ガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト Slash(スラッシュ)の機材を徹底解説。実際の使用ギター・アンプ・エフェクターをもとに、彼のギターサウンドを再現するためのおすすめ機材をまとめました。

音作り
スラッシュのサウンドは非常にシンプルです。レスポールをメインに、マーシャルアンプ(JCM800系)で鳴らすだけ。
ブースターとしてイコライザー使用し、ワウなどのエフェクターを少々使用するだけです。

MARSHALL JCM800
現在では、「マーシャルアンプの音を再現した歪みエフェクター」も多数発売されていますので、それらのエフェクターも利用して再現するのも良いと思います。
このページでは、ガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト Slash(スラッシュ)のサウンドを再現するためのギター、アンプ、エフェクターなどの機材を紹介しています。
ギター
GIBSON Les Paul Standard

スラッシュの愛機といえばレスポールです。80年代当時はCharvelやJackson、Kramerなどのストラトキャスター系コンポーネントギター全盛の時代で、そこにレスポールを抱えて登場したのがスラッシュでした。
Guns N’ Roses – Welcome To The Jungle:
スラッシュは、バーストレスポールをはじめとする、レスポール・コレクターとして有名ですが、1stアルバム「Appetite for Destruction」当時に使用したギターで有名なものといえば、レコーディング中に手に入れた、ギタールシアー「Kris Derrig(クリス・デリグ)」氏によって作られた59年製レスポールスタンダードのレプリカでした。


このギターには、セイモア・ダンカン製のAlnico II Pro ( APH-1 )ピックアップが2基搭載されており、これ以降 Alnico II Proは、スラッシュのお気に入りのピックアップになります。

Alnico II Pro
Maricela Juaraz(マリセラ・フアラズ):
このAlnico II Proの底面には「APH1BJ(ブリッジ用)」、「APH1NJネック用」と記載されており、ピックアップ職人「Maricela Juaraz(マリセラ・フアラズ)」氏によって巻かれていたものです。
フアラズ氏は、後に発売されるSlash 3.0ピックアップの開発にも関わっています。
Introducing Slash 3.0: How Slash Got More Bite Without Losing Tone:
このレスポールレプリカは、Sprague製オレンジドロップコンデンサ(0.022±5% 600 DC)、500kのディマジオ製ポットが搭載されていたことが確認されています。
参考:
Slash Les Paul _ Iconic Axes The Instruments Used By The Gods of Six Strings
このギターは後にギブソンから発売された「Slash Appetite For Destruction Les Paul」の元になったギターです。
スラッシュがマーク・アグネシにKris Derrigレスポールのレプリカを披露:
GIBSON Slash “Jessica” Les Paul Standard

Slash “Jessica” Les Paul Standardは、スラッシュがガンズ・アンド・ローゼズ初期に手に入れ愛用したレスポールを再現したものです。
ボディーは3ピースのプレーンメイプルトップ、50年代スタイルのネックプロファイルを持つマホガニーネック、オレンジドロップコンデンサー、ハンドワイヤリングされたアルニコIIマグネットを採用したCustom Burstbuckerピックアップが搭載されています。
テールピースをここまで上げています。
“Jessica” | Slash’s BRAND NEW Les Paul Has Arrived!:
コメント:
3ピースのプレーンメイプルトップを見れば分かる通り、当時のレギュラーラインのレスポールモデル(しかもファクトリーセカンドのアウトレット品)ですが、ガンズ・アンド・ローゼズやヴェルヴェット・リヴォルヴァーで聴くことの出来るそのサウンドは極上です。
ピックアップは本人同様、SEYMOUR DUNCANのAlnico II Pro ( APH-1 )ピックアップに交換しても良いでしょう。
GIBSON Slash “Victoria” Les Paul Standard Goldtop

Slash “Victoria” Les Paul Standard Goldtopは、1950年代初期のゴールドトップカラーにハムバッキング・ピックアップを搭載したレスポールモデルを再現したモデルです。
ピックアップはGibson Custom BurstBucker Alnico 2ピックアップが搭載されています。

