ストラトキャスターにマグナムロック取り付け
以前付けていた、GOTOH ゴトー のロック式ペグ、マグナムロックをクルーズのSECに再び取り付けてみました。
マグナムロックは見た目を変えずにチューニングを安定させ、また、音質アップにも効果的です。
このギターは特にチューニングに問題は無いのですが、最近の趣味である(ガツンとしたヴィンテージライクな音ではなくもう少し)モダンなサウンドにしてみたかったから。
マグナムロックは、見た目はほぼ変わらぬ形ながら、ポストの長さやゴツさがなくなる分、オリジナルのクルーソンタイプのペグに比べると音は少しだけ軽快な音に変わります。
ヴィンテージタイプのクルーソンペグとマグナムロック(右)
良い方向に変わってくれれば良いけどな😊
マグナムロックの取り付け(クルーソンタイプ)
マグナムロックの取り付けは非常に簡単です。ただし、ポストの径がやや細くなるので、付属のブッシングへの交換が必要になります。
こんな棒が付属しているので、穴に押し込めば簡単に、、、ではないけどブッシングを外すことが出来ます(ギターによると思いますが結構キツキツでした)。
H.A.P.-M
マグナムロックにはH.A.P.-M仕様のものがあります。H.A.P.-Mとは、H.A.P.M(ハイトアジャスタブルポスト)の略で、ポストの高さをペグ裏の穴にレンチを差し込んで調整できるというもの。
H.A.P.-Mは特にストラトキャスターやテレキャスターなど、ネックに角度のないギターに効果的で、6弦から1弦に向かいポストの高さを低くすることで、最適なテンションを得ることが可能になります。また、チューニングの狂いの原因にもなるストリングガイドを外すことも出来ます。
マグナムロックH.A.P.M(ハイトアジャスタブルポスト)仕様
このようにポストの高さを変えることで、
ストリングガイドも必要なくなります。もちろんそのまま使用してもOK
弦をロックする仕組み
マグナムロックは、非常に簡単に弦をロックすることが可能です。よくあるロックペグの場合ですと、裏にあるネジで弦をロックし巻き上げるのですが、マグナムロックは、ポストに弦を入れてペグを回すだけで自動で弦をロックすることが可能。
そのおかげで、見た目をほとんど変えずにロックペグに交換出来るので、ヴィンテージギターなどをお使いの方にもおすすめのペグです。
マグナムロック詳細:
チューニングを合わせた状態でも弦はポストに1周も巻き付けていません。
この状態でアームを使用しても弦がポストでたわむことが無いのでこの部分でのチューニングの狂いはおきません。
逆に言えばこのペグを取り付けてチューニングが狂うようなら、ナットの切り込みやブリッジ周りが原因ということになります。
マグナムロックに交換してみて 音質の変化
予想通り、無骨でドンシャリ気味だった音が軽快なシャリーンとしたバランスの良い音に変化しました。
これは良いですね(特に改造するわけではないので気に入らなければ元に戻すのも簡単です)。
チューニングに問題のあるギターはもちろんですが、見た目を変えずに、音質の調整をしてみたい方にもマグナムロックは最適です。
ストラトキャスターやテレキャスターなど、マグナムロック6連用:
GOTOH / SD91-HAPM-05M-L6
カラーはニッケル、クローム、ゴールド。
🖥ショップで探す📲
➡ GOTOH SD91-HAPM 【サウンドハウス】
➡ SD91 HAPM 【イシバシ楽器】
posted with カエレバ
同じくGOTOHのシンクロナイズドトレモロ/ブリッジ510TSとの組み合わせで、チューニング対策はバッチリではないでしょうか。
GOTOH 510TS:
6弦と1弦のサドルの下のブリッジプレートに溝が掘ってあるので、大きくアームダウンしてもサドルが左右にたわまずチューニング面でも有利だと思います。
詳しくは:
➡GOTOH 510TS は弾きやすくて音も良い
➡ストラトキャスターにGOTOH 510TS ブリッジ取り付け
こちらもオススメ:
➡ロック式ペグ マシーンヘッド一覧
➡チューニングの狂わない簡単なギターの弦の張り方