SGのペグをGROVER ( グローバー )に交換
![GROVER ( グローバー )102-Ni](https://guitar-kaizou.net/wp/wp-content/uploads/2018/12/grover102.jpg)
Gibson SGのペグをロトマチックの定番GROVERに交換してみました。
クルーソンタイプに比べ大きく重量のあるグローバーは、見た目はもちろん音質の改善にもおすすめです。
往年のギタリストが愛用したGROVER ( グローバー )ペグ
GROVER ( グローバー )102-Ni
GROVER ( グローバー )のペグとは、クルーソンタイプのペグに比べ剛性が高く、故障も少なかったために多くのギタリストが交換して使用していたペグで、有名なところでは、エリック・クラプトンや、ジョージ・ハリスンのSG。
![エリック・クラプトンのSG](https://guitar-kaizou.net/wp/wp-content/uploads/2018/08/2018-08-10-07.32.54.jpg)
![ジョージ・ハリスンのSG](https://guitar-kaizou.net/wp/wp-content/uploads/2018/08/2018-08-10-07.25.43.jpg)
レスポールでは、ジミー・ペイジのNo.1、No.2、ビートルズの楽曲 WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPSでエリック・クラプトンが弾いたジョージ・ハリスンのレスポールなどもオリジナルKLUSON ( クルーソン )からGROVER ( グローバー )へ交換しています。
デカイ半円状のツマミが特徴ですね。
![ジミー・ペイジのNo.1レスポール](https://guitar-kaizou.net/wp/wp-content/uploads/2018/08/2018-08-10-07.27.58.jpg)
![ジミー・ペイジのNo.2レスポール](https://guitar-kaizou.net/wp/wp-content/uploads/2018/08/2018-08-10-07.28.16.jpg)
![ジョージ・ハリスンのレスポール ルーシー](https://guitar-kaizou.net/wp/wp-content/uploads/2018/08/2018-08-10-07.26.19.jpg)
GROVER ( グローバー )のペグは、軽量なKLUSON ( クルーソン )タイプのペグに比べ、大きく重いので、カチッとしたブライトな音が出るようになるので音質を変えたい方にも有効なチューンです。
私は特にこの見た目に憧れます😍
クルーソンタイプからグローバータイプに交換する場合、通常はペグの穴を大きく空け直さなければなりませんが、私のSGは、見た目はクルーソンの表側からネジ止めするロトマチックタイプのペグなので、そのまま交換可能です(^^)v。
![ギブソンのレギュラーモデルに多いなんちゃってクルーソンペグ](https://guitar-kaizou.net/wp/wp-content/uploads/2018/08/02_bpsoennxdmg_o2k1372043649_137204.png)
詳しくは:
➡SG 61のペグを2コブのクルーソンに交換
なぜペグ交換するのかと言うと、我がSGは、音は良いのですが、レスポールと比べるとプレーン弦がモサッとした太い音でちょっと気に入りません。
そのため、SGなのにレスポール用のビグスビー付けたり、色々やっているのですが、レスポールと比べると、まだ音質に不満があります。
詳しくは:
➡SG にBIGSBY B7を改造取り付け
以前このグローバーペグを付けていたレスポールも、交換することで、音がブライトになり、ジミー・ペイジのカリカリなレスポールっぽい音になったので、交換してみようかと、、、。
➡GIBSON LESPAUL REISSUE ’88年製 詳細
良い方向に変われば良いですけど😀。
もう数十年放っておいたので、まずは掃除から。
まずはピカールでお掃除
こんな粉吹いてる状態なので、金属磨きの定番"ピカール"でお掃除
ピカール凄すぎる😊。ウエスで拭くだけでここまで綺麗になりました。
現在はコンバージョンブッシングを使用しクルーソンタイプのペグを付けているのでペグとブッシングを外します。
クルーソンタイプのペグは裏側のネジ2本で止まっているだけなので、外します。
次にブッシングを外します。
この棒↑は以前GOTOHのマグナムロックを購入したときに付属してきたもので、プラスチックハンマーでお尻を軽く叩くことでブッシングを簡単に外すことが出来ます(SGオリジナルのなんちゃってクルーソンにこの作業は必要ありません)。
クルーソンタイプのペグ取り外しが終わりました。
次に、グローバーペグを装着します。クルーソンタイプの下側のビス穴がそのまま使えます。
さらに表側のナットを締めて、取り付け完了!!
オリジナル(ヴィンテージ)のSG(61年製)に見えるようにと、コンバージョンブッシングを使用し、2コブのクルーソンタイプのペグに交換していましたが、このグローバーペグもなかなかカッコいいですね(^^)。
GROVER ( グローバー )102-Niレビュー
予想ではもっと金属的な音になるかな?と思ったのですが、意外とそうでもなく、キラキラしつつもエージングされた枯れたよい感じの音になりました👍。
SGはレスポールに比べややこもった音なのですが、このグローバーペグのおかげで非常に似たサウンドが出るようになりました。
音はレスポール、弾きやすさはSGという私にとってこれはすごく嬉しい(^^)。
最近のギブソンに多い、なんちゃってクルーソンの付いてるギターは、そのまま交換できるので、見た目と音質アップを期待したい方には効果的な改造です。
GROVER ( グローバー )102:
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ちなみに同じ102ペグでも種類があって、末尾にVのついているGrover 102Vはヴィンテージ仕様で形もカッコよくなっています。
しかもギア比は18:1とパワーアップ!
![GROVER 102-Ni](https://guitar-kaizou.net/wp/wp-content/uploads/2018/12/grover102-tile.jpg)
わずかな違いですが、ヴィンテージ仕様のグローバーはカッコいいですね😍次買うならこっちかな。
機能性にこだわるなら、今はロック式のペグもあるので交換するならこちらでも良いでしょう。
GROVER ROTO-GRIPS
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作業時間:約20分
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