SG にBigsby B7を改造取り付け

SGにbigsby B7を取り付け

2018年4月13日ブリッジ/テールピース,SG

Gibson SGにレスポール用でおなじみのBigsby (ビグスビー) B7を取り付けてみました。

ビグスビー自体に少し加工が必要ですが、Bigsby B7とVibramate V7を使用すればSGにもそのまま取り付けることが可能です。

ヘッド落ちもなくなり、音もレスポールのような綺羅びやかになり大満足!取り付け手順の解説をします。

SG にBigsby B7を改造取り付け


SGにBigsby ( ビグスビー )を取り付けたい

以前レスポールにBigsby ( ビグスビー )を付けようと購入した、Bigsby ( ビグスビー )B7と、Bigsby ( ビグスビー )を加工無しで取り付けできるというVIBRAMATE ( ヴィブラメイト )のV7というキット。

 

レスポールにBigsby (ビグスビー)/ B7を取り付け
Bigsby (ビグスビー)B7と、VIBRAMATE ( ヴィブラメイト )のV7を使ってレスポールに装着
取り付けてみたところ、音が好みでなく、すぐに外してしまったのですが、今度はSGに付けたくなりました(^^ゞ。

 

もちろん穴あけなど余計な加工はしたくありません。

 

Bigsby ( ビグスビー )B7は、主にレスポールなどボディートップがアーチ状になったギター用で、ボディートップがフラットなSGには取り付けできません。

 

SGにはBigsby ( ビグスビー )B5というものが用意されているのですが、余計な出費は抑えたいし、ありきたりなB5より、板バネ式アームのような風貌のB7のほうがかっこ良くないですか?

 

Bigsby B5

BIGSBY ( ビグスビー ) B5

 


Vibramate V5

Vibramate V5

 


VIBRAMATE ( ヴィブラメイト とは

VIBRAMATE ( ヴィブラメイト とは、ボディーにネジ止めなどを一切せずに、Bigsby ( ビグスビー )を取り付けることができるキット。

 

VIBRAMATE ( ヴィブラメイト ) の仕組みは簡単で、厚みのあるアルミ製のプレートを、テールピース用のスタッド穴を利用して固定し、その上にBigsby ( ビグスビー )を載せるだけなので、Bigsby  ( ビグスビー )取り付けるためにボディーにネジ穴は必要ありませんし、テールピース用のスタッド穴を利用するので、弦アースも取れるんです。

 

しかし私が持っているのはレスポール用のBigsby ( ビグスビー )B7と、VIBRAMATE ( ヴィブラメイト )のV7なのでそのままでは装着出来ないはずですが、なんとか取り付け出来ないだろうか?

 

 

Bigsby B7と、VIBRAMATE V7は、Gibson SGに取り付け出来る?

SG+Bigsbyで画像検索してみると、Bigsby B5はもちろんなのだけど、B7がついてる写真がいくつかありました。

 

しかも、ボディー加工の必要のないVibramateを使って、、、

海外のサイトにはVibramateを使って、Bigsby B7を取付けしているではありませんか???

素直にBigsby のB5を付ければ良いのですが、持ってるのはBigsby B7だし、Bigsby B7のほうがギブソン純正の板バネ式アームのようでカッコよくないですか。

 

Bigsby B5をSGに取り付けた写真

SGにはBigsbyのB5

Bigsby B7をSGに取り付けた写真

SGにもBigsbyのB5よりBigsbyのB7のほうが格好良くないですか??

でも、そのままでは寸足らずで取り付けできないはずなんだけどなぁ。

んんん?なにか違うぞ。

Bigsby (ビグスビー) B7をVibramate V7を使いGibson SGに取り付け

そうか、ヒンジの部分を裏返してるのか。

 

ちなみに買ったままの状態がこれ。ヒンジが逆に付いているのが分かりますか。
買ったままのBigsby (ビグスビー) B7がこれ

早速作業開始!

ヒンジを止めているピンを、細いドライバーを入れて木槌でコンコン叩きます

ヒンジを止めているピンを、細いドライバーを入れて木槌でコンコン叩きます

外れたらヒンジを裏返して、再びコンコン叩いてもとに戻します。

外れたらヒンジを裏返して、再びコンコン叩いてもとに戻します

外れたらヒンジを裏返して、再びコンコン叩いてもとに戻します

その後マイナスドライバーなどでピンの先を軽く叩いて広げておくと抜け防止になると思います。

 

その後、ヒンジ部分にVibramateのプレートとクッションを付け替えて取り付けて完了!

ヒンジ部分にVibramateのプレートとクッションを付け替えて取り付けて完了!

ヒンジ部分にVibramateのプレートとクッションを付け替えて取り付けて完了!

後はテールピースをVibramateに交換し、Bigsby B7を取り付けるだけ。

後はテールピースをVibramateに交換し、Bigsby B7を取り付けるだけ

取り付けビスはUSAサイズと国産サイズの二種類(インチ、ミリ)入っています。

後はテールピースをVibramateに交換し、Bigsby B7を取り付けるだけ

無事取り付け完了!!

SGにBigsbyB7を改造取り付け

見た目はB5より断然B7でしょ、板バネのトレモロみたいでカッコイイですね~~

SGにbigsby B7を取り付け

見た目はB5より断然B7でしょ、板バネのトレモロみたいでカッコイイですね~~😍

 

 

Bigsby ビグスビーの弦の張り方

ビグスビーは弦交換が結構面倒くさいなぁと思ったのですが、弦をペンチで下記のようにU字に曲げてから張ると超簡単(^^)。

BIGSBY ( ビグスビー )弦の張り方のコツ


Bigsby B7の音質

早速、弦を張って音を出してみる・・・その前に、あれ、ヘッド落ちが無い。

 

SGはハイポジションが弾きやすい反面、ネックがボディーから突き出ているので、手をギターから放すとスルスルとネックが下がってしまうのですが、ボディーエンドにBigsby (ビグスビー)を取り付けたことで、ちょうど良いバランスになったのでしょう、ヘッドが落ちません、これは予想していなかった良い結果です。

 

音的にはどうかといいますと、今まで以上に好みの音になってしまいました。

 

SG(61リイシューだけ?)独特の、コーンという軽い響きが減り、レスポールっぽい艶やかな音に変化しました。

また、トグルスイッチをセンターにした時の、コンプ感も増えて、これもレスポールっぽい色気のある音に変わりました。

 

デットポイントも特に発生していないようですし、今のところデメリットはありませんね。

気に入らなければいつでも元に戻せるのがVibramateの良い所だし。

 

SGにBigsby (ビグスビー)を取り付けてみたいという方には、Bigsby (ビグスビー)B5+Vibramate V5が定番ですが、Bigsby (ビグスビー)B7+Vibramate V7も取付可能ですよというレポートでした。

※作業は自己責任でお願い致します。
※ヴィブラメイトのギターへの固定は締めすぎないように注意して下さい。B7、V7はアーチトップ用のユニットです。ヴィブラメイトをギターにしっかりと固定してしまうと、スタッドアンカーにに負荷がかかり、アンカーが浮き上がってしまいます。

※今回取り付けたのはBigsby (ビグスビー) B7です。無加工でGibson SG取り付けるにはB5+Vibramate V5が最適です。

 

Bigsby (ビグスビー)はこちらで購入できます

BIGSBY ( ビグスビー ) B7

 

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Vibramate ( ヴィブラメイト ) はこちらで購入できます

Vibramate V7

 

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ビグスビー/ヴィブラメイトカタログ(PDF)
VIBRAMATE (オフィシャルサイト)

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