスリバーブとは雰囲気が違いますね。
FENDER チューブアンプカタログ
ギターアンプ の定番 フェンダーの真空管アンプを出力別 ( ワット数別 )に紹介。

エフェクター

CATALINBREAD SFT(オーバードライブ)

CATALINBREAD SFT

CATALINBREAD SFTは、キース・リチャーズが70年代に愛用したアンペグアンプのトーンを再現したオーバードライブです。

STONES/STONERモード
STONESモードでは洗練されたクラシックなロックンロールトーンが、STONERモードでは解き放たれた獣の唸り声のような生々しいトーンが得られます。

 

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How To Sound Like: The Rolling Stones with Catalinbread:

How To Sound Like: The Rolling Stones with Catalinbread

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CATALINBREADのペダルでキースのリフを弾いていますが、どれも見事としか言えませんね💕荒々しいサウンドはフェンダーのツイードアンプにも似ています。
70年代初期のキース・リチャーズの音を出したいのならCatalinbreadの4つのペダル
キース・リチャーズが愛用したアンプと言えばアンペグやフェンダーのツイードアンプ(ツイードツイン)が有名ですが、そんなキース・リチャーズのアンプサウンドを再現できるペダルがCatalinbreadから発売されています。この4つのペダルに注目で...

Catalinbread Formula 5F6(オーバードライブ)

CATALINBREAD / Formula 5F6

Catalinbread Formula 5F6は、ヴィンテージのFender Tweed Bassmanならではのキャラクターを、どんなクリーンアンプからでも味わうことのできるオーバードライブです。

CATALINBREAD Formula 5F6
※デザインが変わりました(こちらは旧デザイン)

 

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Catalinbread Formula 5F6:

Catalinbread Formula 5F6

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ツイードアンプの愛用者であるキース・リチャーズのトーンもこれなら再現できそう。

Catalinbread Formula 55(オーバードライブ)

CATALINBREAD / Formula 55

Catalinbread Formula No.55は、ヴィンテージの Fender Tweed Deluxeのサウンドを再現したオーバードライブです。クラシックな5E3アンプのプリアンプセクションを緻密に再現しています。

Formula No.55に真空管は入っていませんが、最も真空管に近いダイナミックレスポンスと倍音成分を持つJFETを使用し、本物のツイードアンプがもつレスポンスを実現するため、ボリュームとトーンコントロールはオリジナル回路を元に制作されています。

CATALINBREAD Formula No.55
※デザインが変わりました(こちらは旧デザイン)

 

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Catalinbread Formula No. 55 (Fender Tweed Deluxe Sounds):

Catalinbread Formula No. 55 (Fender Tweed Deluxe Sounds)

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ツイードアンプ特有のジャリッとした質感が再現されています。キース・リチャーズ・ファンも注目のオーバードライブです。

Electro-Harmonix Satisfaction(ファズ)

Electro-Harmonix Satisfaction PlusElectro-Harmonix Satisfaction

初期のストーンズを代表する曲(I Can’t Get No) Satisfactionのファズサウンドは1962年に世界で初めて作られたと言われるファズMaestro Fuzz Toneによるものです。

Electro-Harmonix / Satisfactionはその Maestro Fuzz Toneを再現したファズペダルです。

Satisfaction Plus
Satisfaction Plusは、Satisfaction Fuzzにモードスイッチと、バイアス、トーンの2つのコントロールを追加した幅広いサウンドメイクが可能となったモデルです。

 

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Electro-Harmonix Satisfaction Plus Fuzz:

Electro-Harmonix Satisfaction Plus Fuzz (EHX Demo by TOM BURDA)

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60~70年代の往年の名曲はこのSatisfaction Plusで再現できそうですね。
クラシカルなファズトーンからモダンなファズまで~Electro-Harmonix Satisfaction Plus Fuzzが発売
Electro-HarmonixからSatisfaction Plus Fuzzが発売されました。

アクセサリー

弦・ERNIEBALL Regular Slinky

ERNIEBALL / Regular Slinky

キース・リチャーズの使用弦は、.010~.046で、ERNIEBALL ( アーニーボール ) レギュラー・スリンキーが有名です。

5弦オープンGのギターには1弦から.11、.15、.18、.30、.42という太めのアーニーボールのキース専用弦を張っているようです。

ワウンド弦にピュア・ニッケル・メッキの巻線を採用し、豊かで深みのあるヴィンテージ・トーンが特徴のClassic Regular Slinky も好評です。

 

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エレキギター弦比較レビュー|音、弾き心地、値段で比較してみた。ナンバーワンはこれ!
ダダリオ、アーニーボール、エリクサーなどの定番のエレキギター弦から、DR、GHS、ROTOSOUND、YAMAHAなど気になっていたけど使う機会のなかったエレキギター弦を購入し、弾き心地と音の比較をしてみました。

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