レスポールのサドルをブラスからTUSQに載せ替えてみた

全体的にやや細身のABR-1ブリッジはヴィンテージに近い形状です

2021年6月29日

レスポールのサドルをTUSQに載せ替えました。TUSQ製サドルは標準のブラス製サドルと比べると耳障りな高域を抑え、音を太くしてくれます。

レスポールのサドルをブラスからTUSQに載せ替え~ついでにブリッジも細身のものに交換


TUSQサドル・レビュー

少し前につぶやいたこれ▼

ようやく交換する気になったので、レスポール用に交換してみました。

 

TUSQとは、骨や合成素材では得られない、さらに象牙にも勝るとも劣らないクリアーでリッチなサウンドとサスティーンが得られるというギター業界では非常に評価の高い素材で、ナット材としてのほうが有名でしょうか。

ABR-1ブリッジとTUSQサドル

普段SGを弾いている私にとってこのレスポールはやや耳に痛いサウンドでちょっと気に入らなかったのですが、交換してみるとそんな耳に痛い成分が減って音が太くなりました。

 

太くなると言っても”こもった”ような音ではなく、そこはやはりTUSQです、乾いたカラッとした音がとても心地良く、気に入らなければ戻せばいいや!と軽い気持ちで行いましたが、しばらくはこれで良いかも👍

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ついでにABR-1ブリッジも交換

実はTUSQサドルに載せ替えただけでなく、今回は手持ちの細身のABR-1ブリッジに交換しました。

 

こちらは今まで搭載していたABR-1ブリッジ。

太く無骨な形状のABR-1ブリッジ

こちらはやや細身のABR-1ブリッジ。

全体的にやや細身のABR-1ブリッジはヴィンテージに近い形状です

交換した理由は、以前のものは無骨でカッコ悪いから。

 

手元にあったヴィンテージのレスポールの写真を見てみると、両端が細くなっているABR-1ブリッジが標準のようで、こちらのほうがカッコいいですよね。

ヴィンテージのレスポールの写真を見てみると細身のABR-1ブリッジが標準のようです

ギブソン・レスポール・コレクション (シンコー・ミュージックMOOK) より~
ギブソン・レスポール・コレクション (シンコー・ミュージックMOOK) より~

太いのは1988年製のレスポール・リイシュー・オリジナルで、細いのはリプレイスメント用で以前購入したものだったと思います。

ABR-1形状比較

微妙な違いですが、マニアはそういうところにもこだわります、、、と言ってもオリジナルはTUSQサドルじゃないんですけどね(^^ゞ。

 

でも音質的には良い方向に変わったのでとりあえずはこのまま行きます!またいつか戻すかもしれませんが。

 

まとめ

レスポールのサウンドを太くしたい方はTUSQサドルへの交換を選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

弾きやすさから普段はSGメインの私ですが、TUSQサドルに替えてからレスポールの音が格段に良くなってしまったのでどうしましょう?

やはり弾きやすさもそうですが音の良さも重要ですからね👍

 

TUSQサドルはこちらで購入できます

ヴィンテージのレスポールに採用されたABR-1用サドルと、ナッシュビル用サドル両方がラインナップされています。

ABR-1タイプ(PQ-8400-00):
TUSQサドル ABR-1タイプ

 

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※ナッシュビルタイプは2000年以前のタイプはPQ-8500-00、以降はPQ-8501-00という型番になるようです。

詳しくはメーカーサイト(▶Graph Tech Guitar Labs Ltd)へ。

※ABR-1タイプのサドルは簡単に外れますが、ナッシュビルのサドルはそういえばどうやって外すのだろう?とググってみたら動画がありました。

簡単に外れますね。

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