執筆・監修: Tsune

弦の張り方で音が変わる?ギブソン系ギターの音の微調整はテールピースで – レスポールをとことんいじる

テールピースの上下で出音の微調整 レスポールの弦の張り方 レスポールの改造

レスポールなどのギブソン系のギターは、テールピースを上下させるだけで簡単に音の微調整が出来ます。

テールピースの上下で出音の微調整 レスポールの弦の張り方


テールピースの上下で音が変わる

私はこんな感じで、テールピースを少しだけ上げます。

私はこんな感じで、テールピースを少しだけ上げます

このようにテールピースを少し上げると音が柔らかくなってとても好みのサウンドが得られるようになります😍

テールピースを下げたベタ付け状態ですと私には音が少々硬すぎます(もちろん張る弦の種類にもよるのでしょうけど)。

逆に弦をテールピースの逆から通す張りかた「トップラップ(Top Wrap)」だと音が柔らかくなりすぎてしまう気がします(ブルースやジャズ系の甘い音が好きな方はおすすめ)。

弦の逆通し

メタル界の重鎮 ザック・ワイルドは、意外にもこのトップラップで弦を張っています。

弦が切れにくいからと、昔雑誌で読んだことがある気がしますが、ゴリゴリに歪ませたアンプとの相性は逆に良いのかもしれません。

テールピースの調整は簡単

レスポールなど、ギブソン系のテールピースの上げ下げは弦を緩めれば簡単に出来ますからぜひお試しを(ドライバーをボディーに落として大切なギターに傷をつけないようにタオルを敷くなど注意して行って下さい)。

テールピースの上げ下げは弦を緩めれば簡単に出来ます

まずは生音で比較してみて下さい。もちろんテールピースの素材によっても音は変わりますので、色々変えてみると面白いですよ。

テールピース色々・左から国産テールピース、ギブソン純正、アルミニウム製

左から国産、88年製ギブソン純正、アルミテールピース

ロックの歪んだサウンドには重いテールピースが合うと思いますが、50年代のヴィンテージのレスポールにはアルミ製の軽いテールピースが搭載されていたので、クラシックロックなサウンドが好きな方は交換してみると良いと思います。

アルミテールピースの詳細/価格情報

KLUSON / LIGHTWEIGHT STOP TAILPIECE ALUMINUM

 

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