
リッチー・ブラックモアの音を再現するならこの機材!
ディープパープル / レインボーのギタリスト、Ritchie Blackmore ( リッチー・ブラックモア )のギターサウンドを出すために必要な機材(ギター、エフェクター、ギターアンプ)を紹介。
音作りのコツ
リッチー・ブラックモアのサウンドは、ディープ・パープル期とレインボー期でわけられると思います。
ディープ・パープル期の音作り
ディープ・パープル期のリッチーサウンドは、VOX AC30やMarshallなどのチューブアンプの歪み+トレブルブースター/ファズ。
トレブルブースター/ファズはアンプがクリーンだと、パキパキした硬い音になってしまうので、アンプ(orオーバードライブ等で)で軽くドライブさせてからONにするのがポイント。
トレブルブースター/ファズで歪んだ音を出していおいて、クリーンはペダルをOFFにするのではなく、ギターのボリュームを絞ることでファズ独特の艷やかな鈴鳴りサウンドを出すのもディープ・パープル期のリッチー・ブラックモア・サウンドを再現するのには欠かせないポイントかと思います。
リッチー愛用の代表的なモデルHORNBY SKEWES TREBLE BOOSTER
レインボー期の音作り
トレブルブースター/ファズのサウンドメインだったディープ・パープル期に比べ、歪みの少ないレインボー期(厳密に言うとDP後期のStormbringerあたりから歪みは減ります)。
トレブルブースター/ファズのサウンドと言うよりは、アンプの歪みを生かしたサウンドになります。代表的なイクイップメントは、AIWAのオープンリール(TP-1011)によるブースト効果。

接続は、ギター▶TP-1011(マイクイン→ラインアウト)▶アンプ で、コントロールはマイクインでGainを、ラインアウトでLevelを調整し、アンプへ送っていたようです。
どちらもリッチー・ブラックモア・サウンドを再現するための歪みエフェクターとして、BSMなどから多数発売されていますので参考にしてみて下さい。
ギターはもちろんストラトキャスターで、ディープ・パープル期はメイプルネック(指板)、レインボー期はローズウッド指板のストラトキャスターを選びましょう。
▼Ritchie Blackmore’s Gear
ギター
リッチー・ブラックモアのメインギターはラージヘッドのストラトキャスター。スモールヘッドからラージヘッドに変わるのは1966年からなので、狙うのは1960年代後半から1970年代前半のモデルがおすすめ。
FENDER / Ritchie Blackmore Stratocaster
ブラックのピックアップカバーとブラックのノブが特徴的なストラトキャスターはレインボー後期にリッチー・ブラックモアが愛用していたモデル(74年製)。
ディープパープルの絶頂期にリッチーが愛用していた68年製ストラトキャスターもカスタムショップ製として発売されています(こちらはノン・スキャロップド)。

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YouTube – Ritchie Blackmore Stratocaster (動画)
FENDER Late 60s Stratocaster
ES-335に代わりメインの座に昇格したのが1968年製のストラトャスター。おなじみのラージヘッドに、アルダーボディ、メイプルネックにメイプル指板を貼った、通称”貼りメイプル”ネックが特徴。
ウッドストックで ジミ・ヘンドリックスが使用した白いストラトキャスターも68年モデルです。FENDERからは60年代後期仕様のLate 60s Stratocasterが発売されています。
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FENDER / 70s Stratocaster
リッチー・ブラックモアといえば70年代のストラトキャスターも忘れてはなりません。70年代のストラトキャスターのボディー材はアルダー、アッシュ等様々な仕様が発売されましたが、1974年のカリフォルニア・ジャムで使われたストラトキャスターは1972年製でボディ材はアッシュ。
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YouTube – Fender 70s Stratocaster(動画)
GRASSROOTS / G-SE-58 /SC
こちらはグラスルーツから発売のストラトモデル。スキャロップド・フィンガーボード仕様。G-SE-58M/SCはメイプル指板、G-SE-58R/SCはローズウッド指板。
値段も手頃なので、スキャロップドを試してみたい方にも最適です。
ボディ材はアルダー。
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✅G-SE-58 /SC:
サウンドハウスで見る
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GRASSROOTS G-SE-58 – YouTube (動画)
SEYMOUR DUNCAN / Quarter-Pound ( SSL-4 )
リッチー・ブラックモアが1979年~1985年にかけて愛用したシェクター製F-500Tピックアップ(廃盤)を彷彿とさせるデザインのQuarter-Pound ( SSL-4 )。
ポールピースが大きく、出力も通常のシングルコイル・ピックアップより約2倍ものパワーを持つモデルです。
RW/RP(逆巻き/逆磁極)、TAPPEDモデルも
直流抵抗値:Neck: 12.37k, Middle: 12.87k, Bridge: 13.4k
マグネット:アルニコ 5
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SEYMOUR DUNCAN SSL-4 – YouTube (動画)
アンプ
リッチー・ブラックモアが愛用したギターアンプ、もしくはリッチー・ブラックモアになりきるためのギターアンプの紹介。
MARSHALL / 1959 ( 100w )
ディープ・パープル初期にはVOX AC30を愛用していたリッチーですが、後に200wモデルのMARSHALL major1967にスイッチ。
200wという出力のアンプは改造されていたとはいえ、100w以上に歪みにくいと思われるので、あの歪みはトレブルブースター/ファズやAIWAのオープンリール(TP1011)によるブースト効果によるものと思われます。
現行モデルなら100wの1959になるでしょうか?
