
初心者必見!チューブアンプの選び方:スピーカーは10インチ以上を選びましょう
当サイトで紹介しているチューブアンプの中から自宅練習から小規模ライブで使えるおすすめを厳選してみました。
何故チューブアンプなのか
チューブアンプ/真空管アンプとトランジスタアンプ(ソリッドステートアンプ)を弾き比べたことありますか??私がチューブアンプに惹かれるのは、音の柔らかさと奥行きにあります。
最近は、チューブアンプの特性を模したアンプも数多く発売されていますが本物のチューブアンプと比べるとまだまだかな??と感じます。
トランジスタアンプ(ソリッドステートアンプ)は、クリーンな音はまだしも歪んだサウンドの音が固く平坦で、弾いていて気持ちよくないのです。トーンを絞る方法もありますが、一度チューブアンプの音を体験してしまうと、トランジスタアンプは遠慮したくなりますね。
チューブアンプは、トランジスタアンプに比べ価格が高く、チューブの交換など定期的なメンテナンスも必要ですが、一生使えるものですからすこし奮発してでも良い物を購入しましょう。
下の写真は私の自宅でのメインアンプGRECO (グレコ) GVA CUSTOM (5w)。

コントロールはボリュームとトレブルとベースのみのシンプルで小さなアンプですが、チューブアンプの特徴である、音に奥行きがあり柔らかくとても良い音のするアンプです。
エフェクターとの相性もばっちり!
✔GRECO GVA CUSTOMは最強のプラクティス・アンプ
スピーカーは10インチ ( 25cm )以上がおすすめ
8インチや6インチのスピーカーは軽くて良いですが、低域が十分でなかったり、高域がチリチリしてしまいがちです。
セカンドアンプとしての購入は否定しませんが、ギターの音をバランス良く再生するのはやはり、10インチ(25cm)や12インチ(30cm)のスピーカーが載ったアンプだと思います。
ここでは10インチ、12インチ搭載のチューブアンプを紹介しています。
▼その他チューブアンプはこちらから:
✅初心者におすすめのチューブアンプ 一覧
15W以内の小型アンプおすすめ
自宅での練習用に最適な小型チューブアンプ。
チューブアンプはトランジスタアンプと違い大きな音が出るので、自宅以外のライブやスタジオ練習などでも使えるものが多いです。
ただしチューブアンプはボリュームを上げると徐々にナチュラルな歪みが乗ってくるので、大きな音でもクリーンな音を出したい方は、出力の大きなアンプを選びましょう。
↓
➡30W以内の小型アンプ
音量が足りない場合はスピーカーの前にマイクを立ててモニタースピーカーから出す方法もあります。
FENDER
Blues Junior ( 15w )
人気No.1!
フェンダー にはめずらしくパワー管にEL84を採用したモデル。
EL84は歪ませてもブーミーになることなくバランスの良いサウンドで非常におすすめの管です。
チューブアンプ の入門機的値段ながら、12インチスピーカー搭載の人気のモデルです。
マスターボリューム付きなので小さな音でも歪ませやすい仕様になっています。
ツイード仕様もカッコいいですね!
Spec;
スピーカー:12インチ×1
真空管:12AX7×3、EL84×2
重量:14kg
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YouTube – Fender BLUES JUNIOR (動画)
68 CUSTOM VIBRO CHAMP REVERB ( 5w )
1960年代後半に発売されたシルバーパネルの小型アンプ「チャンプ」のデザインを再現した68 CUSTOM VIBRO CHAMP REVERB。
オリジナルのチャンプは小さな8インチスピーカーですが、この68 CUSTOM VIBRO CHAMP REVERBはセレッション製10インチスピーカーを搭載。
また、トレモロとホールエミュレーションを実現するリバーブ(DSPリバーブ)を搭載しています。

オリジナルのシルバーパネルのチャンプよりも大きな10インチスピーカー搭載で、小型ながらも音圧のある心地よいサウンドを奏でてくれます。
自宅ではクリーン+歪みエフェクター、スタジオではボリュームを上げてチューブアンプならではの歪みを堪能したい。
Spec;
スピーカー:10″ Celestion TEN thirty
真空管:2×12AX7、1×6V6
重量:42.9W×35.56H×20.63Dcm、9.25 kg
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65 PRINCETON REVERB ( 15w )
ブラックフェイス期のプリンストンリバーブをリイシュー。
艶やかなフェンダーのクリーンサウンドを堪能したい方におすすめ。
マスターボリュームのないアンプなので自宅などの少音量の環境では歪ませることは出来ませんが、エフェクターとの相性が良いので、例えばこのアンプにチューブスクリーマーなどのオーバードライブを組み合わせることで自宅でも素晴らしい歪みサウンドを得ることも可能です。

