テレキャスターにも導電塗料(ノイズ処理)&ついでにブリッジプレート交換
ストラトキャスター、SGに続き、テレキャスターにも導電塗料を塗りました。
導電塗料とは?導電塗料を塗るとノイズが消えるの??
導電塗料とは
導電塗料とは、ジーとかいう不快なノイズをシャットアウトするためにキャビティー内に塗る塗料のこと。
この導電塗料にプラスしてピックガードの裏にアルミシートを貼ることでノイズをカットすることが出来ます。
特にシングルコイルのギターに有効です。
さらにブリッジプレートを外すついでにWilkinson WTBから、以前付けていたJoe Barden Tele Bridgeに交換です。
ノイズ処理作業(ボディーに導電塗料)
ストラトキャスター、SGに続き、テレキャスターにも導電塗料を塗りました。
まずはノイズ処理(導電塗料/ドータイトの塗布)から行います。
はじめに2つのネジを外してコントロールキャビティーに塗ります。
多くの導電塗料は2~3度塗りが一般的。
次にピックガードとブリッジプレートを外しピックアップ・キャビティーにも導電塗料を塗ります。
緑色の線はブリッジアース。
このテレキャスターは元々はフェンダーのアメリカンスタンダードというテレキャスターなのですが、ボディーを購入し自分で塗装を行いました。
➡ステインを使用したギターの塗装の手順を解説 予想以上に簡単に出来た
本来はこんな感じのホワイト・ブロンドのテレキャスターにしたかったのだけど、
FENDER TELECASTER BOOK(P.10)~より
色の調合を間違えてバター・スコッチになっちゃたので😅黒のピックガードにしましたが、気分を変えて白いピックガードにしてみようと思います。
導電塗料を塗るのにブリッジを外すので、ついでにブリッジプレートの交換も行います。
交換したのはジョーバーデン製のブリッジ ( Joe Barden Tele Bridge )。
ジョーバーデン製のテレキャスター用ブリッジ・プレ-トの素材はスティール製、サドルはブラス製。
サドルは若干スラントしてありオクターブピッチも合わせやすく、またピッキングの邪魔になる1弦側のプレートのエッジがカットされているのも良い点です。
ノイズ処理作業(ピックガードのアルミシート貼り付け)
ノイズの混入を防ぐためにピックガードにはアルミシール/アルミシートを貼りつけます。
このテレキャスターはフロントからコントロールプレートまでの配線用の穴はボディー内部を通っていてシールドは意味ないかな?と思ったのですが念の為。
前回ストラトキャスターに貼った時は、シール付きのアルミシートを貼ったのだけど、今回は薄い両面テープに、料理で使うアルミホイルを使用。
汚いけどアルミホイル貼り付け完了!
作業完了!
白いピックガードもなかなか格好いい😊
ちなみにストラトキャスターもそうですが、テレキャスターも、60年代仕様になるとピックガードは1プライから3枚重ねの3プライに、またネジ穴も5から8点止めに変わりますので購入する場合は注意しましょう。
導電塗料の効果は
このテレキャスターは普段あまり弾かないのでノイズに関してはちょっと分かりませんが、以前ストラトキャスターで行った時は劇的に減ったので、ノイズに悩んでいる方にはおすすめです。
現在の音が気に入っているならノイズレスPUに交換するよりもまずはノイズ処理作業をおすすめします。
ここまで見てもらえば分かるように、意外と簡単に作業できますので👍
導電塗料はこちらで購入できます
コントロール・キャビティやピックアップ・ザグリに塗布することでノイズを軽減、ラグを使用しアースに落とすことで更に効果を発揮します。
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アルミシートはこちらで購入できます
ストラトキャスターにノイズ処理を施したときの記事はこちらから:
Joe Bardenブリッジプレート・レビュー
裏通し、表通し(トップローディング)両方に対応したブリッジであるWilkinson WTBもなかなか良いブリッジでしたが、久しぶりにJoe Bardenの音も聞いてみたくなったので交換です。
音質の向上を期待したのですが特に変わりませんでしたね(これはJoe Barden→Wilkinsonのときも感じていましたが)。
特に現状が不満だったわけではないので私は問題なしですが、もしもテレキャスターの音が不満で、音質を変えたいならストラトキャスターと同じような細長いサドルを使用した6wayタイプにしたほうが良いかもしれませんね(この辺は好みだと思いますが)。
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ジョーバーデン製の ブリッジ・プレ-ト。 スティール製プレート、ブラス製サドル。
サドルは若干スラントしてありオクターブピッチも合わせやすくなっています。ブリッジは4点止めのギター用です。
弦を通す穴が異なるアメリカンスタンダード用ブリッジやサドルのみも販売しています。
- 現行モデルだとAmerican Professional Telecaster👇は3way採用ですが☝これと同じ形状っぽいです。そのまま交換できるのかな?よく見るとエッジは低くカットされおり、またサドルもオクターブが合いやすいように接点を弦ごとに変えてある優秀なブリッジっぽいですね👍。
- 現行モデルのAmerican Ultra Telecasterは昔のAmerican Standard Telecasterと同じブリッジっぽいですね👇
American Standard Telecaster同様ブリッジが3点止めなら交換できませんが、4点なら交換できそうです。
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キース・リチャーズでおなじみの6wayタイプのブリッジ
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ヴィンテージ系の3wayサドル角ありプレートを、6way、フラットプレートに交換したい方に。3WAYよりもオクターブも合いやすくなります。
※4点止めブリッジのテレキャスター用です
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交換しました:
Joe Bardenのブリッジであらためて弾いてみると、やはりプレートのサイドがカットされているのでピックが引っかからずに圧倒的に弾きやすいです。
同じ3wayタイプならこんな角のない平らなブリッジもおすすめ
GOTOH / BS-TC1Sはこちらで購入できます
両サイドのプレートが大胆にカットされたテレキャスター用ブリッジ。これならピッキングの邪魔になりません。
さらに接点を変えたIn-Tuneサドルの採用でオクターブチューニングも合いやすくなっています。ストリングピッチは10.8mm。
カラーはニッケル、クローム、ゴールド
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ということで、導電塗料の塗布と、ブリッジ交換作業は終了です。
見た目はどっちも好きですので、ピックガードは気分で替えようと思います。
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