
フレット修正 – ストラトをとことんいじる
ストラトキャスターST62の音づまり解消のためのフレットの修正/形成を少しだけ行いましたので手順を解説します。
弾いていて1箇所だけ音づまりがあったので弦を張ったまま(テンションをかけたまま)特定部分をヤスリで削るという作業です。
工具さえあればさほど難しい作業ではありません。
このフェンダー・ジャパンのフレットに関して言えば、減ってはいるけどまだ、摺り合わせするレベルではないと思っていたのですが、ちょうど良い弦高に設定し1弦17フレットをチョーキングすると何故か音詰まりが発生します。
音詰まりは1弦17フレットをチョーキングしたときのみなので、3弦辺りのフレットが低い(もしくは他のフレットが高い)という事なんでしょうね。ちなみにネックは調整済み、フレット浮きもありません。
弦高を上げればマシになるのですが、弾きにくくなるのは嫌なので、17フレット以降のフレットを少しだけ摺り合わせることにしました。
フレットすり合わせで用意するもの
- マジック
- ヤスリ
- スチールウール
- 金属磨き
- マスキングテープ(PU周りは磁石なのでしっかり養生しましょう)
弦を張ったまま(テンションをかけたまま)少しずつ削って行きます。
チョーキングして音詰まりが発生する箇所をマーキングします。
真っ直ぐなヤスリを置いて軽くスライドさせると、17フレットは削れないのに、以降の特に18、19フレットがより多く削れましたので、やはり少し高いようです。
チョーキング、摺り合わせを繰り返し・・・音詰まりが無くなりました。
本来は、フレットの頭を削ったので、フレットファイル等で丸みを出すのですが、今回は少しなので、紙ヤスリとスチールウール磨いて、レモンオイルで仕上げて終了です。
完了!
中古のギターは何かと不具合がありますね。自分にあったギターに仕上げるには色々と手間がかかります>楽しいから良いけど。
フレットヤスリやサンディングブロック、スチールウールなどの工具はこちらから。
問題は解決したので、いよいよ仕上げの弦高調整、ピックアップの高さ調整です。
➡ストラトキャスターST62の最終調整とレビュー
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