CAIG DeoxIT D5S-6はノズルを畳んだ状態でも使用可能

CAIG DeoxIT D5S-6は接点復活剤としてはもちろん金属の潤滑や保護にも使える優れもの

2021年6月7日レビュー,メンテナンスグッズ,DeoxIT

CAIG DeoxIT D5S-6という接点復活剤を買ってみました。

DeoxIT D5S-6は接点復活剤としてはもちろん、金属の潤滑や保護にも使える優れものですが、使ってみたら予想を上回る素晴らしい製品でした。

[おすすめ] CAIG DeoxIT D5S-6は国産の接点復活剤とは一味違います


CAIG DeoxIT

CAIG ケイグ DeoxITを購入してみました。

接点復活剤として有名な商品ですが、それだけでなく潤滑と酸化防止効果もあるとのこと。

さらに弦のクリーナーとして有名なJOHN PEARCE / STRING SWIPESにも使用されているとのことで、弦のメンテナンスにも使えるのでしょうかね、試してみましょう!

JOHN PEARCE STRING SWIPES

JOHN PEARCE / STRING SWIPESJOHN PEARCE / STRING SWIPESの中

接点復活剤の名門アメリカ ケイグ社がジョンピアスのために特別に調整したCAIG DeoxlTを浸潤させた布片です。

弦を張り替えた時、演奏する前、演奏後に弦を拭くだけで、抜群のクリーニング作用とナノレベルのバリヤーが弦を錆から守り、寿命を延ばします。

 

ショップで検索

posted with カエレバ


まず、このスプレー缶の作り素晴らしいです。

CAIG DeoxIT D5S-6はノズルを畳んだ状態でも使用可能

黄色いノズルを倒した状態ではこの白い部分から、起こすとノズルの先から液が出るようになっています。

CAIG DeoxIT D5S-6のノズルはとても使いやすいぞ!

国産の多くの接点復活剤はこのノズルを自分で挿して使うので結構無くしちゃうんですよね😅

 

DeoxIT D5S-6を使ってみた

今回購入したのはDeoxIT D5S-6というもので、DeoxITの中でも定番のモデルです。

接点復活剤として

手持ちの機器で早速使用してみました。

まずは私が自宅でメインで使用しているチューブアンプGreco GVA Customの背面にあるEXTスピーカーアウト。

ギターアンプの接点不良もCAIG DeoxIT D5S-6を一吹きで回復しました

この端子に外部スピーカーをつなぐことで内蔵の8インチから例えば口径の大きな12インチスピーカーで鳴らすことが出来るのですが、長年別の12インチに繋いでるせいで、外したときに内蔵の8インチが鳴らなくなってしまっています(変な癖が付いてしまって端子が戻らなくなっているのでしょうかね?)。

 

そこにDeoxIT D5S-6をスプレーしてみたところ、当たり前のように音が出るようになりました👍

 

それ以外にも、このファズのつまみのガリが酷くて、ほぼ音が出ない状態が続いていたのですが、バラしてポットにDeoxIT D5S-6をスプレーしてみたところすぐに直ってしまいました😊

ファズエフェクターのガリもCAIG DeoxIT D5S-6で直りました

CAIG DeoxIT D5S-6は持続効果も多くの国産の接点復活剤とは全く違います

多くの接点復活剤は、吹き付けてしばらくはガリがなくなりますが、しばらく経つとガリが再発しまうものが多いのですが、このDeoxIT D5S-6は耐久性抜群で一度吹き付ければ再発しません(上記アンプの端子もファズのガリも半年以上経ちますがいまだに正常です)。

 

金属や接点の保護剤として

DeoxIT D5S-6は金属保護にも使えるということで、PUカバーや、ブラス製のくすんだシールドケーブルのの端子などを色々な磨いてみました。

 

写真はパッチケーブルの定番 GEORGE L’Sのブラス製のプラグなのですが磨いてみたところ(上)。

CAIG DeoxIT D5S-6は金属の保護効果もあります

金属磨きの定番ピカールで磨いてみた(下)と比べると金属のくすみは取れていませんが、金属や接点の保護(酸化防止)効果もあるとのことなので、ピカールでキレイにした端子などに仕上げとして塗っておくと良さそうです(特にピカールはキレイになりますが保護効果がないのですぐにくすんでしまいます)。

 

特に「DeoxIT D5S-6、すげーーー」となったのは、iPhoneの充電ケーブルの端子部分。

充電できなくなったiPhoneの充電端子もCAIG DeoxIT D5S-6で復活!

