スティーヴィー・レイ・ヴォーンの音を再現するならこの機材!
Stevie Ray Vaughan/スティーヴィー・レイ・ヴォーン・サウンドを出すための音作りのコツと機材の紹介。
音作り
スティーヴィー・レイ・ヴォーンの基本はフェンダー系のローゲインアンプに、エフェクターはアイバニーズのチューブスクリーマー。
ギターアンプ
ギターアンプはフェンダーの他、マーシャルやハワードダンブルなどのアンプも使用していたようですが、アンプはほぼクリーンセッティングで使用。
真空管12ax7もゲインの高くないものを好んで使用していたようです。
チューブスクリーマー
エフェクターはチューブスクリーマーをメインに、ジミ・ヘンドリックス・フォロワーでもあるスティーヴィーはファズ/オクターブファズも愛用。
アイバニーズのチューブスクリーマー ( Tube Screamer )は歪むペダルではないですが、名前の通り、真空管アンプのボリュームをドライブさせた時のような、ウォームなサウンドが特徴のペダルです。
チューブスクリーマーは、初代のTS808はもちろん二代目のTS9、三代目のTS10なども愛用していました。
弦とピック
スティーヴィーのクリーンでコシのあるサウンドの秘密は極太弦とピックによるところが大きいです。
.013や時にはそれ以上の太い弦を張ることもあったようで、弦はGHSのニッケルロッカーズ。
ニッケルロッカーズは、無骨で金属的な鳴りが特徴のSRV風味のする弦ですが、まずは.010あたりの太さから試してみてはいかがでしょう。
また、ピックはティアドロップの丸い部分で弾くのもSRV流。
特にリアピックアップ使用時の太くてハリのある音はピックの丸い部分で弾かないと得られないでしょう。
▼Stevie Ray Vaughan’s Gear
ギター
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが愛用したギター、もしくはスティーヴィー・レイ・ヴォーンになりきるためのギターの紹介。
FENDER Stevie Ray Vaughan Stratocaster
ご存じ スティーヴィー・レイ・ヴォーン といえばこのギター。
SRVじゃない人がSRVと書かれたギターを使うのに抵抗のある人はピックガードを換えましょう。
チューニングを半音下げて、出来れば太めの弦を張って弾くのが理想です。
PUはフェンダーのTexas Special 。
詳細を見る
posted with カエレバ
FENDER Stevie Ray Vaughan Stratocaster – YouTube (動画)
FENDER Stratocaster
スティーヴィーメインギターNo.1ストラトキャスターは、63年のボディー、62年のネックと言われていますが、実は指板はラウンドボード(接着面が湾曲したもの)。
※指板がスラブからラウンドボードに変わるのは1962年からで、スティーヴィーのネックは後期モデルになるのかもしれません。
✅スラブボートとラウンドボードの違い:
究極のスティーヴィー・レイ・ヴォーン・サウンドをめざすならスラブボードではなく、ラウンドボード仕様のストラトキャスターを手に入れるというのもありかも。
※ただしラウンドボード仕様のストラトキャスターはトランジション・ロゴになってしまいます(スティーヴィーのストラトキャスターはスパゲッティ・ロゴ)
詳細を見る
✅60s Stratocaster:
サウンドハウスで見る
イシバシ楽器で見る
posted with カエレバ
FENDER 60s Stratocaster – YouTube (動画)
FENDER Custom Shop Texas Special
文字通りテキサスの香り漂うPUで、スティーヴィー・レイ・ヴォーンの為に作られたピックアップ。
ヴィンテージ系ピックアップに比べ、中域が太くなっています。
直流抵抗値:Neck: 6.2k、Middle: 6.5k、Bridge: 6.7k
マグネット:アルニコ5
詳細を見る
posted with カエレバ
FENDER Custom Shop Texas Special – YouTube (動画)
SEYMOUR DUNCAN Scooped Strat
Scooped Stratピックアップはヴィンテージ・テキサスブルースサウンドから、ポップロックなどに適したソフトクランチやクリーンハイトーンまでカバーしたいプレイヤーのために設計されたピックアップです。
アルニコ5を搭載したこのピックアップは、中音域が強調されたボイシングのペダルやアンプと素晴らしいバランスを生み出します。
Scooped ST-n(ネック用)
Scooped ST-m RW/RP(ミドル用・リバースワイヤリング)
Scooped ST-b(ブリッジ用)
直流抵抗値:Neck: 6.13k, Middle: 6.37k, Bridge: 7.23k
マグネット:アルニコ5
詳細を見る
posted with カエレバ
SEYMOUR DUNCAN Scooped Strat – YouTube (動画)
Texas Specialよりもリアの出力が上がっているのがポイント。
”中音域が強調されたボイシングのペダル”とはチューブスクリーマーですね👍
VANZANDT TRUE VINTAGE
S.R.Vも生前愛用していたというヴァンザントのトゥルーヴィンテージ。
リアにはやや出力を上げたBLUESでも良いかもしれません
センターPUにリバース・ワイヤリング用PUを組み合わせることでハーフトーン時にノイズ・キャンセルが可能。
直流抵抗値:5.8kΩ前後
マグネット:アルニコ
詳細を見る
posted with カエレバ
VANZANDT TRUE VINTAGE – YouTube (動画)
KINMAN SRV Set
オーストラリアのピックアップメーカーKINMANの SRV Setは、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのトーンをノイズレスで再現したピックアップです。
