広がってしまったネックジョイントのネジ穴をエポキシパテで補修

ネックとボディーをネジ止めしているストラトキャスターなどのギターは、締めすぎるとネックのネジ穴が潰れて広がってしまうことがあります。エポキシパテで補修してみました。
ギターの補修にもエポキシパテ
ストラトキャスターやテレキャスターなど、デタッチャブルネック(ボルトオンネック)と呼ばれるギターは、ネックとボディーをネジで固定しています。
特にヴィンテージタイプのギターは、ネックの反りを調整するトラスロッドがネックエンドにあり、ネックを外さないと調整できませんので、ネックの脱着を頻繁にしていると、ネック側のネジ穴が削れて広がってしまう"バカになる”ことがあるんです。
このストラトキャスターモデルもヴィンテージタイプのモデルなので、ネックジョイントのネジ穴が"バカ"になってしまいました(ネジを締め込んでもくるくる回る状態)。
ネックは普通に取り付けできるのものの、4本中2本がそうなので、ネックが左右に動きやすく、チューニングも狂うし、こんな状態では弦落ちも発生。
ネジ穴の補修をプロに頼むと、一度ネジ穴以上の大きな穴を置けてから丸棒で穴埋めし、再度穴開けという手順を踏むのですが、素人がやるにはさすがにリスクが大きい。
ということで、ホームセンターで木工用のエポキシパテを購入し穴埋めをしてみました。
エポキシパテとはエポキシ樹脂を主成分とするパテ(充填剤)の総称で、1剤と2剤(外側と中側)をこねて混ぜ合わせることで強力に硬化し、木材やプラスチックなどの補修には定番のパテです。
早速ストラトキャスターのネックのネジ穴の補填してみました。
乾燥後、ヤスリで平らにし、下穴をドリルで開けてからボディーとネックをネジ止めしてみました。
あくまでも応急処置的な作業ですが、ネジも空転しませんし、ネックも動かなくなりましたのでとりあえずは問題ないと思います👍
エポキシパテはピックガードの取り付け穴が広がってしまった時などにも使えますので、ギタリストも持っていて損はないと思いますよ。
エポキシパテはこちらで購入できます
ギタリストなら木部用ですね。
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