Spec;
真空管:ECC83x3、EL34x4
重量:20.5kg
最近はマーシャル・サウンドの出るエフェクターも多数発売されているので、それを利用しても良いでしょう。
➡マーシャル系ペダル特集
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YouTube – marshall 1959SLP (動画)
MARSHALL / SV20 ( 20w / 5w )
お手頃サイズの1959をお探しならこのSV20(Studio Vintage)がオススメ。MARSHALL 1959SLPを元に開発された出力20w(5w切り替え可能)のモデルです。
オリジナル1959同様の4Input入力をもち、マスターボリュームは未搭載ですが5wモードもあるので100wの1959よりも歪みは得やすいでしょう。
リアパネルにはエフェクトループ、DIアウト、スピーカーアウト搭載。
コンボとヘッドをラインナップ。
Spec;
スピーカー:1×10″ Celestion V-Type(コンボのみ)
スピーカー出力: × 5 (16Ω×1、8Ω×2、4Ω×2)
真空管:3xECC83 / 2xEL34
重量:
H460xW500xD245、15.85kg(コンボ)
H240xW500xD230、9.25kg(ヘッド)
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MARSHALL / Origin シリーズ
Marshall ORIGIN シリーズはヴィンテージマーシャルを踏襲しながらも、ゲイン・ブースト機能、サウンドキャラクターを変化させられるTILTコントロールを搭載し、モダンなオーバードライブ・サウンドも出力可能なモデルです。
*TILTコントロールはTHE AMP SHOP西田製作所さんの動画によりますと、ヴィンテージの4インプット仕様のマーシャルアンプのチャンネルリンクのサウンドを再現したものだそうです。
*写真はORIGIN 20
5wのORIGIN 5、20wのORIGIN 20、50wのORIGIN 50をラインナップ。
それぞれ出力を落とすことの出来るパワーリダクションスイッチを搭載しているので音量を出せない自宅練習にも。
エフェクトループ搭載。アンプヘッドとコンボをラインナップ。
*ORIGIN 5はコンボのみ
*付属の2Wayフットスイッチでゲインブースト機能とエフェクトループ機能のON/OFFが可能です。
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ENGL / RITCHIE BLACKMORE SIGNATURE ( 100w )
エングルのリッチー・ブラックモア・モデル。
クリーンとリードのチャンネルに加えて、ゲインのHi/Loスイッチによる合計4段階のゲイン切替によりクリーンからクランチ、ハイゲインなリードまでカバーします。
さらにContourスイッチをONにすればミッドレンジがブーストされ厚みのあるリードサウンドを得ることが出来ます。
背面にはエフェクトループ、ノイズゲートを搭載。
Spec;
出力:100W
コントロール:3BAND EQ、コンツァーSW、ブライトSW、ゲイン、ボリューム、エフェクトループバランスコントロール
真空管:ECC83×4、5881×4
重量:71W×27H×27Dmm、19kg
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エフェクター
リッチー・ブラックモアが愛用したギターエフェクター、もしくはリッチー・ブラックモアになりきるためのギターエフェクターの紹介。
Manlay Sound / M-200
リッチー・ブラックモアが愛用したアンプ Marshall Major(The Pig)のサウンドを細部まで再現したエフェクター。
『The Pig』の愛称で知られるMarshall Majorは200Wの個性的なアンプで、そのサウンドはどの時期のマーシャルと比較しても異なる、独自のサウンドを持っていました。
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JIM DUNLOP / Fuzz Face
使用頻度は高くなかったようですが、ファズフェイスも使用していたようです。ブリブリのファズサウンドは、アルバム「Fireball」のFireballで聴くことが出来ます。歪みのコントロールはギターのボリュームで行ないましょう。
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BSM / HS
リッチーブラックモアも愛用した、英国のホーンビー・スキューズの回路を再現した、BSMのトレブルブースター/ファズ。

