テレキャスターのペグ交換~MONTREUX Convertion Bushingを使ってロトマチックからクルーソンへ
テレキャスターのペグをMONTREUX Convertion Bushingを使ってヴィンテージ風のクルーソンペグに交換です。
ペグ交換は見た目はもちろん、音質改善にも有効です。
テレキャスターのペグ交換
先日組み上げた、MIGHTY MITE製テレキャスターですが、ペグ(ロトマチック)の見た目がどうも気に入りません。
このペグはヘッドの表側からもナットで止めるロトマチックタイプのペグが採用されていますが、私はヴィンテージ風のクルーソンタイプのペグが好きなので交換してみます。
交換前のロトマチックペグ:
ちょっと見た目がゴツくてなんか嫌い。
MONTREUX Convertion Bushingとは
MONTREUX Convertion Bushingとは取り付け穴の大きなグローバーなどのロトマチック・タイプのペグから径の小さなクルーソンタイプのペグに戻す際のブッシングです。
本来であれば一旦穴を塞ぎ、クルーソンペグ用に穴を開け直す必要があったものを、このペグを利用することで簡単に取り付けることが出来るようになりました👍
60~70年代など、昔のクルーソンタイプのペグは性能が悪く故障も多かったために、穴を開け直してロトマチックタイプのペグに交換する方が多かったのですが、近年はクルーソンタイプのペグの性能も上がったためにどちらを付けても問題ないレベルになっています。
あえて今、違いを言うならロトマチックタイプのペグは、大きく重量のあり、またナットでがっちり止めるので倍音のないカチッとした音、クルーソンタイプのペグは軽量なために倍音を多く含んだ軽快なサウンドと、見た目と音質で選んでも良いと思います。
ペグ交換
Convertion Bushingにも種類がありまして、一般的なクルーソンタイプなら内径6.35ミリのものをを購入すればOK。
アジア製クルーソンや、ゴトーのマグナムロックには内径6ミリのものを購入して下さい。
私のはごく普通のクルーソン・タイプなので6.35ミリのものを注文。
取り付けはとても簡単で、ペグ表面のナットを外し、Convertion Bushingを押し込んでそのまま交換するだけ。
ペグをセットしたら、定規を当ててビス穴をマーキングし、穴あけ。
完了!!
交換後のクルーソンペグ
見た目はこちらのほうが好きです👍
このテレキャスターはFenderのAmerican Standardというややモダンな仕様なのでストリングガイドの形状がヴィンテージスタイルではないのですが、とりあえず気に入りました。
ストリングガイドを替えても良いですしね。
ペグによるサウンドの違い
音の方は、レスポールにクルーソン⇒ロトマチックに載せ替えた時ほどの差は感じませんでしたが、それでもロトマチックのカチッとしたサウンドから、やや柔らかなサウンドになったかな??と思います。
特にテレキャスターはキンキンした音になりがちなので、クルーソンタイプのペグのほうが音が落ち着いていて私は好きですね。
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クルーソンから径の大きなロトマチックに変更するには穴を広げる必要があるので勇気が必要ですが、ロトマチックからクルーソンに替えるにはこのコンバージョンブッシングを使えば難しくありません。
ヴィンテージライクな見た目と、サウンドを変えてみたいという方は試してみても良いかも。
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ストラトキャスター/テレキャスターなど片側6連タイプ:
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