SEYMOUR DUNCAN Alnico II Pro

Alnico II Pro ( APH-1 )
Alnico II Pro ( APH-1 )は、Guns N’Roses の Slash 氏が長らく愛用しているピックアップとして有名です。
59model(SH-1)と比較して、APH-1は若干丸いサウンドで、柔らかい低域レスポンスを持っています。
スラッシュの激しいサウンドとは裏腹に、パワーは控えめです。
- 直流抵抗値:Neck: 7.60k、Bridge: 7.85k
- マグネット:アルニコ 2
Alnico II Pro SLASH ( APH-2 )
Alnico II Pro SLASH ( APH-2 )は、Alnico II Proに若干ブーストした出力が得られるようにコイルアレンジを施し、「Appetite for Destruction」で使われたレスポールのサウンドが得られるように新たに設計されたスラッシュ・モデルです。

- 直流抵抗値:Neck: 8.3k、Bridge: 8.9k
- マグネット:アルニコ 2
Alnico II Proは、スラッシュのレスポールサウンドを再現するには必需品とも言えるピックアップです。
SEYMOUR DUNCAN SLASH 2.0

SLASH 2.0は、セイモアダンカンの人気モデル Alnico II Pro ( APH-1 ) を長年愛用してるGuns N’Roses の Slash が、よりホットなレスポールのサウンドが得られるようにと設計されたピックアップです。
SLASH 2.0は、10年以上にわたってファンやスラッシュ自身に愛されてきたそのシグネチャー・ハムバッカーAPH-2のトーンと透明感をを保ちつつ、より多くのコイルを巻き、ボリュームとドライブとコンプレッションのバランスのとれた完璧なピックアップとして誕生しました。
- 直流抵抗値:Neck: 8.8k、Bridge: 9.38k
- マグネット:アルニコ 2
ペアで使うのはもちろん、既存のAlnico II Proと組み合わせても良いでしょう。
Seymour Duncan Slash 2.0 humbuckers – demo:
コイルを多く巻くと歪みは増しますが、美味しいエッジ感が減ってしまいます。このSlash 2.0はそのエッジ感はそのままにパワーを上げたピックアップでPAF系にちょっとしたスパイスがほしい方におすすめだと思います。
SEYMOUR DUNCAN SLASH 3.0

SLASH 3.0は、Guns N’Roses の Slash のシグネーチャーモデルです。
デビューアルバム『Appetite for Destruction』以降の彼のトーンを忠実に保ちつつ、さらなるパンチと切れ味を求めるスラッシュの要望から生まれたピックアップです。
アルニコ5マグネットを使用し、よりタイトな低域と素早いアタック、ホットな出力を実現しつつ、透明感のあるキャラクターと紛れもないスラッシュのフィーリングを持っています。
スラッシュは、自身のSGに加え、更なるパワーが効果を発揮する他のギターでもライブでSLASH 3.0を使用しています。
- 直流抵抗値:9.62k
- マグネット:アルニコ 5
Introducing Slash 3.0: How Slash Got More Bite Without Losing Tone:
SLASH 3.0は、スラッシュのSGやBC Richのモッキンバードに搭載されているピックアップです。
スラッシュ愛用のピックアップは、アルニコ2マグネットがほとんどですが、このモデルにはアルニコ5が使用され、甘めのトーンが特徴のアルニコ2とは異なり、明るくシャープで迫力のあるトーンが特徴となっています。出力を少し上げているのもポイントです。

アンプ
MARSHALL JCM800 ( 100W )

スラッシュ初期のメインアンプはMARSHALL JCM800です。
1988年のライブ「Live at the Ritz 1988」でもしっかり写っています。

JCM800は1959などのアンプとは異なり、マスターボリュームが搭載されており、ハイゲインな特性を持っていますので、スラッシュだけでなく、80年代のハードロックやヘヴィメタル系ギタリストがこぞって愛用したアンプとして有名です。
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Spec;
- 真空管:
3×ECC83(12AX7)、4×EL34 - サイズ・重量:
740×290×210mm、21kg
MARSHALL JCM800 Modified(100W)

JCM800は、マーシャル1959よりもハイゲインなアンプではありましたが、当時のギタリストはさらなるハイゲイン可を求め、アンプそのものをモデファイしたり、オーバードライブなどを利用しゲインブーストして使用していました。
JCM800 Modifiedは、JCM800オリジナルの力強いロックトーンを忠実に再現しつつ、当時のギタリストが施していたゲインブースト、ミッドブースト、タイトスイッチなどを再現し、さらに現代仕様にアップデートしたモデルです。