リッチーブラックモアがDeep Purpleの“DEEP PURPLE IN ROCK”や“Made In Japan”等の録音で残した名演は、ホーンビー・スキューズの素晴らしくパワフルな音色によるものです。ギターの音をブーストし飽和させたサウンドは素晴らしいの一言です。
✅BSM HSシリーズ・ラインナップ:
- HS:
トレブルブースター、ホーンビー・スキューズのサウンドを忠実に再現。OC44ゲルマニュウム・トランジスタ搭載モデル。 - HS custom:
HSにボリューム・コントロールをプラスし、途中まであげるとDeep Purpleの“BURN”やRAINBOW初期の音色を創り出せます。 - FireBall:
動作特性にばらつきの多いゲルマニウムを厳選し製作したHS - HS-S:
シリコン・トランジスタを搭載。リッチー・ブラックモア「マシーン・ヘッド」の音を再現。 - HS-S Mastar:
シリコン・トランジスタ採用モデル。リッチー・ブラックモア「マシーン・ヘッド」の音を再現。マスターボリューム付き。
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BSM / Fire Ball
ファイヤーボールは、動作特性にばらつきの多いゲルマニウムを厳選し製作したHS
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BSM / RPA
BSM RPAは、リッチー・ブラックモアが74年以降に愛用したAIWAのオープンリールデッキ(TP-1011)とハイパスフィルターのコンビネーションによるエフェクトを再現しています。
✅BSM RPAラインナップ:
- RPA:
リッチー・ブラックモアの74年以降のサウンドを再現。 - RPA Major:
RPAを更にゲインアップしたモデル - RPA California:
リッチー・ブラックモア「カリフォルニア・ジャム」と「ライブ・イン・ロンドン」のサウンドを再現 - RPA Full Quarter Booster:
Seymour DuncanのSSL4 Quarter PoundやDiMarzio FS-1など出力の高いピックアップを使用している方におすすめ。リッチー・ブラックモアが1980年から90年代初期にかけて使用していたSchecter F500やOBL 450XL等を使用しても濁りや鈍さを感じさせず、パワフルでダイナミック、透明感のあるサウンドを出力するために開発。
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BSM / Studio 75
Rainbow1975 年のデビュー作 『銀嶺の覇者』のサウンドを再現したトレブルブースター。
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BSM / 71/73 CM
リッチー・ブラックモアは、ディープ・パープル第2期の頃、Hornby-Skewesのトレブル・ブースターと同時にキース・エマーソンのエンジニアBill HoughによるCMブースターも使用していました。
このCMブースターは、ダイナミックで鮮やかなサウンドのシリコン・ブースターで、1971年の春頃より1973年夏頃まで使用しており、71/73CMはそのCMブースターを再現しています。
71/73CMはModeとBrightコントロールにより微妙なニュアンスを表現します。そのクラシック・ハードロック・サウンドは、リッチーのサウンド再現するだけではなく、ハムバッカーのオーバードライブ・ブースターとしても優れています。
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BSM / Galaxy 1011
レインボー(リッチー・ブラックモア) の「ダウン・トゥ・アース」や「Long Live Rock ‘n’ Roll(バビロンの城門)」あたりのアルバムで聴ける聞けるサウンドは、Marshall MajorアンプをAIWAのテープレコーダーTP-1011でブーストしたもの。
Galaxy 1011 はAIWAテープレコーダーTP-1011のマイク・プリアンプ回路を忠実に再現。
本機はMarshall Major またはそれと同じ回路構造のアンプ向けに設計されています。それ以外のアンプ用には、BSM のRPA やStudio 75 がお勧めです。
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CATALINBREAD Skewer
こちらもリッチーブラックモア愛用のファズ/トレブルブースターHornby-Skewes Treble Boosterを忠実に再現したペダルです。
✅Catalinbread Skewerのコントロール:
