
5弦と6弦の同音異弦の音が好み ダダリオのバランスドテンション弦 EXL120BTレビュー
1弦から6弦までテンションバランスが均等になるようにセットされた弦、ダダリオから発売のバランスドテンション弦 Balanced Tension / EXL120BTのレビュー。
ダダリオのバランスドテンション弦 9/40 EXL120BT
EXL120BTとは、1弦から6弦までテンションバランスが均等になるようにセットされた弦で、例えばトレモロ付きのギターに張るとチューニングに有利だったりするのでしょうかね?
009~042とのテンション比較(ダダリオ公式サイトより)
バランスドテンション弦のメリットとデメリット
バランスドテンション弦9/40は6弦が細く(.040)、弾いてみてもやや頼りない感じがしますので敬遠する方も居ると思うのですが、細い故の利点もあって、例えば5弦3フレットのCがルートのパワーコードと、6弦8フレットのCがルートのパワーコードを比較すると、かなり近い音質で鳴ってくれます。
太い弦はパワーがあって良いのですが、5弦と6弦の同音異弦の音を比較した場合、6弦側がちょっとモサッとした音になっちゃうんですよね。
これはテンションが均一になるように組み合わせた弦だからなのか?は不明ですが、なかなか好印象😊。
バランスドテンション弦のラインナップは09/40以外に、10/46、11/50もあります。他の弦はどうなのか分かりませんが、少なくともEXL120BTは非常に気に入りました。
011/050は太すぎて弾きこなす自信ないですが、010/046なら試してみたいですね。
一般的なエクストラライトゲージ
.009、.011、.016、.024、.032、.042
EXL120BT
.009、.012、.015、.022、.030、.040
EXL110BT
.010、.013.5、.017、.025、.034、.046
EXL115BT
.011、.015、.019、.028、.037、.050
ちなみにマイケル・シェンカーはフェンダーの.009~.040という意外と細い弦を張っていました。
昔のハードロック系のギタリストは細い弦を張る方が多いですよね、ブラック・サバスのトニー・アイオミやディープパープルのトミー・ボーリンは.008からの弦ですし、アンガス・ヤング、ジミーペイジも.009、ヴァン・ヘイレンは.009の半音下げなどなど。
彼らはマーシャルなどのスタックアンプでラウドな音を出すので細い弦がちょうどよいのかもしれませんが。
ダダリオのバランスドテンション弦 EXL120BTぜひお試しを。
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