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エレキギターのパーツ交換、ギターの改造、調整、メンテナンス オススメ 比較

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ハイポジションのフレットすり合わせ (Rの修正)

ヴィンテージ系のストラトキャスターやテレキャスターなど、Rのキツイ指板(184R)のギターは、弾きやすい弦高にすると、チョーキングしたときに音づまりが発生する場合があります。

一般的に弦高は低いほうが弾きやすいので、そんなときは指板はそのままで、フレットを削り、Rを緩くすれば音づまりしなくなります。

ヴィンテージ系のギターを使っていて、かつ低い弦高が好みの方にオススメの改造/調整です。




フレットのすり合わせとは

ギターを弾いていると、特定のポジションのフレットが以下のようにすり減ってきてしまいます。


FENDER JAPAN ST62-70?フレットの状態
フレットが減ったまま使っていると、音づまりが発生し音が出なくなってしまったり、正確な音程のキープが難しくなってしまいます。


そんな時は、フレットのすり合わせを行ないます。フレットのすり合わせとは、フレット全体を均一に削り、凹みをなくす作業で、通常はリペアショップで行う作業ですが、専用の工具を使えば意外と簡単に出来てしまいます。





今回はハイポジションのみフレットすり合わせ (Rの修正)

今回作業を行ったギターはこれ。


Crews Maniac Sound SEC
ピックガードを加工し1ボリューム、1トーンにし、セレクターも移動してみました
今は見る影もありませんが、写真のギターはCrewsのエリック・クラプトン・モデル SECです。


Crews SEC 詳細



このギター非常に弾きやすいのですが、好みの弦高(1弦で12F上で1.1mm程度)にすると、ハイポジションでチョーキングすると音が詰まってしまいます。



原因は少し古いギターなので、フレットの高さがバラバラ?なのと、指板のRがキツイのが原因かと。



指板のRとはギターの指板のカーブRadius(半径)のことで、Rがきついギターで弦高を下げると、チョーキング時に音が止まってしまうことがあります。


ちなみにヴィンテージのフェンダーの指板は7.25インチ(184R)とRがキツめ。近年のモダンなギターは9.5インチ(241R)あたり、ギブソンのギターはさらに緩く12インチ(305R)が採用されています。


ローポジションとハイポジションで指板のアールを変化させたコンパウンドラディアス指板のギターも人気ですね。


プレイアビリティだけに限って言うなら、一般的にRの緩い指板のギターは弦高を下げられるので弾きやすいものが多いので、弾きやすいギターを購入するならこの辺も考慮すると良いと思います。


*以下は筆者が趣味で行うものです。大切なギターにダメージを与えてしまう場合がありますので、行う場合は自己責任でお願いいたします。

*作業前には必ずネックの状態をチェックしてみましょう。音づまりはネックの調整で解消する場合があります。
簡単なエレキギターの調整




Crews SEC の指板のアールは?

Crewsのこのストラトキャスターモデルの指板を調べてみると。

Crews SEC の指板のアールは9.5インチ(241R)くらい?

9.5インチ(241R)くらいかな?モダンな仕様といって良いと思いますが、私の最も弾きやすい弦高にするとチョーキング時に音づまりが発生してしまいます。


弦高を上げれば解消されるのですが、弦高を上げると弾きにくくなるので、指板のアールはそのままで、フレットだけ緩やかなアールにすり合わせしてみようと思いました。





今回用意したもの

サンディングブロック / HOSCO ( ホスコ ) TWSB
TWSB

フレットの摺り合わせや、交換、指盤の修正時に必要な、HOSCO ( ホスコ )のサンディングブロック。

指盤のアールに合わせて種類があります


価格比較(レビュー / 口コミ有り);
TWSB 【サウンドハウス】



耐水ペーパー

今回は指板ではなくフレットの修正(微調整)のみなので、1500番程度のヤスリ(耐水ペーパー)で十分でした。フレットだけなら1500番程度でも簡単に削ることが出来ます。

仕上げに2000番や、3000番も用意したほうが良いでしょう。


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■ 【サウンドハウス】



日本磨料工業 / ピカール

ギター用ではありませんが、金属磨きの定番、ピカールはフレット磨きにも最適。ホームセンターなどでも購入できます。

*目立たないところで試してからご使用下さい。

金属磨きの定番 ピカールすげーーー
今度はピカールでSGのPUカバーを磨いてみた

価格比較(レビュー / 口コミ有り);




マスキングテープ

指板の保護に、マスキングテープも用意しましょう。


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フレットのすり合わせ

HOSCO ( ホスコ )のサンディングブロックは全部で4種類発売されているようでが、私が持っているのは2つ。

両面使えるので、対応のアールは4種類。

HOSCO ( ホスコ )のサンディングブロックTWSB
ミリ表示(上)と反対側にはインチ表示(下)されています。
HOSCO ( ホスコ )のサンディングブロックTWSB インチ表示
7.25インチ(184R)、9.5インチ(241R)、10インチ(254R)、12インチ(305R)に対応したブロック。


通常のすり合わせであれば、同じ9.5インチ(241R)のサンディングブロックを使いますが、今回はチョーキング時の音づまりの解消が目的なので、Rの緩いブロックでハイポジションを中心にすり合わせます。


12インチ(305R)のサンディングブロックでフレットのすり合わせ
厳密に12インチ(305R)にするわけではなく、今回は音の詰まりがなくなれば良いので、3弦、4弦あたり1500番の耐水ペーパーで適当にすり合わせを行いました。このようなブロックを使うことで均一に削ることが可能です。



指板の保護に、マスキングテープを貼ってからの作業がオススメです。仕上げに、スチールウールや、コンパウンドでフレットを磨きます。



指板のアールの違い
9.5インチ(241R)から12インチ(305R)へと、大きく削ったわけではないので、フレットの面取りも特にしていません。




どこを削ったのかほとんど分かりませんが、チョーキング時の音づまりが解消されました(^^)。





フレットの簡単なすり合わせ(微調整)に、HOSCO ( ホスコ ) のサンディングブロック TWSBを持っておくと便利です。






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