コントロール
- TIGHT SWITCH:
低域を引き締め、タイトで抜けの良いサウンドが得られます。 - OD SWITCH:
クリッピングを追加し、より高いゲインステージに引き上げます。
「センター」:クリッピングオフ。
「I」:信号がクリッピングし、ゲインが増します。
「II」:「I」よりもさらに強い歪が得られます。
- MID-SHIFT:
ミッドブースト回路がONになります。 - バックパネル:
エフェクトループが搭載されています。

Spec;
- 真空管:
2 x ECC83、1 x ECC83(フェーズスプリッター)、4 x EL34 - サイズ・重量:
741×294×210mm、21kg
JCM800 2203 Modified Official Demonstration | Modified Series | Marshall:
コメント:
オリジナルのJCM800は、1959をゲインアップしてよりロック色が濃くなったアンプですが、このシリーズではさらにモディファイされ、ゲインアップが可能ですので、さらに攻撃的でハイゲインなサウンドが欲しいなら「JCM800 Modified」がおすすめです。

MARSHALL 2555X Silver Jubilee ( 100W / 50W )

その後スラッシュは、JCM800からSilver Jubileeにチェンジします。
Silver Jubileeとは、マーシャル25周年と自身の音楽キャリア50年を記念して1987年に作られたアンプで、スラッシュ以外にもジョン・フルシアンテ (レッド・ホット・チリペッパーズ) などが愛用したアンプとして有名です。
特徴は、シングルチャンネルであったJCM800から、2チャンネル仕様になったことと、100Wと50Wの切り替えが出来たことなどです。

チャンネル:
2つのチャンネルを備えており、異なるサウンド設定を切り替えることができます。
出力切り替え:
100ワットと50ワットの出力モードを切り替えることが可能で、演奏環境に合わせて音量を調整できます。
エフェクトループとDIアウト:
バックパネルにエフェクトループとDIアウトを搭載しており、外部エフェクターの接続やレコーディングに便利になっています。

スピーカーキャビネット:
専用のスピーカーキャビネット 2551AV(スラント)/2551BV(ストレート)も発売されています。
Spec;
- チャンネル:2
- 真空管:
3×ECC83 (12AX7)、4×EL34 - スピーカーアウトプット:
4/8/16 Ω - サイズ・重量:
740×315×210mm、22.1kg - FX Loop、D.I. Output、PENTODE(ハイパワー)/TRIODE(ハーフパワー)スイッチ搭載
Marshall 2555X Silver Jubilee | Product Demo | Marshall:
MAGNATONE SL-100 SLASH SIGNATURE COLLECTION ( 100W )

近年のスラッシュは、MAGNATONEアンプもマーシャルと併用して使用しています。
SL-100 SLASH SIGNATURE COLLECTIONは、GUNS N’ ROSESの2023年ワールドツアーから使用開始した SUPER-FIFTYNINE M-80 をパワーアップした 100W バージョンの “SL-100″ と、4×12” スピーカーキャビネット “SL-412″の組み合わせです。
60~70年代のヴィンテージのマーシャル Super Lead アンプのような深みと、感度、音質の「ローゲインモード(LO)」と、細かく調整されたカスケード・プリアンプを採用した「ハイゲインモード(HI)」を、MASTER VOLUME、4-band EQ、チューブ・バッファード FX LOOP を組み合わせて、Slash のアイコンであるギターサウンドを力強く生み出します。
バックパネルにはチューブバッファードのエフェクトループが搭載されています。スピーカーは4、8、16Ωに対応します。

SL-412 スピーカーキャビネットには、Celestion Vintage 30 スピーカー(12インチ)が 4 基搭載されています。

SL-100 LTD:
Slash に因んだ深緑の蛇柄トーレックスと、イエローパネルのLimited Editionもラインナップ。SL-100 LTD には、特別モデルを記念した公式認定書が発行・付属されています。

Spec;
- 真空管:
4×12AX7、4×EL34 - サイズ・重量:
760×300×210mm、30.8kg(ヘッド)
760×780×360mm、42.1kg(4 x 12スピーカーキャビネット)
Our New Favorite MAGNATONE! | Slash Signature SL-100:

MARSHALL 2525 MINI JUBILEE ( 20W / 5W )


Marshall 2525 Mini Jubileeは、マーシャルの25周年とジム・マーシャルの音楽キャリア50年を記念して1987年に発売された”2555 Silver Jubilee” の20Wモデルです。

