ヴィンテージタイプのトラスロッド調整~フェンダー編
トラスロッドがネックエンドに隠れているヴィンテージタイプのストラトキャスターのネックの調整はこのように行います!ネックを外すのが面倒ですが、カポを使えば簡単です。
弦高がバッチリ決まるとギターを弾くのも楽しくなりますね!
トラスロッドの位置いろいろ
近年(でもないけど)のモデルはヘッド側やネックエンドでもこのようになっているのでネックを外さずに調整できるので便利です。
トラスロッド(ヘッド側)
トラスロッド(ネックエンド側)
また、ネックの脱着は慎重に行わないとビス穴がスカスカになってしまうので気を使います。
かといって締め付けが緩いと音的に良くないし。
ヴィンテージのストラトキャスターやテレキャスターなどはビス穴がバカになってる個体とか結構あるんじゃないかな??
で、このストラトキャスターですが、これはヴィンテージではなく、フェルナンデスのコピーモデル。
定価5万くらいのモデルだと思うのですが、音に惚れて中古で手に入れたものです。
ネックはメイプルワンピースですが、ボディー材はなんだろ??通常ですとアルダーあたりですが、廉価モデルなのでバスウッドかポプラあたりなのでしょうか??
木目を見ると、うちのテーブルで使われているパイン材にも似てるんですよね🤔
しかし音はめっちゃ枯れてて、エリック・クラプトンのブラウニー(ソロの1stやレイラ"Layla and Other Assorted Love Songs")っぽい音がします。
値段は全く違うけど、こんな感じの枯れた音ね😋。
Fender Eric Clapton “Brownie" Stratocaster Layla Album Demo:
https://www.youtube.com/watch?v=dZvWLJsxw9o
ローズウッド指板のダークな音も良いけど、やっぱり私はメイプル1ピースネックの枯れた音が好きですね😍
ヴィンテージタイプのネックの調整
このギターはかなり古いので、ネックが動くことはめったにないのですが、弦のゲージを今までの009.5-044 から.009-.042に変えたのでちょい逆反りっぽくなっていたので、再調整です。
いずれにしてもネックは外さないとダメなので、弦を緩めてネックを外します。
このようにカポをはめておくと、弦が外れてしまうことがないのでおすすめです(特にクルーソンタイプのペグの場合)。
少しロッドを動かして(今回の場合は緩めて)、ネックを取り付けて、チューニングして、ネックの状態を見て、、、の作業を繰り返しますが、一発で決まればよいですが面倒ですよね。
ネックは、各弦の1Fと最終フレットを押さえ、12F上の高さを見る方法が一般的ですね。
ハガキ一枚位開いていれば正常、それより隙間があれば順反り、隙間が無ければ逆反りということになります。
詳しくは:
➡簡単なエレキギターの調整
今回は一度の調整で終わりました😙ネックを外すのは面倒くさいですが、ばっちり調整されたギターは気持ち良くて、ギターを弾くのも楽しくなりますね。
今日はCDを聴きながらこの枯れた音のストラトキャスターモデルでエリック・クラプトンごっこしよっと(^^)。
こちらもおすすめ:
➡エリック・クラプトンの機材を現行モデルで
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