
ヴィンテージタイプの長いスチールスタッドに交換 – レスポールをとことんいじる
1988年製Gibson Les Paul Reissueのスタッドを首下約25.4mmの長いヴィンテージ仕様のロングスチールスタッドに交換してみました。
ヒスコレなど従来の仕様である首下22.2mmの短いスタッドと比較して音は変わるのでしょうかレビューします。
スチールスタッドとは
スタッドとは、テールピースを引っ掛けるこのパーツ。
私の1988年製レスポール・リイシューにも当然付いている訳ですが材質はブラス製。
しかし、ヴィンテージのレスポールや、カスタムショップ/ ヒストリックコレクションのレスポールには鉄製 ( スチール )のスタッドが付いているんですね。
鉄なので当然錆びますが、ヴィンテージの写真等でこのスタッドの頭が真っ黒に錆び付いているのをみたことがある方もいると思います。

スチールスタッドはMONTREUX ( モントルー )から発売されていますので、早速交換してみましょう。
今回はヴィンテージと同等の長さのロング・スチール・スタッドを取り付け
前回は、ヒスコレ用のスチールスタッドに交換したのだけど、今回はヴィンテージと同サイズのスチールスタッドを取り付けてみます。
ヒスコレ用とヴィンテージ用のアンカースタッドの違い
テールピースを支えるアンカー/スタッドの素材もヴィンテージとは違います。
左は今回購入したヴィンテージ用のスタッドで首下約25.4mm、ヒスコレ用(首下約22.2mm)と比べ長さが3mmほど長くなっています。
前回交換した時はほとんど変わらなかったのだけど、この3mmの違いが音の違いとなって現れるのでしょうか??
ヴィンテージ用のスタッド(手前)のものはエッジが立っていますね。ヴィンテージのレスポールのスタッドってこんなんだったけ??
早速交換です。
スタッドは弦を緩めるだけで交換できます。
深さが3mmも違うので、下まで落ちないのは仕方がないと思っていたのですが、’59 Reissue は問題ありませんでした。
ヴィンテージ用のスチールスタッド、音の違いは??
約3mm長い、ヴィンテージ用のスチールスタッドですが、音の違いはあったのでしょうか??
純正と同サイズの、ヒスコレ(カスタムショップ/ ヒストリックコレクション)用のスチールスタッド ( MONTREUX Inch Steel Studs )では全く効果が感じられなかったのですが、こちらはややブライトになったような・・・。
約3mm長い分の効果でしょうかね??これは有りでしょう。
*テールピースによっては、スタッドにはまらない個体もあるようです (私のレスポールのテールピースは問題ありませんでしたが、SGにはこんな感じでしっかりはまりませんでした)。
*インチサイズのスタッドですので、ミリサイズのアンカーを利用したギターには取り付け出来ません。どうしてもという場合は、その場合は下記のアンカーごと打ち替えれば可能。
鉄製スタッド;
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鉄製アンカー;
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