Neck and Middle and Bridge:KINMAN Impersonator E69
直流抵抗値:
マグネット:
詳細を見る
posted with カエレバ
Kinman SRV set – YouTube (動画)
SEYMOUR DUNCAN Lipstick Tube ( SLS-1 )
スティーヴィー・レイ・ヴォーンもホワイトカラーのCharleysのストラトキャスタータイプにマウントしていたリップスティックPU。
アルニコ6マグネットと、スペシャルワインディングの"Bright and Jangly"サウンドをストラトでお楽しみ頂けるようにデザインされています。
殆どのストラトに無加工で取り付けることが可能です。
直流抵抗値:Neck: 3.4k 、Bridge: 5.1k
マグネット:アルニコ6
※Danelectro、またはSilvertoneにはSLD-1をご使用ください。
詳細を見る
posted with カエレバ
アンプ
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが愛用したギターアンプ、もしくはスティーヴィー・レイ・ヴォーンになりきるためのギターアンプの紹介。
FENDER SUPER REVERB ( 45w )
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが使っていたのは、15インチスピーカー1発のフェンダー・ヴァイブロバーブ(40w)と、10インチ・スピーカーが4発搭載のこのスーパーリバーブ(45w)が有名です。
有名なLive at the El Mocamboでは両方のアンプがスタンバイされていました。
ヴァイブロバーブは15インチスピーカーが搭載されているので、豊かな低域とキラキラした高域、スーパーリバーブは12インチではなく10インチスピーカーなので、低域は抑えめながら豊かな中域が特徴的なアンプです。
the SRV tone with Vibroverb, Super Reverb and Deluxe Reverb:
右から、12インチx1のDeluxe Reverb 、15インチx1のVibroverb 64 Diaz mod、10インチx4のSuper Reverb、Super Reverb とのことですが、どれも魅力的な音です😍
他にもハワードダンブル(Steel-String-Singer)や、マーシャル(写真)、フェンダー・ベースマンなども愛用していたようです。
Spec;
スピーカー:10インチ×4(Jensen P-10R Alnico speakers)
真空管:12AX7×4、12AT7×2、6L6×2、5AR4×1
重量:63.8W×63.2H×26.7Dcm、29.6kg
※Tone Masterシリーズは真空管の使用していないデジタルアンプです。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – ’65 SUPER REVERB (動画)
FENDER DELUXE REVERB ( 22w )
小出力で自宅でもライブでも使い勝手の良いモデルとしてはこのデラックスリバーブ(12インチx1)や、15wのPRINCETON REVERB(10インチx1)などのブラックフェイス系チューブアンプがおすすめ。
艷やかなサウンドのこれらのアンプとチューブスクリーマーを組み合わせることで自宅でもSRVサウンドを堪能出来ます。
Spec;
スピーカー:12インチ×1(Jensen C12K)
真空管:12AX7×4、12AT7×2、6V6×2、5AR4×1
重量:62.2W×44.5H×24.1Dcm、19.1kg
※現行のデラックスリバーブにはブラックフェイスの65、64、シルバーフェイスの68モデルがラインナップされていますが64 DELUXE REVERBはハンドワイヤード仕様、Tone Masterシリーズは真空管未使用のデジタルアンプになります。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – FENDER DELUXE REVERB (動画)
PRINCETON REVERB ( 15w )
Spec;
スピーカー:10インチ×1(Jensen C10R)
真空管:12AX7×3、12AT7×1、6V6×2、5AR4×1
重量:50.5W×40.6H×24.1Dcm、15.7kg
※現行のプリンストンリバーブにはブラックフェイスの65、64、シルバーフェイスの68モデルがラインナップされていますが64 PRINCETON REVERBはハンドワイヤード仕様、Tone Masterシリーズは真空管未使用のデジタルアンプになります。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – Fender Princeton Reverb (動画)
エフェクター
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが愛用したギターエフェクター、もしくはスティーヴィー・レイ・ヴォーンになりきるためのギターエフェクターの紹介。
TC Electronic Combo Deluxe 65
TC Electronic Combo Deluxe 65は、フェンダーの1965年のデラックスリバーブアンプのサウンドを再現したペダルです。
TC Electronic Ampworx Vintage Series:
Combo Deluxe 65は、1965年のFender Blackface Deluxe Reverbのサウンドを再現したギター用デュアルチャンネルプリアンプペダル。
フットスイッチモード:
AMPWORXは、デュアルチャンネルモードとバイパスモードの2種類のフットスイッチモードが備わっており、用途に応じてCHANNELフットスイッチの機能を変更することができます。
