人気のトレモロスプリング Raw Vintage RVTS-1とESP TREMOLO TONE SPRINGSを同じギターに装着し音の比較をしてみました。
音が良いのはどっち、おすすめは。

トレモロスプリング サウンド比較
トレモロスプリングで音が変わるなんで信じれれないかもしれませんが、結構変わるんですよ。
トレモロスプリングというと、この2つが有名です。
Raw Vintage ( ロウヴィンテージ ) / RVTS-1
ESP (イーエスピー ) / TREMOLO TONE SPRINGS タイプ1
経年変化でやや伸びたヴィンテージ・ストラトキャスターのスプリングを再現しているのでしょうか?張力はどちらも弱めで、スプリング3本のギターなら4~5本、2本のギターなら3~4本程度でバランスが取れるようになっています。
そして今回、ESP (イーエスピー ) の TREMOLO TONE SPRINGS Type-2を購入しましたので、Raw Vintage RVTS-1、ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-1、汎用スプリングの4つの音の比較をしてみました。
左からRaw Vintage RVTS-1、ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-2、ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-1、一般的なスプリング(張力強め)
ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-2
ESP (イーエスピー ) の TREMOLO TONE SPRINGS Type-2(写真上)は、Type-1より径が大きく、張力もやや強めで、音の特徴はハイミッドの音域が強化されたというトレモロスプリングです。
どんな音なのでしょうか。
比較で使うギターはこれ。
トレモロは、GOTOH ( ゴトー )/ 510TSでノンフローティングです。
生音と、アンプを通した時の音で比較してみました。
トレモロスプリング 生音比較
汎用スプリング
ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-1:
ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-2
Raw Vintage RVTS-1:
トレモロスプリング アンプ比較
クリーンなアンプに繋いで比べてみました。アンプを通した音と、生音の印象がかなり違うのに驚きました。
汎用スプリング:
ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-1:
ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-2:
Raw Vintage RVTS-1:
まとめ
生音ではESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-1が最も良くて、Raw Vintageってこんなもんだっけ。とちょっと幻滅しかけたのですが、アンプを通してビックリ。生音だけで判断してはいけませんね。
ESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-2も同様で、生音では高域がややキツく、バランスはあまり良くなっかたのですが、アンプを通すと、太くて丸い低域が出てきました。
張力強めの汎用スプリングは、とても元気な音だけど弾いてて疲れる感じ。ただ、おなじストラトキャスターでも生音が元気な音のギターもあれば、大人しめのギターもあります。
私のギターでいえば、これ↓(Crews Bottom’s UP)は、やや大人しい音なので、活を入れるために張りが強めの汎用品のトレモロスプリングを取り付けてみたところ、非常に良くなりましたね。
こんな感じで混ぜてみても面白いですよ。
高音弦側にESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-1、低音弦側にESP TREMOLO TONE SPRINGS Type-2を装着した例
今回はノンフローティングのトレモロに5本のスプリングで比較しましたが、トレモロはフローティング、ノンフローティングはもちろん、バネの本数や張り方でも音は変わります。
たかがトレモロスプリング、されどトレモロスプリング。いろいろ試してみると面白いです。
ヴィンテージ風サウンドにするなら、Raw Vintage RVTS-1やESP TREMOLO TONE SPRINGS 、元気な音にしたいなら、張りが強めのトレモロスプリング(パワースプリング)がおすすめです。
ESP (イーエスピー ) / TREMOLO TONE SPRINGS

Raw Vintage ( ロウヴィンテージ ) / RVTS-1

*シンクロナイズドトレモロはもちろん、フロイドローズ等にも装着可能です。
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