TOTOのギタリスト Steve Lukather(スティーヴ・ルカサー)が実際に使用していた機材を元に、彼の音を忠実に再現できるおすすめのギター、アンプ、エフェクター、アクセサリー等を詳しく紹介しています。

音作り
スティーヴ・ルカサーは、デビュー当時はレスポールにコンプレッサーをかけたサウンドを特徴としていましたが、中期以降はEMGピックアップ搭載のストラトキャスターにハーモナイザーを加えたモジュレーションサウンドへと大きく変化しました。
それでも一貫して、粒の揃ったピッキングタッチや、滑らかで力強いトーンが彼のサウンドの特徴です。

後期には、本人のシグネチャーモデルであるMUSIC MAN Lukeギターを使用し、レコーディングではFENDERやMARSHALLなど多彩なアンプを組み合わせ、幅広い音色を表現しています。
さらに、エフェクトの使い方にも独自のセンスがあり、初期にはMXRやBOSSのコンプレッサーやコーラスを活用して、独特の魅力を持つサウンドを作り上げていました。
このページでは、スティーヴ・ルカサーサウンドを再現するためのギター、アンプ、エフェクターなどの機材を紹介しています。
ギター
MUSICMAN LUKE


MUSICMAN LUKEは、スティーヴ・ルカサー・シグネチャー・モデルです。
スティーヴ・ルカサーといえば長年のEMGピックアップの愛用者でしたが、最新モデルの L IIIのピックアップはパッシブ仕様になりました。
Steve Lukather demos his Ernie Ball Music Man LUKE Electric Guitar:
DiMarzio Transition ( DP255 / DP254 )

ルークの新しいシグネチャーモデルL IIIに搭載されているパッシブ仕様のピックアップが発売。ブリッジ用のTransition Bridge(DP255)と、ネック用のTransition Neck(DP254)がラインナップされています。
また、弦間ピッチの異なるノーマル用(主にギブソンなど)、Fスペース用(主にフェンダーなど)が用意されています。
DP254:
- 直流抵抗値:10.23k
- マグネット:セラミック
DP255:
- 直流抵抗値:11.05k
- マグネット:セラミック
EMG SL20

EMG SL20は、スティーヴ・ルカサー愛用のピックアップセットで、 EMG SLVと、85を組み合わせたSSHセットです。
SLV:
SLVは、EMGとSteve Lukather/スティーヴ・ルカサーとのコラボレーションにより生まれたピックアップです。SLVの特徴であるアルニコ5、フラットポールピースによる自然なサスティン、レスポンスに磨きをかけ、ピッキング、フィンガリング・ニュアンスに対するセンシティビティを極限まで高めています。
85:
EMG-85はアルニコマグネットを使用した2つのコイルに微妙なすき間をとり、 力強いローエンドとファットなトップエンドを獲得します。
リズムポジションでもミッドレンジは鮮明で、音がこもったり、にごったりすることはありません。
※Zakk Wyldeは、ネック側にEMG-85を、ブリッジ側にEMG-81をセットするコンビネーションで、 EMG-85の素晴らしい能力を120%引出しています。
※Steve Lukatherは彼のErnie Ballシグネーチャー「Luke」モデルのブリッジポジションに リードピックアップとしてEMG-85を使用しています。
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GIBSON Les Paul Standard


スティーヴ・ルカサー初期のメインギターは1958~1960年製のレスポールです。軽く歪ませたギターにコンプを掛けたサウンドはとても魅力的でした。
▼こちらのレスポールは1stアルバムのレコーディング中に2500ドルで入手したという1958年製スタンダード(#8 5656)。
※カラーがゴールドトップなので1958年初期モデルだと思われます。

Toto – Hold The Line PVより~
こちらは1stアルバムでメインに使用されたミニハムバッカー搭載の1971年製レスポールDX。

Toto – All Us Boys PVより~
レスポールは他に1959年製レスポール・スタンダード、1960年製レスポール・スタンダード等も所有しています。
Les Paul Standard:
Les Paul 70s Deluxe:

