インサイドピッキングとアウトサイドピッキング~上手く弾けないのには原因がある。ピッキングを見直してみよう
弦同士の内側を弾くことをインサイドピッキング、外側を弾くことをアウトサイドピッキングと言いますが、いくら練習しても上手く弾けない場合はピッキングを見直してみると楽に弾ける場合も多いです。
実際の譜例で解説します。
上手く弾けないのには原因がある
UFO/Michael Schenkerの名曲『Rock Bottom』を聴いていたら一生懸命練習していた頃の懐かしい記憶が蘇ってきました。
Rock Bottomとはこの曲
この曲のイントロのTAB譜がこちら。
Rock Bottom Guitar Tab:
この曲のイントロリフが練習してもなかなかうまく弾けなくて結構苦労していたのですが、4弦と6弦の弦またぎの部分をインサイドピッキングからアウトサイドピッキングに変えたらめっちゃ楽に弾けた!ということがありました。
インサイドピッキングとアウトサイドピッキング
インサイドピッキングとは弦同士の内側を弾くピッキングで、アウトサイドピッキングとは弦同士の外側を弾くピッキングのこと。
実際やってみるとわかりますが、内側を弾くインサイドピッキングはごにょごにょと弾きにくく、アウトサイドピッキングだととてもスムーズに弾けるんですね。
もうひとつの例をMichael Schenker GroupのCaptain Nemoで。
この曲のイントロリフも結構練習したのに上手く弾けなかったのが、赤○の部分をインサイドピッキングからアウトサイドピッキングに変えたところ上手く弾けるようになりました。
Captain Nemo Guitar Tab:
所々インサイドも混じってしまいますが、はじめの3弦12フレットと5弦12フレットの部分をアップから入るアウトサイドピッキングで弾くとスムーズに弾けますし、次の(3弦開放:私はここ弾かない)3弦11フレットへスムーズに移行できます。
同じ曲のこのフレーズもそうですね(2分00秒からのフレーズ)
https://youtu.be/cEsQimgOgkc?t=118
はじめの5弦6フレットをダウン↓、6弦7フレットをアップ↑で弾きはじめるインサイドピッキングだと、ずっとインサイドが続くので弾きにくいですが、5弦6フレットをアップ↑、6弦7フレットをダウン↓で弾きはじめるとアウトサイドピッキングになりスムーズに弾くことができます👍
インサイドピッキング、アウトサイドピッキング両方弾けるに越したことないですが、より簡単な方を選択するというのも大切です。
練習は考えることが大事
先日紹介したエコノミーピッキングもそうですが、弾けない部分をただ闇雲に練習するのではなく、弾けない原因をよく考えながら練習すると、意外と楽に弾ける方法が見つかったりします👀。
ギターも独学ではなかなか上達しませんが、今はYouTubeなどの動画サイトで無料で学べたりするのでありがたいですよね。
さて、私ももっとよく考えながら練習しよっと💪
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