初心者向けとしては少し高いですが、一生モノのチューブアンプとして手に入れておきたい一品。
下のリンクでも書いていますがそのままでも改造しても楽しめるアンプです。
Spec;
スピーカー:10インチ×1(Jensen C-10R)
真空管:12AX7×3、12AT7×1、6V6×2、5AR4×1
重量:15.4kg
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YouTube – Fender Princeton Reverb Reissue (動画)
MARSHALL
DSL5 ( 5w / 1w )
かつての名機JCM2000シリーズの「DSL(Dual Super Lead)」のサウンドを継承するシリーズの最小モデル。
チャンネルはクラシックゲイン/ウルトラゲインの2チャンネル。
バックパネルにはエフェクトループ、フットスイッチ端子、ラインアウト、ヘッドホンアウト、オーディオイン端子装備。
Spec;
スピーカー:Celestion Ten-30×1(10インチ)
真空管:ECC83×3、12BH7/ECC99
重量:455W×430H×240Dmm、12.7kg
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YouTube – Marshall DSL5 (動画)
VOX
AC10 ( 10w )
ACシリーズに10W出力モデルのAC10が登場。
VOX伝統のトップブースト・サウンドが気軽に楽しめるチューブアンプ。
リバーブ及びマスターボリュームも搭載し、サウンド・メイクも自由自在。
AC15よりはポータブル、AC4よりはパワフルなサウンドを実現し、ステージから自宅にとさらに活躍の場を広げることでしょう。
Spec;
スピーカー: 1x 10インチCelestion VX10
真空管:2×12AX7、2×EL84
重量:サイズ 520(W)× 210(D)× 410(H)mm ■質量 12.3kg
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YouTube – VOX AC10 (動画)
AC15C1 ( 15w )
ノーマル、トップブーストの2チャンネル仕様。
スピーカーはセレッション・グリーンバック。
マスターボリューム、リバーブ回路付き。
※Xはアルニコスピーカー搭載モデル。
※ハンドワイヤードモデル(AC15HW1 / AC15HW1X)もラインナップされています。
Spec;
スピーカー:
- AC15C1;12インチ×1(Celestion 製G12M Greenback)
- AC15C1X;12インチ×1(Celestion 製Celestion製Alnico Blue )
真空管:12AX7×3、EL84×2
重量:22kg
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YouTube – VOX AC15C1 (動画)
EVH
5150 ICONIC SERIES 15W 1X10 COMBO ( 15w )
エディ・ヴァン・ヘイレンのブランド EVHから発売の5150 ICONIC SERIESはEVHの従来のモデルにくらべ リーズナブルなプライスで人気のチューブアンプです。
5150 ICONIC SERIES 15W 1X10 COMBOは、名前が示す通り出力15w、10インチスピーカーが1発搭載されたコンボアンプで、チャンネルは2つ。
ch1(緑)にはoverdriveスイッチを搭載し、みずみずしいクリーンからオーバードライブサウンドまで、ch2(赤)にはburnスイッチを搭載しクランチサウンドから強烈なリードサウンドまで出力可能です。
背面にはエフェクトループとフットスイッチ入力のほか、出力を1/4に落とすスイッチ、レコーディングに便利なスピーカーをエミュレートしたDI出力も搭載していますので、自宅での練習やレコーディングにも使えるチューブアンプです。

Spec;
スピーカー:One – 10″ EVH Celestion Custom
インピーダンス:4, 8, or 16 ohms
真空管:ECC83(12AX7)×2、6L6×1
重量:50W×47H×26Dcm、17.3kg
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EVH 5150 ICONIC 15W COMBO の動画を見てみる
LANEY
CUB-SUPER10 ( 6w )
LANEYのCUBシリーズがモデルチェンジ。
パワー管はEL84に統一され、CUB-SUPER10はEL84x1のシングルエンド・クラスA仕様。
下記CUB-SUPER12との違いは出力(6w)と、スピーカーの口径(10インチ)、リバーブの有無。

シンプル仕様で自宅練習~ライブにおすすめ。
チューブアンプ初心者にも👍
Spec;
スピーカー:10″×1
真空管:2 x 12AX7、1 x EL84
重量:339mm x 373mm x 212mm (HWD)、9.60kg
サウンドハウスで見る
YouTube – Laney CUB-SUPER10(動画)
CUB-SUPER12 ( 1w / 15w )
小さな音量でも極上のヴィンテージサウンドを楽しめる小型オールチューブアンプCUB-SUPER12。
15wと1wのインプットを備えているのでライブから自宅練習まで扱いやすいモデルです。
コントロールはゲイン、トレブル、ミドル、ベース、リバーブ、ボリューム、レベル調整可能なブーストスイッチ搭載。
背面にはEXTERNAL SPEAKER OUT、エフェクトループ、ラインアウト端子を搭載。
Spec;
スピーカー:12″×1
真空管:3 x 12AX7、2 x EL84
重量:399mm x 430mm x 233mm (HWD)、 11.70kg
サウンドハウスで見る
YouTube – Laney CUB-SUPER12(動画)
BLACKSTAR
STUDIO 10 ( 10w )
BLACKSTARから発売の小型クラスAアンプ。
パワー管別に3機種をラインナップ。
コントロールはVolume, Boostスイッチ, Tone, Reverb, Master。
スピーカーはパワフルな12インチx1。