その他ギター
ルークの初期のメインギターはレスポールですが、後に赤いネックが印象的なストラトキャスター(MOON製)や、VALLEY ARTSも愛用します。


Toto – Live For Today:(MOON製ストラトキャスター)
Super Technical Approach (Full) Steve Lukather:(VALLEY ARTS Custom Pro USA)
Toto – Rosanna (1991):(VALLEY ARTS Custom Guitar “Robot”)
これらのギターは廃盤ですが、見かけたら手に入れたいギターです。
アンプ
FENDER DELUXE REVERB ( 22W )

初期~中期のルークのメインアンプはJose Arredondoの改造マーシャルやメサブギー(Mark III)等が有名ですが、レコーディングでは(ポールリベラにより改造された)このデラックスリバーブや、80年代の名器フェンダーのスーパーチャンプやプリンストンリバーブ等も使用していたらしいです。

DELUXE REVERBは出力が22Wで、レコーディングやライブなどにちょうどよいサイズで人気のアンプです。
Spec;
- スピーカー:
1×12″(Jensen C12K) - 真空管:
4×12AX7、2×12AT7、2×6V6、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
622×445×241mm、19.1kg
※現行のデラックスリバーブにはブラックフェイスの65、64、シルバーフェイスの68モデルがラインナップされていますが64 DELUXE REVERBはハンドワイヤード仕様、Tone Masterシリーズは真空管未使用のデジタルアンプになります。

FENDER 65 PRINCETON REVERB ( 15W )

FENDER 65 PRINCETON REVERBはルークが初期のレコーディングで多用したアンプです。
参考:
レジェンダリー・ギタリスト 特集●スティーヴ・ルカサー
艶やかなフェンダーらしいクリーンサウンドを堪能したい方におすすめで、自宅にライブにレコーディングにちょうどよいサイズです。
Spec;
- スピーカー:
1×10″(Jensen C10R) - 真空管:
3×12AX7、1×12AT7、2×6V6、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
505×406×241mm、15.7kg
※現行のプリンストンリバーブにはブラックフェイスの65、64、シルバーフェイスの68モデルがラインナップされていますが64 PRINCETON REVERBはハンドワイヤード仕様、Tone Masterシリーズは真空管未使用のデジタルアンプになります。

エフェクター
TC Electronic Combo Deluxe 65

TC Electronic Combo Deluxe 65は、ルークがレコーディングで多用したフェンダーの1965年のデラックスリバーブアンプのサウンドを再現したペダルです。
TC Electronic Ampworx Vintage Series:
Combo Deluxe 65は、1965年のFender Blackface Deluxe Reverbのサウンドを再現したギター用デュアルチャンネルプリアンプペダルです。
フットスイッチモード:
AMPWORXは、デュアルチャンネルモードとバイパスモードの2種類のフットスイッチモードが備わっており、用途に応じてCHANNELフットスイッチの機能を変更することができます。
両方のフットスイッチを同時に押すことで、フットスイッチモードが切り替わります。
- デュアルチャンネルモード:
デュアルチャンネルモードでは、AMPWORXペダルは常にONの状態になっていて、CHANNELスイッチを踏むたびにGREEN/RED 2つのアンプチャンネルを切り替えることができます。
- バイパスモード:
バイパスモードは、CHANNELスイッチでペダルのON/OFFを行うモードで、GREEN/REDのチャンネルはデュアルチャンネルモードで最後に選択したチャンネルが適用されます。
- GREENチャンネル:
1965 Fender Blackface Deluxe ReverbのNORMALチャンネルサウンドがベースになっています。 - REDチャンネル:
1965 Fender Blackface Deluxe ReverbのVIBRATOチャンネルサウンドがベースになっています。
主な特長
- 1965 Fender Blackface Deluxe Reverbのサウンドを完全に再現
- リアルなサウンドとディティールを提供する革新的なTC AMPWORXモデリングテクノロジー
- オリジナルユニットのNormal Channel/VIBRATO Channelそれぞれをベースにした2チャンネルを切り替え可能
- オリジナルユニットと同様のGIBBSスプリングリバーブユニットからキャプチャされた4秒のIRを使用した高品質なコンボリューションリバーブを搭載
- Celestion公式 1 x 12” G12M Creamback IRキャビネットシミュレータを搭載
- サウンドの表現を広げるREVERB TONE、BRIGHT SWITCH、MIDDLE CONTROLを搭載
- 自宅での練習に最適なヘッドホンアウト
- ホームレコーディングに使用可能なDIアウトプット
- 9V センターマイナス 300mA (電源アダプター別売り、電池駆動不可)