両方のフットスイッチを同時に押すことで、フットスイッチモードが切り替わります。
- デュアルチャンネルモード:
デュアルチャンネルモードでは、AMPWORXペダルは常にONの状態になっていて、CHANNELスイッチを踏むたびにGREEN/RED 2つのアンプチャンネルを切り替えることができます。
- バイパスモード:
バイパスモードは、CHANNELスイッチでペダルのON/OFFを行うモードで、GREEN/REDのチャンネルはデュアルチャンネルモードで最後に選択したチャンネルが適用されます。
- GREENチャンネル:
1965 Fender Blackface Deluxe ReverbのNORMALチャンネルサウンドがベースになっています。 - REDチャンネル:
1965 Fender Blackface Deluxe ReverbのVIBRATOチャンネルサウンドがベースになっています。
主な特長:
- 1965 Fender Blackface Deluxe Reverbのサウンドを完全に再現
- リアルなサウンドとディティールを提供する革新的なTC AMPWORXモデリングテクノロジー
- オリジナルユニットのNormal Channel/VIBRATO Channelそれぞれをベースにした2chを切り替え可能
- オリジナルユニットと同様のGIBBSスプリングリバーブユニットからキャプチャされた4秒のIRを使用した高品質なコンボリューションリバーブを搭載
- Celestion公式 1 x 12” G12M Creamback IRキャビネットシミュレータを搭載
- サウンドの表現を広げるREVERB TONE、BRIGHT SWITCH、MIDDLE CONTROLを搭載
- 自宅での練習に最適なヘッドフォンアウト
- ホームレコーディングに使用可能なDIアウトプット
- 9V センターマイナス 300mA (電源アダプター別売り、電池駆動不可)
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – TC Electronic Combo Deluxe 65 (動画)
Ampworx Combo Deluxe 65′ -TC Electronic:
Ibanez TS808
スティーヴィー・レイ・ヴォーン・サウンドには欠かせないチューブスクリーマー。
クリーミーな中域と艶やかな高域はリイシュー・モデルでも健在。
音質補正用にアンプ前に1つと、立ち位置にブースター用に1つと、チューブスクリーマーを2台繋いでいたという噂もありますね。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – TS808 (動画)
Ibanez TS9
TS808の後継機種TS9。
こちらもスティーヴィー・レイ・ヴォーンが使っていたことで有名なチューブスクリーマーです。TS808より中域はややあっさり気味ながらもSRVライクなスモーキートーンは健在です。
スティーヴィー・レイ・ヴォーンはチューブスクリーマーが発売されるたびに入手していたようで、TS9の後継モデル、TS-10なども愛用していたようです。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – TS-9 (動画)
STEVIE RAY VAUGHAN – THE SECRET SOUND CHECK 1989:
足元には3代目チューブスクリーマー”TS10”が見えます。
クリーンなサウンドを出すときもエフェクターをOFFにするのではなく、ギター側のボリュームを下げて作ったクリーンの方がスティーヴィーらしい歪みの残った音が得られる気がします。
Pedal Pawn BLUESPRINT
Pedal Pawn BLUESPRINTは、TSとBBという人気のオーバードライブを1台に組み込んだ、デュアルオーバードライブペダルです。
Side1:
Side1は、スティーヴィー・レイ・ヴォーンがエル・モカンボで使用したといわれる伝説の1983年製のチューブスクリーマーを再現したモード。
Side2:
Side2は、Marshall BLUESBREAKERのサウンドを再現したモード。
Side1とSide2の同時使用も可能:
Pedal Pawn BLUESPRINTは、個別で使うことも出来ますが、Side1とSide2を同時に使用することで、無限大とも思える音色のオプションから独自のオーバードライブトーンを作ることができます。
オーダー切り替えスイッチ:
BLUESPRINT内部には2つのスイッチがあり、両方を下側(デフォルト)でSide1→Side2、両方を上側でSide2→Side1と信号の流れを切り替えることが可能です。
※必ず両方を下または上に設定してお使いください。
トゥルーバイパス:
電池はお使いになれません:
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – Pedal Pawn BLUESPRINT (動画)
Vintage 1980s Tube Screamer VS BluesPrint (SIDE 1):
こちらの動画はヴィンテージのTS9との比較動画ですが、これはすごいですね💕
Pedal Pawn TEXAN TWANG
Hi、Mid、Loのロータリースイッチと、レベル、ギターのボリュームコントロールでスティーヴィー・レイ・ヴォーンのテキサストーンをクリエイト可能なオーバードライブ。
トゥルーバイパス
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – Pedal Pawn Texan Twang (動画)
チューブスクリーマーというよりはファズのようなサウンドですが、ギターのボリュームを絞ることで艷やかなチューブスクリーマーライクなSRVトーンが出てきます。
まずは下のリンクからサウンドを聴いてみて!
