メジャースケールのエクササイズで薬指と小指を強化
好きなギタリストの曲をコピーをするのも楽しいですが、基礎練習もきっちりやらないと上手く弾けるようにはなりません。
今回はメジャースケールを使った簡単な薬指と小指の強化方法/エクササイズの紹介です。
薬指と小指の強化に最適なエクササイズ
ギターを弾くうえで、右手(ピッキング)と左手(フィンガリング)のシンクロは重要です。
左手に関して言うと、人差し指と中指はよく動いても、薬指と小指は上手く動かない方も多いのではないでしょうか?
私もその中の一人ですが^^;、やはりピッキングに対して左手の4つの指が均一に動かないとどうしてもずれが生じてしまい、いつまでたっても上手く弾けるようにはなりません。
例えば1本の弦でトリルを行ったとして、人差し指と中指のトリルは速くできても、中指と薬指のトリルや薬指と小指のトリルは遅いとか、それでは本来だめなんですよね。
※トリルとはハンマリングオンとプリングオフを連続して行うこと。
そこで薬指と小指の強化です。
今日紹介する練習をテレビを見ながらでも毎日行っていると、次第に動くようになってきますので、じっくりと取り組んでみましょう💪
このエクササイズはライブやレコーディング前のウォームアップにもおすすめです。
Cメジャースケールのエクササイズ
それでは早速はじめましょう。
C(ド)の音からはじまるいちばん有名なスケール/Cメジャースケールのエクササイズです。
7、8、9、10フレットを人差し指、中指、薬指、小指と固定して、順番に弾きます。
小指と薬指の独立には、3弦9フレット、3弦10フレット、2弦8フレット、2弦10フレットあたりを集中して弾くと良いと思います。
練習前のウォームアップにも最適で、これを行ってからギターを弾くと、俺めっちゃギター上手いやん😍となりますし、これをやらないともうギターやめよう😭となります。
私の場合は特に、以前小指を骨折し関節が固まってしまっているので、このエクササイズで丁寧にウォームアップすることで関節の動きが格段に良くなります。
実際のタブ譜で紹介します。
エクササイズその1
普通のドレミファソラシドですね。
小指が何度も出てくるので良い練習になります。
エクササイズその2
実践で使えそうなフレーズ。
こちらも小指の強化に効果あり。
エクササイズその3
ダウンから弾き始めるとEX.2とピッキングのUPとDOWNが逆になるので慣れないと意外と難しい。
エクササイズその4
これは結構疲れます。
4弦10フレットのCを起点にドレミファソラシドを弾くパターン。
弦飛び(スキッピング)の練習にもなります(4弦以外は小指の腹で押さえます)。
これらのエクササイズを行うようにしてから、以前骨折した小指もだいぶ動くようになりました😊
速く弾く必要はないので、無理せずゆっくり弾くことが大切かと。
無理のない範囲で、今日も練習頑張りましょう!
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