- SKEW:ブーストの周波数レンジを調整します。ゲインにも少し影響します。反時計周り最小でフルレンジ・最大ゲインとなります。時計回り最大でオリジナルH-S Treble Boosterと同じ設定となります。
- BOOST:ブーストレベルを調整します。オリジナルH-S Treble Boosterの設定は2/3あたりです。
- EXTRA:トランジスタのゲインレベルを調整します。高くすると乱暴なブーストになります。
また内部にはトリムポットを搭載し、トリムポットでマスターボリュームのコントロールが出来ます。最大でデフォルト設定、80%くらいがブラックモアの設定と言われます。
SkewerはタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します、電池はご使用になれません。

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CATALINBREAD Dreamcoat
Catalinbread Dreamcoat(ドリームコート)は、リッチーブラックモアが多くのレコーディングやライブで使用したアイワのオープンリールデッキ TP-1011のプリアンプ回路を再現したペダルです。
Dreamcoatはさらに、リッチーのストラトキャスターに搭載されていたブースター回路も組み込み、ブーストの後からテーププリアンプ間のクリーンブレンドが加えられているため、ピックアタックを維持したままクリーンと歪みをまとめてEQで調整できます。
内部電圧は20Vで動作し、これはオリジナルアイワより少し高く、プリアンプならではのヘッドルームが得られます。
✅Catalinbread Dreamcoatのコントロール:
- FREQ:内部トリムポットで調整した2.4kHz~5khzまでの特定の帯域のブーストレベルを調整します。反時計周り最小でブーストがバイパスされます。最大にすると、トリムポットで設定した帯域に+10dBのブーストがかかります。ノイズレベルの調整ができることもあります。
- BLEND:FREQからのシグナルをアイワデッキ回路とブレンドします。最大から少し下げるとピックアタックが復活し、最小にするとイコライジングされたドライシグナルのみとなります。音量にも影響しますので、設定によりMASTERと合わせて調整します。逆に、SATとMIC VOLが高く設定され、BLENDが0を少し超えるとドライシグナルと極端なDreamcoat設定によるダイナミクスで、ユニークなトーンを作ることもできます。
- SAT:アイワユニットの第1ステージにあるフィードバックレベルを調整します。ゲインレンジコントロールのように考えることができます。オリジナルユニットにはこのコントロールはなく、固定値でした。オリジナルモデルと同等の設定は12時を少し超えたところです。
- MIC VOL:アイワデッキの歪みをコントロールします。回路全体の歪の強さに影響します。
- MASTER:全体の音量を調整します。
Dreamcoat内部搭載されたFREQUENCYトリムポット。トリムポットはお使いのギターに合わせて丁寧に設定し、一度設定したらそのギターを使う限り、そのままにしておきます。もちろん全く関係のない様々な周波数を試すこともできます。

オープンリールのプリアンプを再現と聞くと軽いブースター程度なのかな?と想像していましたが、リッチーは元々マイクを接続するために設計されたユニットにギターを繋いだために、ナチュラルにオーバーロードした独特の歪みと、TP-1011愛用当時?にストラトキャスターに搭載されていたブースターを再現することで、クリーン~クランチ程度の歪みから過激なファズサウンドまでがこのペダル1つで得ることができます。
マニアックなBSMより安いし使いやすそうです👍
※DreamcoatはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。内部で昇圧されているため、9V以外の電源は接続しないでください。電池はご使用になれません。
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BOSS / OC-5
Difficult To CureのFreedom Fighterのソロなど、曲によってオクターバーも使っています。オクターバーの定番、BOSSのOC-5あたりで再現できるでしょう。
BOSS OC-5はVintage/polyの2つのモードを持つBOSSの新しいオクターバー。
Vintageモードは1982年に誕生した単音(モノフォニックオクターブ・ペダル)の BOSS OC-2のサウンドを忠実に再現。polyモードは文字通り和音(ポリフォニックオクターブ)に対応し、さらに+1オクターブのサウンドも加えられるようになり、3オクターブという広範囲の音域に対応しました。
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