※STUDIO 10 KT788のみToneの代わりにISFコントロール搭載。ISFとはUS~UKアンプのトーンをシームレスに変更できるブラックスター独自のコントロール。
フットスイッチでもコントロール可能なプリアンプブースト、レコーディングや、PAへの接続に便利なスピーカーエミュレートアウトプット、レベル切り替え可能なエフェクトループを搭載。

パワー管の特性によって音が違うので聴き比べてみると面白いですよ。
マーシャルライクな歪んだサウンドとタイトな低域が魅力のEL34、フェンダーライクなふくよかで艷やかなクリーンが得意な6L6、パワフルサウンドのKT88という感じでしょうか。
パワー管が1本なのでメンテナンスも楽です!
STUDIO 10 EL34:
パワー管にマーシャルやVOXなど英国製アンプでおなじみのEL34をパワー管に採用
■真空管:1xEL34, 1xECC83
■スピーカー:Celestion製12インチ x1
■サイズ:473 x 421 x 251mm、14.9kg
STUDIO 10 6L6:
フェンダーなどアメリカンなサウンドでおなじみの6L6をパワー管に採用
■真空管:1x6L6, 1xECC83
■スピーカー:Celestion製12インチ x1
■サイズ:473 x 421 x 251mm、14.7kg
STUDIO 10 KT788:
マーシャルなどパワフルでモダンな大型アンプに使用されるKT88をパワー管に採用。
■真空管:1xKT88, 1xECC83
■スピーカー:Celestion製12インチ x1
■サイズ:473 x 421 x 251mm、15.4kg
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BLACKSTAR STUDIO 10(動画)
ORANGE
Rocker 15 ( 0.5w / 1w / 7w / 15w )
Rocker 15は0.5w、1w、7w、15wに出力切り替えが可能なコンボアンプ。
Rocker 15 Terrorはそのアンプヘッド仕様。
Natural/Dirtyの2チャンネル仕様にエフェクトループ(SEND/RETURN)を搭載。
Spec;
スピーカー:1 x 10″(コンボ)
スピーカー出力:1×8 Ω or 1×16Ω or 2×16 Ω(ヘッドのみ)
真空管:3xECC83 (12AX7), 1xECC81 (12AT7)、2xEL84
重量:
47 x 41 x 26 cm、13.6kg(コンボ)
35.6 × 17.7 × 15cm、6.4kg(ヘッド)
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YouTube – Orange Rocker 15 (動画)
30W以内のアンプおすすめ
自宅/ライブに安心サイズ。
チューブアンプはボリュームを上げるに従い歪みも増えるので、特に大音量でもクリーンなサウンドを出したい方はこのサイズが安心です。
LANEY
IRT30-112 ( 30w )
IRONHEARTシリーズの30wコンボ。
ナチュラルなオーバードライブ、激しく強烈なディストーション・サウンドを自由自在に操ることができる3チャンネル仕様!オールチューブの重厚なサウンドを手軽に楽しめます。
Clean, Rhythm & Leadの3チャンネル。
Spec;
スピーカー:HH Custom Designed 12″ ×1
真空管:ECC83×4、6L6×2
重量:578W×473H×288Dmm、20.5kg
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YouTube – LANEY IRT30(動画)
MARSHALL
DSL20 ( 20w / 10w )
歪みを極めたマーシャルの名機JCM2000シリーズの「DSL(デュアル・スーパー・リード)」のサウンドを継承する20wモデル。
チャンネルはクラシックゲイン/ウルトラゲインの2チャンネルで、輝くようなクリーントーンから強烈に歪んだオーバードライブまで出力。
出力を20wから10wへ下げられる出力切り替えSW搭載で、環境に応じた最適な音量での演奏が可能。
3つのスピーカー出力端子(16Ω×1、8Ω×2)を搭載し、最大2台までのスピーカーキャビネットを接続可能。
フロントパネルのアウトプットスイッチをStandbyの状態にすればサイレントレコーディングも可能で、宅録からステージパフォーマンスまで幅広い用途に対応可能です。
リバーブ、エフェクトループ(センド/リターン)搭載
Spec;
真空管:3 x ECC83(12AX7)、2 x EL34
Speaker :1×12″ Celestion Seventy 80 (80w,16Ω)(コンボのみ)
重量:
500x420x250(W x H x D)、16.3kg(コンボ)
500x250x240(W x H x D)、9.7kg(ヘッド)
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YouTube – Marshall DSL20(動画)
Origin 20 ( 20w )
ヴィンテージマーシャルを踏襲しながらも、ゲイン・ブースト機能、サウンドキャラクターを変化させられるTILTコントロールを搭載し、モダンなオーバードライブ・サウンドも出力可能なMarshall Originシリーズ。

エフェクトループ搭載。
アンプヘッドとコンボをラインナップ。
Spec;
スピーカー :1×10″Celestion V Type×1(コンボのみ)
真空管: 3 x ECC83、2 x EL34
重量:
(W×H×D): 520×225×220 mm、9.4kg(ヘッド)
(W×H×D):520×420×240 mm、13.9kg(コンボ)
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YouTube – Marshall Origin 20 (動画)
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