ギターの塗装で使用した道具まとめ
エレキギターを市販の缶スプレーで自分で塗装した際に使用した道具/工具を紹介します。ギターの塗装に必要なものは、正しい知識と工具、場所(お風呂場など)の確保です。
手順を守れば素人でも簡単にできますよ。
ギターの塗装剥がし、再塗装の工程はこちらから:
➡ギターのリフィニッシュに挑戦!!
ギターのリフィニッシュ/再塗装で使用したもの
アイロン
アイロンは、塗面を熱して柔らかく剥がしやすくするために使用します。柔らかくった塗装は、スクレーパーで削り取ります。
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ドライヤー
ドライヤーは、アイロン同様塗面を熱して柔らかくするために使用します。柔らかくなった塗装は、スクレーパーで剥がします。
ボディーサイドなどアイロンが乗らない部分に便利です。
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ヤスリ ( サンドペーパー )
ヤスリ ( サンドペーパー )は、#60、#180、#240、#400、#1000、#1500 #2000あたりを用意しておくと便利です。セットで購入しましょう。
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スクレーパー
スクレーパーは、塗装剥がしで使用します。刃先は鋭利なものの方が楽に剥がせますがボディをエグってしまうリスクもあるので一長一短。できれば2種類用意しましょう。
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ペーパーホルダー
ペーパーホルダーは、サンドペーパーを巻き付けるための工具です。使用することで作業効率がアップします。
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ウッドシーラー
ウッドシーラーとは、下地を整え、塗料の吸い込みを抑えるものです。これを省くと木が塗料を吸ってしまい、何時までたっても塗装作業が終わりません。
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との粉
との粉は、木材の目止めに使用する粉末状のパテのようなものです。アッシュなど、ボディー表面がデコボコしたものは、事前に”との粉”で目止めを行う必要があります。
との粉は水で溶いて使用します。
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サンディングシーラー
サンディングシーラーは、下地を平らにし塗料ノリをよくするためのものです。多少の導管ならこれでも埋められます。
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ラッカースプレー ( 缶 )
ギターの塗装には一般的にラッカーが良いとされています。理由は、塗膜が硬く、音の響きに影響を与えにくい点が挙げられると思います。また、ラッカー特有のしっとりとした光沢感は、多くのギタリストから高い人気を誇ります✨
ただし、ラッカーにもいくつかの欠点もあります。それは時間が経つと塗膜が「痩せ」たり、「ウェザーチェックやクラック」と呼ばれるひび割れが発生しやすいことです。しかし、これらの経年変化はヴィンテージギター特有の質感や見た目として愛好されることも多く、必ずしもネガティブな要素ではありません。
ホームセンターへ行くと、多くの(ラッカーを含む)缶スプレーが販売されていますが、何故かゴムのような弾力性で、いつまでも乾かないようなものが非常に多いです。
そのような塗料はギターには向かないので、塗料選びは慎重に行いましょう。おすすめはアサヒペンから発売の”アスペンラッカースプレー”です。アスペンラッカースプレーは乾燥時間が早く、塗膜が薄く硬いのが特徴の塗料でギターにもおすすめできます。
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コンパウンド
コンパウンドは、塗装後の最終仕上げに使用します。ホームセンターで売っている車用コンパウンドでも代用できます。
細目、中細、極細など種類がありますのでいくつか用意しておくのが良いでしょう。コンパウンドは塗装の表面を削ってキレイにするものなので磨きすぎないようにしましょう。
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充電ドリル
充電ドリルは、穴あけはもちろん、先端を変えれば研磨や艶出しにも利用できる便利アイテムです。速度を握りで調整できる無段変速タイプが良いと思います。ドリルに装着できるポリッシャーセットも便利です。
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ポリッシャーセット
ポリッシャーセットは、ドリルに取り付けて使うためのポリッシャーです。水をつけて絞ったスポンジにコンパウンドを少量付けて磨きあげます。ご自宅の床磨きや車のワックスがけ等にも使えますので便利です。
※一生懸命やりすぎて、ボディーに熱を加えてしまうとせっかくの塗装が台無しになるので注意しましょう。
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電動ポリッシャー
電動ポリッシャーは、充電ドリルがあれば不要ですが、塗装をピカピカに仕上げるには必需品です。ギター磨きはもちろん、車、床磨きにも使えます。
※シガーライターに差し込むタイプは当然車内でしか使えませんのでAC100v用を購入しましょう。
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今回は使っていませんが、こちらもおすすめの塗料/コンパウンド/ワックスです
ワトコオイル
WATCO オイルは、オイルフィニッシュの定番品です。生地調整後、2度ほど塗り込み、24時間後二度目を塗布し、48時間以上放置後サンドペーパーで仕上げます。
