シングルサイズハムバッカー|最新から定番までおすすめテレキャスター用ピックアップを厳選!
シングルコイルサイズのスペースに搭載できるテレキャスター用ハムバッキング・ピックアップのおすすめモデルまとめ。
※ピックアップ交換は、ギターの改造/ パワーアップに最も手軽な方法です。もしお使いのピックアップに不満を感じているなら交換を考えてみましょう。
シングルサイズ・ハムバッカーとは
シングルサイズ・ハムバッカーとは、シングルコイル・ピックアップのサイズに収まるように設計されたハムバッカータイプのピックアップを指します。
シングルサイズ・ハムバッカーの特徴
シングルコイルと同じサイズ:
シングルサイズ・ハムバッカーが登場する以前は、シングルコイル用ギターのボディを大きく加工(ザグリ)し、ハムバッキング・ピックアップを搭載する必要がありました。しかし、このピックアップの登場により、加工せずに簡単にハムバッカーサウンドが得られるようになりました。
ハムノイズの軽減:
シングルコイルはノイズキャンセリング構造を持っていないめに、ハムノイズが発生しやすいですが、シングルサイズ・ハムバッカーはハムバッキングピックアップと同じ2つのコイルを持ち、ノイズキャンセリング効果を発揮します。そのため、よりクリアでノイズの少ないサウンドが得られます。
ハムバッカーサウンド:
シングルサイズハムバッカーは、シングルコイルサイズでありながら、太く、ウォームでパワフルなサウンドが得られます。例えば、ハムバッキングピックアップの代表的なモデルである『PAF』(クラシックな太いトーンが特徴)を再現したピックアップや、ハイゲインサウンドでおなじみのディマジオ『SUPER DISTORTION』をテレキャスターのシングルコイルサイズに落とし込んだモデルなどもあり、幅広いバリエーションが存在します。
ポットの抵抗値
シングルコイルピックアップには、通常250kΩのポット(ボリュームやトーン)が使われますが、シングルサイズハムバッカーの場合、ハムバッキング構造になるためにボーリュームやトーンポットの選択も重要になります。
そのまま250kΩを使えばウォームなサウンド、500kΩのボリュームに載せ替えれば使えば明るくシャープなサウンドが得られます。トーンポットには250kΩや500kΩ、1MΩのポットを使うことも出来ます。
詳しくは:
ギター用コントロールポットは音質、操作性、耐久性に優れたCTSがおすすめ
コンデンサー
コンデンサーはシングルコイルピックアップの場合、通常0.047μFが使われますが、シングルサイズハムバッカーのクリアなトーンを保つためにはハムバッキング・ピックアップ用の0.022μFをおすすめします。
詳しくは:
ギターの音が良くなる、おすすめのコンデンサー
こちらのページでは、シングルコイル・サイズでハムバッキング・サウンドの出せる「シングルサイズ・ハムバッカー」をまとめて紹介していますので、よろしければご覧になってください。おすすめのテレキャスター用シングルサイズハムバッカーはこちらから。
DIMARZIO シングルサイズハムバッカー
DiMarzio(ディマジオ)のテレキャスター用ピックアップは、ヴィンテージトーンを忠実に再現したモデルから、モダンで力強いサウンドを求めるモデルまで多彩なラインナップを誇ります。
Fast Track T ( DP381 )
Fast Track T ( DP381 )は、印象的なツインブレードバーを持つシングルサイズハムバッカー・ピックアップです。デュアルレゾナンスコイルを使用し、ブライト且つパワフルなサウンドが特徴です。
Fast Trackは、コントロール・ポットのさまざまな抵抗値に対応しています。250Kではウォームなサウンド、一方500Kのボリュームや1Mのトーンにした場合、とてもトゥワンギーなサウンドに成ります。500Kボリュームと250Kトーンの組み合わせでは、よりバランスのとれたトーンを生成します。
- 直流抵抗値:5.72k
- マグネット:セラミック
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Super Distortion T ( DP318 )
Super Distortion T ( DP318 )は、ハイパワーハムバッキングピックアップの代表的機種 ”Super Distortion”をテレキャスターサイズに落とし込んだモデルです。
- 直流抵抗値:13.18k
- マグネット:セラミック
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The Chopper ( DP384 )
The Chopper ( DP384 )は、出力が大きく、パンチのある音でおなじみのFast Track Tとの兄弟機種です。充実したミドルとローエンドのサウンドが大音量のクランチ・サウンドに良く合います。
リッチー・コッツェンは、DP172 Twang King Neckと組み合わせて使用しています。
- 直流抵抗値:9.19k
- マグネット:セラミック
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Tone Zone T ( DP389 )
Tone Zone T ( DP389 )は、ハムバッキング・ピックアップの人気モデル”Tone Zone”をテレキャスターサイズに落とし込んだピックアップです。
ハード・ピッキング時のパワーからソフト・ピッキング時のクリアで敏速なサウンドまで、非常にダイナミックレンジの広いサウンドが特徴です
- 直流抵抗値:12.39k
- マグネット:セラミック
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JOE BARDEN シングルサイズハムバッカー
JOE BARDENは、ダニー・ガットンのためにデザインされたDGT-Styleでおなじみのアメリカはノースカロライナ発のピックアップメーカーです。
DGT-Style
DGT-Styleは、Joe Barden社の最初のピックアップで、ミュージシャンズミュージシャンと呼ばれた故ダニー・ガットンのために開発されたピックアップセットです。ツインブレードながら、ノイズを最小限に抑えたヴィンテージ・サウンドが魅力のピックアップです。
ブリッジ用、ネック用有り、コイルタップ可能な4C SHIELDED仕様です。
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JOE BARDEN DGT-Style – YouTube (動画)
SEYMOUR DUNCAN シングルサイズハムバッカー
SEYMOUR DUNCAN(セイモア・ダンカン)は、アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置く世界的に有名なピックアップメーカーで、1976年に創業されました。オールドPAFサウンドを再現したLittle ’59は特に人気のピックアップです。
末尾のnはネック、bはブリッジ用です。
Little 59 ( ST59-1 )
Little 59 ( ST59-1 )は、オールドPAFのようなウォームでスムースなトーンを備えたピックアップです。Hot Rails ( STHR-1 )よりも出力が控えめで、中高域のレスポンスが良いのが特徴です。
- 直流抵抗値:17.7k
- マグネット:セラミック
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SEYMOUR DUNCAN ST59-1 – YouTube (動画)
Hot Rails ( STHR-1n / STHR-1b )
Hot Rails ( STHR-1n / STHR-1b )は、パワフルなセラミックマグネットと、2本のスティールブレード、多めにワインドされたコイルが信じられない程の出力とヘヴィなディストーション・サウンドを生み出します。
Little ’59 ( ST59-1b )よりも出力が高く、分厚いミッドレンジを持っているのが特徴です。
STHR-1b はジャズギタリスト、マイク・スターンの愛用で有名です。
- 直流抵抗値:
STHR-1n 10.9k
STHR-1b 16k
末尾のnはネック、bはブリッジ用
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SEYMOUR DUNCAN STHR-1 – YouTube (動画)
Hot Stack ( STK-T2b )
Hot Stack ( STK-T2b )は、バーマグネットの周りに2段重ねのコイルを巻く事によりシングルコイル特有のサウンドを残しつつ、出力をブーストさせることに成功したピックアップです。
中域が強調され、サステインのあるホットなサウンドが特徴です。
- 直流抵抗値:21.4k
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SEYMOUR DUNCAN STK-T2b – YouTube (動画)
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