テレキャスターの音を太くする SONIC TURBO SWITCH レビュー
ターボスイッチとはテレキャスターの見た目はそのままに、トーンを引っ張ることで2つのPUをシリーズ/直列 ( ハムバッキング )接続し、一瞬で音を太くする魔法のサーキット。
SONIC ( ソニック ) TURBO SWITCHとは
テレキャスターにSONICのTURBO SWITCHを取り付けましたのでレビューします。
SONIC ( ソニック ) のTURBO SWITCH/ターボスイッチとはテレキャスターの見た目はそのままに、トーンを引っ張ることで2つのPUをシリーズ/直列 ( ハムバッキング )接続し、一瞬で音を太くする魔法のサーキット。
イメージとしては、ブラックフェイスのツヤツヤな音が、ターボスイッチONで、ダーティーなツイードアンプのような音に変わる的な??
ターボスイッチはサーキット一式がセットなので音質アップも期待できる
SONIC ( ソニック ) TURBO SWITCHには、CTSのボリュームポット、CLRセレクター、オイルコンデンサなどがセットになっているので、交換と同時に音質アップも期待できます。
ターボスイッチに搭載されているオイルコンデンサ
ターボスイッチ付属のオイルコンデンサは使える
ストラトキャスターに付けているターボブレンダーにも同じオイルコンデンサが付いているのですが、このオイルコンデンサがなかなか良くて、キンキンしたテレキャスター・サウンドもトーンを絞ることで、ふくよかで色気のあるテレキャスター・サウンドを出力してくれます。
ボリュームポットやらコンデンサやら配線材やら一から揃えるのが面倒な方にもおすすめです。
➡BLACK CAT コンデンサに匹敵?SONIC/HGCのオイルコンデンサ
ハイパス用コンデンサも付いてる
SONIC ( ソニック ) TURBO SWITCHのボリューム・ポットにはハイパスコンデンサも付いています。
ハイパスコンデンサとは、ボリュームを絞った時に減衰してしまう高域の劣化を防ぐ ( ボリュームを絞っても高音が残る様になる )ためのコンデンサ/キャパシタ。
ターボスイッチに搭載されているハイパスコンデンサ
ターボスイッチのポットにはご覧の通り、102と書かれたコンデンサが付いています。
コンデンサ/キャパシタの読み方
この102というコンデンサの末尾の数字は0の数を表しているようで、変換すると10+0が2つで、1000pF ( ピコファラッド )、ギター用コンデンサの数値でおなじみのμF ( マイクロファラッド )に直すと、0.001μFとなります。
ハイパス用コンデンサには0.001μFや0.0047μFが使われることが多いようです。
でもハイパスコンデンサは外しちゃいました😅
ボリュームを絞ってもテレキャスターっぽいジャキジャキのサウンドを出すにはこのハイパスフィルター/コンデンサは有効で、私も当初は気に入って使っていたのですが、歪みを抑えたクリーンなサウンドを出すには高域が残らないほうが使いやすいかな?と思い、結局外すことにしました ( 付けるの難しくないですし )。
ハイパスフィルターは好みなので、興味のある方は付けてみると面白いですよ。
取り付けてみたいかたは、この図の赤い部分がハイパスコンデンサです。
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ということで、PUを直列に繋ぎ、ぶっとい音を出したい方はもちろん、テレキャスターの音質アップ効果を得たい方にもソニック・ターボスイッチはおすすめです。
SONIC / TURBO SWITCH TC ( テレキャスター用 )はこちらで購入できます
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ターボスイッチにはUSA製インチサイズと、ジャパン製ミリサイズをラインナップ。
ボリュームを全開にすると回路がバイパスされるフルアップポット仕様も。
※ターボスイッチは電池の要らないパッシブ回路です。
➡ターボスイッチ(メーカーサイト)
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