色は、ナチュラル、ホワイト、チェリー、マホガニー、エボニー、ドリフトウッド、ミディアムウォルナット、ダークウォルナットがラインナップされています。
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エキゾチック・オイルジェル
Xotic Oil Gel(エキゾティック・オイル・ジェル)は、オイルフィニッシュ用の全く新しい塗料です。従来のオイルですと、木に浸透はしますが表面に膜は張れませんでした。Xotic Oil Gelはオイル自体が固まるので数回塗り付ければ塗膜ができ、普通の塗装として使うことが出来ます。
スプレー缶を使わずに済むので自宅などDIY派にもおすすめです。
テレキャスターのボディー交換(Mighty Mite製スワンプアッシュ)
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和信 ポアーステイン
和信ポアーステインは、木地着色の定番品です。美しい木目を生かした塗装に最適で、水性のため水で簡単に薄めることができます。また、「との粉」と混ぜて使用することで、着色と目止めを同時に行える便利な着色剤です。
特徴:
- カラーは11色あり、混ぜ合わせることでさらに多彩な色合いを作れます。
- 水性のため扱いやすく、DIY初心者でも安心して使用できます。
- ステインで着色することで、色付きのスプレー塗料を使わずに済み、作業場所を汚しにくいのも利点です。
※本製品は着色剤であり、表面を保護する機能はありません。着色後は、ニスやクリアーラッカーで仕上げを行う必要があります。
➡テレキャスターのボディー交換(Mighty Mite製スワンプアッシュ)
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タートルワックス
タートルワックス(Turtle Wax)は、主に自動車用ケア用品を製造・販売しているアメリカ発のブランドです。特にカーケア用のワックス製品で有名ですが、アメリカでは多くのギターメーカーやビルダーが出荷前の最終工程でタートルワックスを使用しています。
ギター用として少量サイズも販売されています。
ギター用ワックス-ポリッシュとして最近評判の、Turtle Wax ( タートルワックス )を購入してみました
※ポリッシュは必ず目立たないところで試してからの使用しましょう。
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➡その他メンテナンス・グッズ/ 工具
ギターキットを買って塗装に挑戦してみよう
ギターの塗装にチャレンジしてみてみたい方は、こんなキットはいかがでしょう?ギターのリフィニッシュに挑戦!! で見ていただいたように、ギターの塗装は用具さえ揃えれば意外と簡単に出来ます。
HOSCO ER-KIT-LP ( レスポール・タイプ )
HOSCO製のレスポール・キット。ボディー材はトップにメイプル、バックにマホガニーを使用した本格仕様。ネックはメイプル、指盤はローズウッドです。
ヘッドは自由に加工可能です。
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HOSCO ER-KIT-ST ( ストラトキャスター・タイプ )
HOSCO製のストラトキャスター・キット。ボディーはアルダー、ネックはメイプルが採用されています。
ヘッドは自由に加工可能です。
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HOSCO ER-KIT-T ( テレキャスター・タイプ )
HOSCO製のテレキャスター・キット。ボディーはアルダー、ネックはメイプルを採用。ヘッドは自由に加工可能です。
通常のテレキャスターのほか、テレキャスター・デラックス、テレキャスター・カスタム、テレキャスター・シンライン・タイプもラインナップされています。
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HOSCO ER-KIT-SG ( SGタイプ )
HOSCO製のSGキット。マホガニーボディー、マホガニーネック、ローズウッド指板を採用。
ヘッドは自由に加工可能です。
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HOSCO ER-KIT-LPS ( レスポール・スペシャルタイプ )
HOSCO製のレスポール・スペシャル・キット。マホガニーボディー、マホガニーネック、ローズウッド指板P90タイプのピックアップが搭載されています。
ヘッドは自由に加工可能です。
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HOSCO ER-KIT-ES ( セミアコタイプ )
HOSCO製のセミアコ・キットES-335タイプ。メイプルトップ/マホガニーバックボディー、メイプルネック、ローズウッド指板が採用されています。
ヘッドは自由に加工可能です。
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HOSCO ER-KIT-FV ( Flying Vタイプ )
HOSCO製のフライングVキット。デタッチャブルネック仕様で、材質はネックがメイプル、ボディーがバスウッドです。
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HOSCO ER-KIT-VB ( バイオリンベースタイプ )
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ディスカッション
コメント一覧
塗装剥がしは、大変参考になりました。
アイロン、ドライヤーを利用すると簡単に剥がせるのには、目から鱗でした。
今度トライしてみます。