ブリッジ交換と調整 – ストラトをとことんいじる
あなたのストラトキャスターのイナーシャブロック(トレモロブロック)は磁石が着きますか?ストラトキャスターをヴィンテージ風のガツンとメリハリの効いたサウンドに変化させるには、イナーシャブロックを鉄製のものに交換するのが有効です。
シンクロナイズドトレモロの交換と取り付け、調整の手順を解説します。
ブリッジ交換
まずはじめに、シンクロナイズドトレモロ ( ブリッジ )のイナーシャブロック交換です。
お手持ちのストラトキャスターを、ヴィンテージ風の金属的なメリハリの効いたサウンドに変化させるには、ヴィンテージ同様、ブロックを鉄製のものに交換するのが有効です。
方法として、、、
- 鉄ブロック採用のトレモロユニット一式を購入し交換
- イナーシャブロックのみ鉄製のものに交換
があります。
今回は、以前購入していたフェンダー・ジャパン用ストラトキャスターに装着出来る鉄ブロックがあったので、それと交換です。
上が純正の亜鉛ダイキャストブロック、下がリプレイス用の鉄製イナーシャブロック ALLPARTS JAPAN Steel Tremolo Block 。
鉄か亜鉛かは磁石が付くか付かないかで判別できますし、重さも全く違います。
フェンダー・ジャパンに装着可能なのはミリサイズの鉄製のイナーシャブロック。
*ALLPARTS JAPANから発売のイナーシャブロックは最近みかけませんね、再発してくれると嬉しいのですが残念😨。
これがないと、トレモロまるごと交換になっちゃいますね。
トレモロ/イナーシャブロックの交換方法
スプリングアンカーのビスを緩め、スプリングを外します
トレモロ前面のビス6本を全て外します
サドルを外し、3本のビスで止まっているので交換します
交換後、ビス6本を全て付け完了ですが、この6本のビスを適当に取り付けてしまうと、チューニングの狂いの原因になります。
6本のビスをそれぞれ締め込んでいくわけですが、締め込んだ時にブリッジ後方が浮き上がるほど締めてはいけません。
6本のビスを均等に締め、写真のようにレシート一枚が入る隙間を空けるのくらいが良いようです(ギターマガジンより)。
実際、トレモロを稼働させ、スムーズに動くか?を確認して下さい(ここ重要!)。
最後にスプリングを張って完了です。
ARM TENSION SPRING ( アームテンション・スプリング )の取り付け
アームテンション・スプリングとは?シンクロナイズドトレモロのアーム・ホールに入れるスプリングのこと。
このスプリングを入れる事で、アームのガタつきを押さえ、程よい良い箇所でアームを固定出来るので、非常に使いやすくなります。
アームを外してホールにスプリングを入れるだけ
アームを装着して完了!これによりアームの共振がなくなり、好みの位置にバーをセット出来るようになるのでおすすめです(元から付いているギターもあります)。
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ブリッジ周りの調整は以上です。
次はストラトキャスターの心臓部、ピックアップ、ボリュームポット、トーンポット、配線などサーキット関連です。
➡ピックアップ交換とブレンダー回路の搭載
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