2チャンネル:
2つのチャンネルを備えており、異なるサウンド設定を切り替えることができます。
20ワット/5ワット切り替え:
このアンプは20ワットモードと5ワットモードの切り替えが可能で、演奏環境に合わせて出力を調整できます。
ヘッドとコンボをラインナップ:
Spec;
- 真空管:
3×ECC83 (12AX7) 、2×EL34 - スピーカー:
1×12″ CELESTION G12M-25(コンボのみ) - サイズ・重量:
490×475×280mm、19kg(コンボ)
510×232×220mm、10kg(ヘッド)
Marshall Silver Jubilee Studio – Is This The Best Marshall Studio?:
お手頃サイズの出力で、自宅からライブまでマルチに使えるアンプですね。
MARSHALL SC20 ( 20W / 5W )


SC20(Studio Classic)は、スラッシュも愛用した80年代の名機「JCM800 2203」を元に開発された、20W/5W切り替え可能な小型アンプです。
マスターボリュームを搭載し、さらに5Wモードもあるため、オリジナルのJCM800よりも扱いやすくおすすめです。

背面にはエフェクトループ、DIアウトが搭載されています。

コンボとヘッドがラインナップされています。
Spec;
- スピーカー:
1×10″ Celestion V-Type(コンボのみ) - インピーダンス:
5 (1×16Ω、2×8Ω、2×4Ω) - 真空管:
3×ECC83(12AX7) / 2×EL34 - サイズ・重量:
510×460×255mm、14.55kg(コンボ)
510×240×240mm、9.4kg(ヘッド)
Studio Classic | Official Demo | Marshall:
コメント:
マーシャル1959を小型化したSV20よりも若干歪み、ハイも強めにセットアップされている印象。
といっても現代のモダンなアンプほど歪みませんので1959同様、チューブスクリーマーやBOSS SD-1などの歪みエフェクターをゲインブースターとして使用することで往年のロックサウンドが得られます。

MARSHALL Origin シリーズ


Marshall ORIGINシリーズは、ヴィンテージマーシャルのデザインを踏襲しつつ、モダンな機能を搭載したモデルです。
特に、ゲインブースト機能とサウンドキャラクターを変化させられるTILTコントロールが特徴で、これによりモダンなオーバードライブサウンドを得ることも可能です。
TILTコントロールは、THE AMP SHOP西田製作所さんの動画によると、ヴィンテージの4インプット仕様のマーシャルアンプのチャンネルリンクのサウンドを再現したものだそうです。

ラインナップには、5WのORIGIN 5、20WのORIGIN 20、50WのORIGIN 50があり、いずれも出力を落とすことができるパワーリダクションスイッチが搭載されていますので、小音量での使用にも対応できます。
ORIGIN 5を除き、アンプヘッドとコンボの両方がラインナップされており、さらに、付属の2Wayフットスイッチを使用することで、ゲインブースト機能とエフェクトループ機能のON/OFFが可能です。
Marshall: ORIGIN 20C Combo:
動画を見ると、決してハイゲインサウンドが得られるアンプではないですが、AC/DC風のクランチサウンドが非常に美しいアンプです。
スラッシュサウンドならゲインブースターとして、イコライザーやBOSS SD-1などのオーバードライブを前段に置きましょう!


エフェクター
スラッシュは、アンプで歪みを得ているため、基本、歪みエフェクターは使用しません。
近年では、マーシャルなどの歪みを再現したエフェクターが豊富にあるので、それらを使いスラッシュサウンドを再現しても良いと思います。
(上段右から)MXR Slash Octave Fuzz SF01、BOSS DD-3(デジタルディレイ)MXR Analog Chorus M234(コーラス)、(下段右から)MXR 10 BAND GRAPHIC EQ(イコライザー)、BOSS Noise Suppressor NS-2(ノイズゲート)、MXR BOOST OVERDRIVE MC4(オーバードライブ/ブースター)。
MXR Slash Octave Fuzz SF01

スラッシュの歪みはアンプによる歪みですが、オクターブファズも愛用しており、MXR Slash Octave Fuzz SF01は、スラッシュシグネーチャーモデルです。
原音のオクターブ上(OCTAVE UP)が得られるヴィンテージファズトーンに、独立したオクターブ下(SUB OCTAVE)を加えて強烈なサウンドを得ることが出来ます。
※オクターブ下のみのブレンドもできます。
2つのオクターブトーンは独立して調節でき、オクターブ上にはトーンコントロールが効きます。
MXR Slash Octave Fuzz:
JIM DUNLOP SLASH CRY BABY WAH SW95