Ampworx Combo Deluxe 65′ -TC Electronic:
スティーヴ・ルカサーがレコーディングで愛用したブラックフェイス期のフェンダーアンプサウンドはこのペダルで。

IBANEZ TS808

1982年の来日公演のスティーヴ・ルカサーのエフェクトボードにはこのTS808チューブスクリーマーが鎮座していました。
Ibanez TS808は、伝説的なオーバードライブである初代チューブスクリーマーを復刻したペダルです。チューブスクリーマーは、ミッドレンジ(1~3kHzあたり)が強調された、たまろやかな歪みが特徴のオーバードライブで、リードサウンドを引き立てるのに最適です。
IBANEZ TS9

TS9は、TS808の後継機種である、二代目チューブスクリーマーのリイシューモデルです。ルークの2012年のツアーのボードにはこのTS9がセットアップされていました。
スイッチが通称”キャラメルスイッチ”から大型のものに変更されるなど、初代TUBE SCREAMERのサウンドを継承しながらも、いくつかの改良が施されています。

BOSS CE-2W

BOSS CE-2Wは、ルークも愛用したBOSSの初代コーラスCE-1と、コンパクトエフェクトペダル初のコーラスCE-2のサウンドをWAZA CRAFTで再現したモデルです。

BOSS CE-1
ステレオ対応:
CE-2Wはステレオ出力に対応しています。
モード切替(スタンダード/CE-1コーラス/CE-1ビブラート):
CE-2Wは、モード切替機能を備えており、CE-2と、BOSSが1976年に世界に先駆けて発表したコーラスCE-1の2つコーラスサウンドモードを切り替えることができます。
- CE-2モード(S):
STANDARDモードではCE-2のコーラスサウンドを再現。CE-2では得られなかったステレオ出力による広がりも実現します。 - CE-1モード(CHORUS、VIBRATO):
暖かなサウンドで人気のCE-1の2つのモード(CHORUS/VIBRATO)では、オリジナル機にはなかったCHORUSのDEPTHコントロールも可能となりました。
MXR DYNACOMP

DYNACOMPは、1stなど初期のレコーディングで多用しているコンパクトタイプのコンプレッサーです。
クリーン/クランチサウンドにかければ気持ち良いコンプサウンドが得られます。アウトプットを上げればブースターとしても使えます。

EVENTIDE H9

3rdアルバムTURN BACKなどで聴けるフランジャー/コーラス風のモジュレーションサウンドはEventide H910(ハーモナイザーによるデチューン機能)だそうで、Eventide (イーブンタイド)のH9なら間違いないでしょう。
※Detune/デチューンとは原音に微妙にずらした音を加える事で音に厚みと広がりを与えるエフェクターです。
BOSS RE-202 Space Echo

BOSS RE-202 Space Echoは、ルークも愛用していたテープ・エコーの名機ローランドRE-201のサウンドをのサウンドを再現したテープエコー系ペダルです。

コンパクトサイズのSpace Echo RE-2でも良いでしょう。

BOSS RE-202 Space Echo:

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