はじめてでも簡単!耳コピーはまずルートを採るところから

ギター改造ネットのブログ

2018年4月15日音楽理論

ギター初心者にはなかなか難しい耳コピーですが、教本や、バンドスコア、コードブック等でギターの基礎がある程度身に付いたら、チャレンジしてみましょう。

耳コピーのコツと、おすすめの耳コピー・グッズを紹介。

はじめてでも簡単!耳コピーはまずルートを採るところから


耳コピーにチャレンジ!

耳コピーにチャレンジ!

ギター初心者にはなかなか難しい耳コピーですが、教本や、バンドスコア、コードブック等でギターの基礎がある程度身に付いたら、耳コピーにチャレンジしてみましょう。

最近は便利な機材が沢山あって、分からないところのループや、音程を変えずに音をスローで再生するなんてことはとても簡単に出来てしまいます。

耳コピーのコツを覚えると、少し聴いただけでパッと音を採れるようになるので、まず譜面( TAB 譜 )代が浮きます。

浮いたお金は機材の方に回せるので是非ともマスターしたいところです!


耳コピーのコツ

コードのコピー

コードのコピーをするには初心者にはなかなか大変な作業です。

まずはルートを採るところから始めましょう。

ルートとは?

コードはルート(根音)、3rd(3度)、5th(5度)などの3音以上の音で構成されています。

コード・コピーの基本は構成される音の一番低い音(ルート)を探すこと。

バンドアンサンブル場合、ギターは省略して弾いていることも多いのですが、その場合はベースギターの音を拾ってみるのが良いでしょう。

ベース・ギターのフレーズをコピー

ルートが見つかったら、今度はそれに知っているコードを当てはめてみます。

見つけた音がCなら、メジャーなのかマイナーなのか、はたまたセブンス・コードなのか知っているコードを曲に合わせて弾いてみてましょう。何となくしっくり来るコードが見つかるはずです。

次に、それはローコードなのか?ハイコードなのか?も実際に弾きながら確認します。

※メタルなどは、ルート・5度の2音で構成されパワーコード(2音なので厳密にはコードは呼ばない)を使うことも多いです。
キーやコード進行の理論が分かる人は簡単に見つけることが出来ます


フレーズのコピー

キー(調)とスケール(音階)が頭に入っていれば、何となく音の構成は分かりますが、基本は一音ずつ音を拾ってゆくこと。

ギターの場合、同じ音が指板上に複数あるので、それを見つけるのも重要な作業です。

難しいフレーズもポジションを変えれば楽に弾ける場合もあります。

例えばこれ、弾いているポジションで音の響きが異なります。

耳コピーに役立つ機材

カセットテープレコーダー

ラジカセしか無い時代は、カセットテープ再生、音探し、巻き戻しといった面倒な作業が何度も必要でしたが、最近は専用ソフトを使えば、分からないところのループも、音程を変えずに音をスローで再生することも簡単に出来てしまいます。

さっそく見てみましょう。


パソコンで耳コピーにチャレンジ

分からないところのループや、音程を変えずに音をスローで再生するなんてことはPCの得意技!マルチトラック・レコーディングをするならDAWソフトを買うのが一番ですが、手軽に済ませたい場合はフリーソフトを利用するのが良いでしょう。

※ダウンロードは自己責任でお願いします

GOM Audio

PC用のオーディオプレーヤーとしての使いやすさはもちろん、耳コピーに便利なA/Bリピート、スロー再生が簡単にできるのでおすすめ。

無料です。

GOM Audio : GOM Playerから生まれた音楽再生フリーソフト


TAB譜をネットで検索

耳コピーで分からない所は無理せず楽譜を使いましょう。

Songsterr

Songsterr

海外のサイトですが、音声付きのTAB譜が沢山あっておすすめ。

音声付きなので譜面が苦手な方にも楽々です(英語)。


ぷりんと楽譜

欲しい楽譜(バンドスコア等)が1曲単位(105円~)から購入できるというぷりんと楽譜

邦楽系は充実しているのでおすすめ!


カラオケ

GuitarBackingTrack.com

こちらも海外のサイトですが、ギター用カラオケがダウンロード出来るサイトです。

洋楽好きにはありがたいサイトです。

音楽理論

Posted by Tsune