SC95 Slash Cry Baby Classic Wah Wah

SLASH CRY BABY WAH SW95
Sweet Child O’ Mineのソロなど、スラッシュのソロプレイには欠かせないワウはJIM DUNLOP製。スラッシュシグネイチャーモデルも発売されています。
SC95は、Slashのためにワウの周波数をローよりにチューンして、特別に巻いたコイルを使用。高いダイナミックレンジとワイドなスィープが特徴です。
SW95は、通常のワウにディストーション回路を搭載したワウです。


Jim Dunlop Slash Classic Wah Guitar Pedal | Gear4music demo:
Jim Dunlop SW95 Slash Signature Cry Baby Wah:
BOSS GE-7

ギター・ソロ時のブースターとして定番のBOSS GE-7グラフィックイコライザー。
スラッシュはこのBOSSのグラフィックイコライザー「GE-7」や、同じくBOSSのパラメトリックイコライザー「PQ-4」、MXRの「10 BAND GRAPHIC EQ」をブースターとして使用しています。
特定の帯域をブースト/せず、設定はフラットで、ゲインを上げているようです。
MXR 10 BAND GRAPHIC EQ M108S

MXR 10 BAND GRAPHIC EQ M108Sは、ランディー・ローズが愛用していたことでも知られるイコライザーです。
スラッシュ愛用の10バンドイコライザーは旧モデル(M-108)で、こちらはM-108のコントロールを継承しつつ、ノイズリダクション回路を追加し、トゥルーバイパス化されています。さらに、出力を2系統にして多彩に使用できるように設計されています。
バンド周波数は、31.25Hz、62.5Hz、125Hz、250Hz、500Hz、1kHz、2kHz、4kHz、8kHz、16kHzとなっており、各周波数帯域ごとに12dB幅でブーストおよびカットが可能です。また、Input GainとOutput Volumeのコントロールも搭載されているため、EQ使用時の音量変化にもきめ細かく対応できます。
ブースターとして使うならBOSSでもMXRでもどちらでも良いでしょう。

BOSS CE-2W

スラッシュ本人のペダルボードにセットされていたかは不明ですが、BOSSのコーラスCE-1風のコーラスラウンドが Sweet Child O’Mineのクリーンパートで聴くことが出来ます(55秒過ぎから)。
Sweet Child O’Mine – Isolated Guitars – Slash:
BOSS CE-2Wは、BOSSの初代コーラスCE-1と、コンパクトエフェクトペダル初のコーラスCE-2のサウンドをWAZA CRAFTで再現したモデルで、ここで聴けるコーラスサウンドを再現するには最適なペダルです。

BOSS CE-1
ステレオ対応:
CE-2Wはステレオ出力に対応しています。
モード切替(スタンダード/CE-1コーラス/CE-1ビブラート):
CE-2Wは、モード切替機能を備えており、CE-2と、BOSSが1976年に世界に先駆けて発表したコーラスCE-1の2つコーラスサウンドモードを切り替えることができます。
- CE-2モード(S):
STANDARDモードではCE-2のコーラスサウンドを再現。CE-2では得られなかったステレオ出力による広がりも実現します。 - CE-1モード(CHORUS、VIBRATO):
暖かなサウンドで人気のCE-1の2つのモード(CHORUS/VIBRATO)では、オリジナル機にはなかったCHORUSのDEPTHコントロールも可能となりました。
Boss CE-2W Chorus Waza Craft Special Edition | Reverb Demo Video:

MXR Analog Chorus M234

スラッシュの実際のペダルボードに鎮座していたのはこの M234 Analog Chorusです。Paradise CityのイントロでもCE-1系の柔らかなコーラスサウンドが聴けます。
M234は、BBD(バケット・ブリゲード・デバイス)遅延素子を採用したリッチでウォームなサウンドが特徴のBOSS CE-1系コーラスペダルです。
Low & Highの2バンドEQをもち、コーラスの細やかなコントロールが可能。
ステレオ出力、高品位なバッファー回路搭載。
80’s Boss CE2 vs MXR Analog Chorus:
どちらもCE-1系コーラスなのでどちらを使っても良いと思います。
BOSS DD-8

