SGの改造

SGにGROVERは付く?|ペグ交換で音質と見た目を改善!

グローバーペグを装着します
執筆・監修:
ギター改造歴25年・DIYギタリスト

Gibson SGのペグをロトマチックの定番GROVERに交換してみました。クルーソンタイプに比べ大きく重量のあるグローバーは、見た目はもちろん音質の改善にもおすすめです。

GROVER ( グローバー )ペグの取り付け完了!


往年のギタリストが愛用したGROVER ( グローバー )ペグ

GROVER ( グローバー )102-Ni

GROVER ( グローバー )102-Ni

GROVER ( グローバー )のペグとは、クルーソンタイプのペグに比べ剛性が高く、故障も少なかったために多くのギタリストが交換して使用していたペグで、有名なところでは、エリック・クラプトンや、ジョージ・ハリスンのSG。

エリック・クラプトンのSG

エリック・クラプトン愛用のSGはクリーム時代のメインギター

ジョージ・ハリスンのSG

1966年以降にジョージ・ハリスンが愛用するGibsonSG

レスポールでは、ジミー・ペイジのNo.1、No.2、ビートルズの楽曲 WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPSでエリック・クラプトンが弾いたジョージ・ハリスンのレスポールなどもオリジナルKLUSON ( クルーソン )からGROVER ( グローバー )へ交換しています。

デカイ半円状のツマミが特徴ですね。

ジミー・ペイジのNo.1レスポール

ジミー・ペイジのNo.1レスポール

ジミー・ペイジのNo.2レスポール

ジミー・ペイジのNo.2レスポール

ジョージ・ハリスンのレスポール ルーシー

WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPSでエリック・クラプトンが弾いたジョージのレスポール

GROVER ( グローバー )のペグは、軽量なKLUSON ( クルーソン )タイプのペグに比べ、大きく重いので、カチッとしたブライトな音が出るようになるので音質を変えたい方にも有効なチューンです。

私は特にこの見た目に憧れます。

 


クルーソンタイプからグローバータイプに交換する場合、通常はペグの穴を大きく空け直さなければなりませんが、私のSGは、見た目はクルーソンながら、表側からネジ止めするロトマチックタイプのペグなのでそのまま交換可能です。

ギブソンのレギュラーモデルに多いなんちゃってクルーソンペグ

ぱっと見クルーソンのロトマチックペグ

詳しくは:
SG 61のペグを2コブのクルーソンに交換


なぜペグ交換するのかと言うと、我がSGは、音は良いのですが、レスポールと比べるとプレーン弦がモサッとした太い音でちょっと気に入りません。

そのため、SGなのにレスポール用のビグスビー付けたり、色々やっているのですが、レスポールと比べると、まだ音質に不満があります。

詳しくは:
SG にBIGSBY B7を改造取り付け


以前このグローバーペグを付けていたレスポールも、交換することで、音がブライトになり、ジミー・ペイジのカリカリなレスポールっぽい音になったので、交換してみようかと。

GIBSON LESPAUL REISSUE ’88年製 詳細

このペグはもう数十年放っておいたので、まずは掃除から。


まずはピカールでお掃除

こんな粉吹いてる状態なので、金属磨きの定番”ピカール”でお掃除

昔、レスポールにつけていたグローバーペグ

ピカール凄すぎる、ウエスで拭くだけでここまで綺麗になりました。

ピカール凄すぎる。ウエスで拭くだけでここまで綺麗になりました
金属磨きの定番"ピカール"でペグ磨き

日本磨料工業 / ピカール

ピカール

 

 


現在はコンバージョンブッシングを使用しクルーソンタイプのペグを付けているのでペグとブッシングを外します。

61年製SGに近い仕様の2コブクルーソンタイプのペグ

クルーソンタイプのペグとブッシングを外します

クルーソンタイプのペグは裏側のネジ2本で止まっているだけなので、外します。

ペグとブッシングを外します

次にブッシングを外します。

次にブッシングを外します

この棒↑は以前GOTOHのマグナムロックを購入したときに付属してきたもので、プラスチックハンマーでお尻を軽く叩くことでブッシングを簡単に外すことが出来ます(SGオリジナルのなんちゃってクルーソンにこの作業は必要ありません)。

ブッシングが浮いてきました

クルーソンタイプのペグ取り外しが終わりました。

クルーソンタイプのペグの取り外しが終わりました

次に、グローバーペグを装着します。クルーソンタイプの下側のビス穴がそのまま使えます。

グローバーペグを装着します

さらに表側のナットを締めて、取り付け完了!!

GROVER ( グローバー )ペグの取り付け完了!

オリジナル(ヴィンテージ)のSG(61年製)と同じようにと、コンバージョンブッシングを使用し、2コブのクルーソンタイプのペグに交換していましたが、このグローバーペグもなかなかカッコいいですね。

GROVER ( グローバー )のペグは見た目がカッコいいですね


GROVER ( グローバー )102-Niレビュー

予想ではもっと金属的な音になるかな?と思ったのですが、意外とそうでもなく、キラキラしつつもエージングされた枯れたよい感じの音になりました。

SGはレスポールに比べややこもった音なのですが、このグローバーペグのおかげで非常に似たサウンドが出るようになりました。

音はレスポール、弾きやすさはSGという私にとってこれはすごく嬉しいです。

最近のギブソンに多い、なんちゃってクルーソンの付いてるギターは、そのまま交換できるので、見た目と音質アップを期待したい方には効果的な改造です。

GROVER ( グローバー )102-Ni 

 

サウンドハウスで見る

ちなみに同じ102ペグでも種類があって、末尾にVのついているGrover 102Vはヴィンテージ仕様で形もカッコよくなっています。

しかもギア比は18:1とパワーアップ!

GROVER 102-Ni

現行モデルの102とヴィンテージリイシューの102(右)

わずかな違いですが、ヴィンテージ仕様のグローバーはカッコいいですね、次買うならこっちかな。

▼機能性にこだわるなら、今はロック式のペグもあるので交換するならこちらでも良いでしょう。

 

GROVER ROTO-GRIPS

Grover / ROTO-GRIPS

 

サウンドハウスで見る

作業時間:およそ20分

ペグ穴の径の問題でGROVER取り付けできない方は「FAT FINGER」でも音質改善できますのでおすすめです。

FATFINGERを付けるとSGの音が更に良くなります
FAT FINGER/ファットフィンガーとはギターのヘッドに取り付ける音質改善用の重り(おもり)。ペグを重量のある大きなものに替えると音質が変わりますがそれと同じ効果が簡単に得られます。今回はSGにFATFINGERを付けてみました。

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