はじめてでも簡単!耳コピーはまずルートを採るところから
ギター初心者にはなかなか難しい耳コピーですが、教本や、バンドスコア、コードブック等でギターの基礎がある程度身に付いたら、チャレンジしてみましょう。
耳コピーのコツと、おすすめの耳コピー・グッズを紹介。
耳コピーにチャレンジ!
ギター初心者にはなかなか難しい耳コピーですが、教本や、バンドスコア、コードブック等でギターの基礎がある程度身に付いたら、耳コピーにチャレンジしてみましょう。
最近は便利な機材が沢山あって、分からないところのループや、音程を変えずに音をスローで再生するなんてことはとても簡単に出来てしまいます。
耳コピーのコツを覚えると、少し聴いただけでパッと音を採れるようになるので、まず譜面( TAB 譜 )代が浮きます。
浮いたお金は機材の方に回せるので是非ともマスターしたいところです!
耳コピーのコツ
コードのコピー
コードのコピーをするには初心者にはなかなか大変な作業です。
まずはルートを採るところから始めましょう。
ルートとは?
コードはルート(根音)、3rd(3度)、5th(5度)などの3音以上の音で構成されています。
コード・コピーの基本は構成される音の一番低い音(ルート)を探すこと。
バンドアンサンブル場合、ギターは省略して弾いていることも多いのですが、その場合はベースギターの音を拾ってみるのが良いでしょう。
ルートが見つかったら、今度はそれに知っているコードを当てはめてみます。
見つけた音がCなら、メジャーなのかマイナーなのか、はたまたセブンス・コードなのか知っているコードを曲に合わせて弾いてみてましょう。何となくしっくり来るコードが見つかるはずです。
次に、それはローコードなのか?ハイコードなのか?も実際に弾きながら確認します。
※メタルなどは、ルート・5度の2音で構成されパワーコード(2音なので厳密にはコードは呼ばない)を使うことも多いです。
※キーやコード進行の理論が分かる人は簡単に見つけることが出来ます
フレーズのコピー
キー(調)とスケール(音階)が頭に入っていれば、何となく音の構成は分かりますが、基本は一音ずつ音を拾ってゆくこと。
ギターの場合、同じ音が指板上に複数あるので、それを見つけるのも重要な作業です。
難しいフレーズもポジションを変えれば楽に弾ける場合もあります。
例えばこれ、弾いているポジションで音の響きが異なります。
耳コピーに役立つ機材
ラジカセしか無い時代は、カセットテープ再生、音探し、巻き戻しといった面倒な作業が何度も必要でしたが、最近は専用ソフトを使えば、分からないところのループも、音程を変えずに音をスローで再生することも簡単に出来てしまいます。
さっそく見てみましょう。
パソコンで耳コピーにチャレンジ
分からないところのループや、音程を変えずに音をスローで再生するなんてことはPCの得意技!マルチトラック・レコーディングをするならDAWソフトを買うのが一番ですが、手軽に済ませたい場合はフリーソフトを利用するのが良いでしょう。
※ダウンロードは自己責任でお願いします
GOM Audio
PC用のオーディオプレーヤーとしての使いやすさはもちろん、耳コピーに便利なA/Bリピート、スロー再生が簡単にできるのでおすすめ。
無料です。
➡GOM Audio : GOM Playerから生まれた音楽再生フリーソフト
TAB譜をネットで検索
耳コピーで分からない所は無理せず楽譜を使いましょう。
Songsterr
海外のサイトですが、音声付きのTAB譜が沢山あっておすすめ。
音声付きなので譜面が苦手な方にも楽々です(英語)。
ぷりんと楽譜
欲しい楽譜(バンドスコア等)が1曲単位(105円~)から購入できるというぷりんと楽譜。
邦楽系は充実しているのでおすすめ!
カラオケ
こちらも海外のサイトですが、ギター用カラオケがダウンロード出来るサイトです。
洋楽好きにはありがたいサイトです。
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