トニー・アイオミの音を再現するならこの機材!
Black Sabbath/ ブラック・サバスのギタリスト Tony Iommi/トニー・アイオミ・サウンドを出すための音作りのコツと機材の紹介。
▼Tony Iommi’s Gear
ギター
トニーが愛用したギター、もしくはトニーになりきるためのギターの紹介。
Tony Iommi SG Special
GIBSON Tony Iommi SG Special:
EPIPHONE Tony Iommi SG Special:
トニー・アイオミの初期のメインSG Special “Monkey “がギブソンとエピフォンから発売。
トニーは1stアルバム製作途中まではストラトキャスターを使用していたらしいですが、SGを使ってみたところ、大のお気に入りに。
※1stアルバムの Warning、 Wicked Worldはストラトキャスターっぽいですかね??
トニーの愛用のSG Specialは1964年製(1965年製とも)で、メタルカバーのP90タイプのシングルコイル・ピックアップと、バダスタイプのブリッジが特徴です。
愛称の “Monkey“は、ボディーエンドにお猿さんのステッカーが貼られていたことからそう呼ばれています。
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Tony Iommi SG Special – YouTube (動画)
GIBSON SG
ギブソンのSGモデルはこちら。
トニー・アイオミといえば1964年製(1965年製とも)の“Monkey“が有名ですが、ハムバッキング・ピックアップ搭載のSGも愛用しています。
ギブソン以外ではJAYDEE製のトニー・アイオミ・シグネチャー・モデルも愛用。
SGは中域の良く出る(というか中域しか出ない?)ギターなので、ドンシャリと言われるマーシャル・アンプとの相性も抜群で、同じ、メタル系ではアンガス・ヤングも愛用していますね。
トニー・アイオミ・サウンドを目指すなら、SGモデル以外でもボディー材にマホガニーが使われたギターを選びたい。
ハムバッキング搭載のSGをお持ちの方は、ハムバッキングサイズのP90ピックアップに交換してみても面白いと思います。
ちょっと変わったピックアップ~ハムバッキング・ピックアップおすすめ
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YouTube – Gibson SG (動画)
EPIPHONE SG Special P-90
エピフォン製SGはこちらから。
P90タイプ。
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EPIPHONE SG Special P-90 – YouTube (動画)
EPIPHONE SG Standard 60s
こちらは60年代初頭のSGスタンダードを再現したEPIPHONE SG Standard 61。
ストップテールピース仕様とMaestro Vibrola仕様をラインナップ。
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EPIPHONE SG Standard 60s – YouTube (動画)
アンプ
トニー・アイオミは昔からレイニーアンプの愛用者。
同じバーミンガムということもあるのかもしれませんね。初期はLA100BLを愛用、90年代に入るとレイニーと共同開発したGH100S、GH100TIを使用していたようです。
エフェクター
70年代のトニー・アイオミの歪みはトレブルブースター(ファズ)によるものです、英国ダラスのレンジ・マスターが有名です。
アンプは少し歪ませた状態で、トレブルブースターをONにすると、極上のトニー・アイオミ・サウンドが得られます。
また Paranoidのソロなど、オクターブファズを使ったと思われるサウンドも確認できます。
Laney Black Country Customs TI-BOOST
トニー・アイオミが1979年まで愛用していた改造Dallas Arbiter Range Masterを再現しつつ、オーバードライブ風味を加味した幅広い歪みが特徴のシグネチャーペダル。
レンジマスターはトニー・アイオミの他、エリック・クラプトンやブライアン・メイ等、英国のギタリストが使用したことで有名なペダルです。
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BSM RM
RMシリーズは1965年から1969年まで製作されていた英国ダラスのレンジ・マスターをオリジナルに忠実に再現したトレブルブースター(ファズ)。
トニー・アイオミ用としては、RM metalが発売されています。
ファズ/トレブルブースターはクリーンなアンプに使うと音が硬いので、アンプ側で少し歪ませるか、ローゲインのオーバードライブを使用し、軽く歪ませた状態で使用すると使いやすいサウンドが得られると思います。
歪みはギターのボリュームでコントロール。
BSM RMシリーズ・ラインナップ:
RM:
Range Masterのサウンドを再現。
ゲルマニウム・トランジスタOC44採用。
RM Recording:
John Mayall&the Bluesbreakersでエリック・クラプトンが使用した、1965年から1969年の間に製造されたブリティッシュレンジマスターユニットに基づき制作。
これは、すべてのスタジオおよびレコーディングを目的としたBSMの最高級のトレブルブースターモデルです。
RM Majestic:
OC44トランジスタを厳選し、RMよりヘッドルーム広く、ゲインが約4dB高いRM Majestic
RM Early Days:
最初期のRMを再現。
RM metal:
69年にトニー・アイオミがBLACK SABBATHのPARANOIDを録音したときに使用したときのものを再現。
ゲルマニウム・トランジスタOC44採用
RM Velvet:
OC44を使ったRMよりスムーズでシルキーなトーンが特徴でブルースに最適。
OC76トランジスタ採用モデル。
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YouTube – BSM RM (動画)
CATALINBREAD Sabra Cadabra
トニー・アイオミのサウンド(Laneyのアンプにトレブルブースター"Dallas Arbiter Range Master"をかけたメタルサウンド)を再現するSabra Cadabra。
コントロールは、Presence、Gain、Vol 4、Rangeの4つ。ちなみに”Vol 4”とはブラック・サバスのアルバムタイトルです。
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YouTube – Catalinbread Sabra Cadabra (動画)
TYCOBRAHE PARAPEDAL
トニー・アイオミの足元に常に鎮座するワウペダル、TYCOBRAHE ( タイコブレア ) PARAPEDAL。
こちらはChicago Iron製のコピーモデルで、本人も愛用しているようです。
驚異的な音質可変幅、ワウ・サウンドの変化に追随するフェイザー/シンセサイザーのようなサウンド・ニュアンスなど、その全てが今甦りました。
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YouTube – TYCOBRAHE PARAPEDAL (動画)
アクセサリー
008のエレキギター弦
トニー・アイオミ愛用の弦は、.008からのセットの弦。
中指と薬指の先端を板金工時代の事故で失っていることも関係しているのでしょうが、トミーは2弦にも.008の弦を張っているとのこと。
私もSGを愛用していますが、SGというギターは、1、2、3弦のプレーン弦はモサッとした音なので、意外と細い弦が合います。
逆に巻き弦は太い弦張りたいですけど。
トニーはレギュラーチューニング及び半音下げチューニング(D#)では、.008のセット(.008p, .008p, .011p, .018w, .024w, .032w.)を、1音半下げチューニング(C#)では、.009のセット(.009p, .010p, .012p, .020w, .032w, .042w.)を張るようです。
.008のセット弦:
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✅La Bella(ラベラ)から Tony Iommi シグネチャー弦も発売中です!!
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