Gibson SGのフレットすり合わせを自分でやってみた
Gibson SGのフレットの高さが不揃いだったので、すり合わせを自分でやってみました。
失敗したらリペアに出せばよいし、自分でやったほうが(根気がいりますが)納得の調整ができる場合も多いのでp(^^)q
ネックの反りではなくフレットの不揃いが原因だった
最近の暑さでネックが反ったかな??ネックの反りは、通常トラスロッドといって、ネックに仕込まれている金属の棒を動かせば良いのですが、
詳しくは;
よく観察してみると、ネックではなくフレットの不揃いが原因のようです。
フレットの凹みやフレット浮き、指板のねじれはなさそうなのに、音がつまる箇所がハイポジションで幾つかあります。
例えばこんな感じでスケールをおいて、片側を軽く押すと反対側が浮き上がる・・・。
フレットが水平ならこんなことは起こりませんよね。
フレット摺り合わせは何度かやったことがあるので、今回も挑戦です。
失敗したらリペアに出せばよいし、自分でやったほうが(根気がいりますが)納得の調整ができる場合も多いので・・・。
今は専用工具もネットで買えますからね。
一部の弦は緩めますが、弦を張った(テンションをかけた)ままの方が、確認しながら微調整ができるので素人には簡単です。
指板をマスキングして、削り過ぎないように少しずつ削ります。
今回は12F以降なので、使うのは短い棒ヤスリで十分。削っては弾いて、削っては弾いてを繰り返せばすぐに終わります。
※ギターのフレットは意外と柔らかいので1500番程度の水ヤスリでも修正可能です。
その場合はサンディングブロックなどの水平の当て木を用意しましょう。
揃えたフレットの頭を削ってしまわないようにマジックでマーキングし、フレットファイルでフレットの角を落します。
フレットの頂点のみマジックが残ればOK。
最後に1000~2000番あたりの紙やすりとスチールウールで磨いて完成。
こんなものかな??
削ったのはほんの少しだったので、Rを出すのに便利なサンディングブロックは使いませんでした。
以上自己流のフレット摺り合わせ作業でした。
⌚作業時間約二時間。
音詰まりが無くなったので、弦高を下げられるようになりさらに弾きやすくなりましたよ👍
フレットすり合わせで使った工具
マスキングテープ、棒ヤスリ、フレットファイル、紙ヤスリ、スチールウール、レモンオイル等。
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関連リンク:
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