スラッシュは、Welcome To The Jungleのイントロなどで、BOSSのデジタルディレイDD-3を使用しています。

現行モデルのDD-3は、新たにDD-3Tとなり本体スイッチまたは外部フットスイッチを使用してのタップテンポ対応になりました。
また、最新モデルである「DD-8」には、11種ものディレイが搭載され、よりマルチに使用できるようになっていますので、こちらもおすすめです。
- Analog:クラシックな、BBDを使用したアナログディレイ・サウンドを再現
- Standard:クリアなデジタルディレイ
- Tape:ビンテージのテープ・エコーがベースのサウンド
- Warm:マイルドで温かみのあるデジタルディレイ
- Reverse:逆再生されたディレイ・サウンド
- +RV:リバーブが付加されたデジタルディレイ
- Shimmer:ピッチ・シフトされた音を付加したディレイ・サウンド
- Mod:ゆらぎのあるデジタルディレイ
- Warp:幻想的なアンビエント・サウンド。ペダル・スイッチをホールドすることで、フィード・バックとレベルが上昇します
- GLT:新開発の機関銃のようなディレイ・サウンド。FEEDBACKとTIMEを調節することで様々な効果が得られます
- Loop:最大40秒の録音/再生/オーバーダブが可能なルーパー(ステレオ使用時は最大20秒)
その他ディレイタイムを足元でコントロール可能なタップテンポ機能も搭載しているのでライブにも便利です。

MARSHALL THE GUV‘NOR

長らく廃盤であったマーシャルのドライブペダルが復刻されました!!
THE GUV‘NORとは、1988年に発売されたオーバードライブ/ディストーションペダルで、このペダルは、マーシャルのアンプ特有のエッジの効いたブリティッシュ・ロックサウンドを再現したペダルで、JCM800を愛用しているスラッシュサウンドを再現するには最適なペダルです。
コンパクトタイプペダルには珍しい、3バンドEQが搭載されているのでアンプライクな音作りが可能となっています。

※THE GUV’NORにはY字ケーブルを使用することでEQ後段にエフェクターを接続できるエフェクトループ(LOOP端子)が搭載されています。
Marshall The Guv’nor Pedal Demo:
コメント:
THE GUV‘NORとBLUESBREAKERの良いとこ取りしたようなペダルDRIVEMASTERでも良いでしょう。

MARSHALL Overdrive Pedal

MARSHALL Overdrive Pedalとは、マーシャルアンプの歴代の名機 1959、JCM800、JCM900、DSL、JVM を再現したアンプインアボックス(AIAB)ペダルです。

スラッシュ愛用のアンプであるJCM800ももちろんラインナップされています。
- JCM800:
80年代以降のHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)の定番アンプ「JCM800」を再現したペダルです。1959よりもゲインが高く、ミッドレンジが強化されており、よりアグレッシブな歪みを持ったサウンドが特徴です。Senstivityコントロールにより、JCM800のHiインプットとLoインプットのサウンドがシームレスにコントロール出来るようになっています。
まずはそのリアルなサウンドを聴いてみましょう!
マーシャルOverdrive:名機をペダルで再現! feat.大渡 亮:
JCM800は近年のモダンなアンプほど歪みませんが、ミッドの効いたクランチサウンドが素晴らしいアンプです。前段にイコライザーやオーバードライブなどを繋ぎブーストしても良いと思います。


アクセサリー
弦・ERNIEBALL Regular Slinky

スラッシュは基本半音下げなどのドロップチューニングが多いので、太めの弦を貼ることが多いようです。
ブランドはErnie Ballの Regular Slinky .010–.046を基本に、11、14、18、28、38、48のアーニーボール・カスタムセットを使用することもあります。
限定で発売されたErnie Ball Slash Signature String Setは、11、14、18、28、38、48のセットでした。
ワウンド弦にピュア・ニッケル・メッキの巻線を採用し、豊かで深みのあるヴィンテージ・トーンが特徴のClassic Regular Slinky も好評です。

ピック・JIM DUNLOP Slash Pick

JIM DUNLOP製のスラッシュ・シグネイチャピック。厚さは1.14mmです。
材質はTortex(トーテックス)です。

Slash’s Live Guns N’ Roses Guitars:
こちらの動画は非常に参考になりますね。ピックについては最後に触れています。

その他ギタリストの機材はこちらから