写真では上手く撮れてませんが、金色の接点部分に傷が入って黒くなってしまい、挿しても充電出来たり出来なかったりといった状態だったのが、DeoxIT D5S-6を綿棒に付けて磨いけみたところ、見た目は特にキレイなった感じは全くないのですが、普通に充電出来るようになりました😮

 

ちょっと信じられないのですがマジですよ!

 

弦の保護効果

DeoxIT D5S-6に興味を持ったのが、弦のメンテナンスにも使えるということで、布に少量付けて弦を包んでスライドさせてみたのですが、やはりシールドケーブルの端子同様、弦の汚れ(黒ずみ)は取れませんでした。

 

ちなみに同じくピカールだとこの通り。

[復活するのか] 古い弦をピカールで拭いてみた

やはりDeoxIT D5S-6は金属磨きの効果はほぼありませんが、例えば普段のお手入れにはDeoxIT D5S-6で、古くなった弦にはピカール+仕上げにDeoxIT D5S-6というのが良さそうです。

 

弦が新しいうちに定期的に塗っておくことで弦の劣化が抑えられるのであればこれはお得ですよね。

 

JOHN PEARCE / STRING SWIPESを買うより安いと思いますし。

 

DeoxIT D5S-6説明

CAIG DeoxIT D5S-6の説明書

DeoxITは、コネクタ、接点、金属パーツ用の接点復活・保護剤です。

楽器、パーツの接点部分に少量使用する事で、酸化汚染物質を除去し金属パーツ本来の導電性を取り戻します。

加えて表面保護被膜が形成され、酸化の原因となる空気を遮断し持続的な保護を実現します。

潤滑効果も具え、パーツの摩耗を防ぎ摺動部の動きを滑らかにします。

 

まとめ

いろいろな用途で使用してみましたが、DeoxIT D5S-6は多くの接点復活剤とは一味も二味も違う気がします。

DeoxITはいくつか種類がありますので興味のある方はこちらからどうぞ。

フレット磨きの仕上げにも効果がありました!!

CAIG / DeoxITはこちらで購入できます

CAIG DeoxIT D5S-6 CAIG DeoxIT S5S-6 CAIG DeoxIT G5S-6 CAIG DeoxIT F5S-H6

接点復活剤の定番 CAIG (ケイグ) DeoxIT。

弦の防錆/保護にも使えるようですね。

DeoxIT D5S-6(今回購入したもの)
DeoxIT D5S-6は、楽器、パーツの接点部分に少量使用する事で、酸化汚染物質を除去し金属パーツ本来の導電性を取り戻します。

その他、金属の摩耗を低減し、潤滑、酸化防止効果も。

DeoxIT SHIELD S5S-6
DeoxIT SHIELD S5S-6は、接点保護効果をさらに強めた接点復活剤で、屋外などの過酷な環境下での接点保護にも効果を発揮します。

新品の部品やD5S-6などでのクリーニング処理後のパーツに使用する事で、持続的な酸化防止効果と潤滑効果が得られます。

DeoxIT GOLD G5S-6
DeoxIT GOLDはその名の通り、金メッキをはじめとする貴金属パーツの表面やコネクタ、接点の汚れを除去する事で導電性を回復、向上、金属表面を被膜で保護することで酸化を防ぎます。

DeoxIT FaderLube F5S-H6
FaderLube(フェーダールブ) F5S-H6は、ミキサーやMIDI コントローラー、電子ピアノなどのフェーダーの動きが悪い、ガリなどのノイズが発生する。

そんな悩みをお持ちの方におすすめの接点復活剤。

フェーダーやスイッチの隙間に溜まっていた汚れやゴミを浮かび上がらせ、導電性の向上や潤滑効果を高める事ができます。

 

ショップで検索

サウンドハウスで見る サウンドハウスで見る

posted with カエレバ

おすすめ記事