おなじPedal Pawn から発売のFuzzでも良いかも。
J Rockett Audio Designs Lenny
SRV所有のダンブル・アンプのサウンドをねらったというオーバードライブペダル Lenny。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – J Rockett Audio Designs Lenny (動画)
Diaz PEDALS Texas Square Face
ジミ・ヘンドリックス・フリークになくてはならないFuzz Face。
スティーヴィーはアルバム『In Step』以降使用し始めたようですが、実際はアンプテクであるシーザー・ディアズによりカスタマイズされたものだったとか。
確かに、『 Tightrope』『 Leave My Girl Alone』のソロで使われたというそのサウンドは(特に低域が)Fuzz Faceっぽくありません。
そのディアズのファズフェイスを元に制作されたのが、この Texas Square Face。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – Texas Square Face (動画)
ファズ・タイプ別おすすめ
おすすめのファズを定番、ファズフェイス系ファズ、ビッグマフ系ファズ、トーンベンダー系ファズ、トレ ...
https://guitar-kaizou.net/fuzz.html
Jersey Girl Fulltender
6V6や6L6パワー管をドライブさせたかのようなサウンドが得られるジャージーガール・フルテンダー。
フェンダーアンプにチューブスクリーマーをプラスしたSRVライクなサウンドが自宅のアンプでも手軽に楽しめます。
Jersey Girl Fulltender で フルテンだぁ~
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – Jersey Girl Fulltender (動画)
VOX V847-A
スティーヴィーのワウはVOX製。
Voodoo Chile (Slight Return)や、Say What!での使用が有名ですね。
[ 定番ワウ ] VOXとJIM DUNLOPのワウ おすすめはどっち?[ 比較 ]
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – V847-A (動画)
VOX V846-HW
VOXのワウV846がハンドワイヤリング、トゥルーバイパスで蘇りました。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – V846-HW (動画)
MXR M68 Uni-Vibe
ジミ・ヘンドリックス・フリークのスティーヴィー・レイ・ヴォーンも愛用するUni-Vibe。
Uni-Vibe / ユニバイブとは、トレモロ効果とコーラス効果が得られるエフェクター。
M68 ユニヴァイブは、当時のサウンドをそのままに、Phase90 と同じ小さい筐体で復刻。
トゥルーバイパス
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube | MXR M68 Uni-Vibe (動画)
アクセサリー
弦 / GHS NICKEL ROCKERS
スティーヴィーが使っていた弦はGHSニッケル・ロッカーズが有名です。
.013や時にはそれ以上の太い弦を張っていたようです。
ニッケルロッカーズは、無骨で金属的な鳴りが特徴の弦。
太い弦はネックに負担が掛かるのでまずは.010~のセットあたりから試してみるのが良いかと思います。
詳細を見る
posted with カエレバ
ギターストラップ / SRV ギターストラップ
スティーヴィー・レイ・ヴォーンといえばこの音符ストラップが有名です。
ファンなら是非ともそろえたいですね。。カラーは4種。
詳細を見る
posted with カエレバ
ピックガード
スティーヴィー・レイ・ヴォーンのSRVレプリカ・も発売中↓
詳細を見る
posted with カエレバ
●ブラック・ピックガードも男らしくてカッコいいですね。
詳細を見る
posted with カエレバ
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません