HSHのストラトキャスターを改造するならここをチェック!~Crews Bottoms UP編

2018年4月15日レビュー,エレキギター,ギターパーツ,ストラトキャスター,Crews Maniac Sound,My Guitar

ディンキーシェイプが魅力のクルーズ・マニアックサウンドのボトムズアップ(3トーン・サンバースト)の特徴と使い方、改造のポイント、改造履歴を紹介。

Crews Bottom's UP (3TSB)とパワーアップ・パーツ


Crews Bottom’sとは

Suhrとか、Tom Anderson風デザイン(ディンキー・シェイプ)がカッコいい、クルーズのボトムズ・アップ。

コードを弾いたときの音の分離の良さ、ネック精度の高さがクルーズの良いところ、スタジオ・ミュージシャンに愛用者が多いというのも納得、値段も手頃だし・・・

気分によって、もう一本のボトムスアップとパーツ交換など色々やって楽しんでいます。

元はSSHのギターだったのですけど、SSHからHSHに改造しました。
Crews Bottom's UP をHSHに改造


ストラトをカッコよくするためのパワーアップ・パー

ピックアップ

音を変える一番の近道はPU交換。

注目のピックアップを集めてみました。

DiMarzio / Air Zone ( DP192 )

DiMarzio / Air Zone ( DP192 )

Tone Zoneのヴィンテージ・ヴァージョンであるAir Zone エアーゾーン。

PAFのブライト感は失わず、出力を高めたようなサウンド。

エアバッカー・テクノロジーによるサステインの向上と豊かな倍音が、すっきりとしたロングトーン・ハーモニクスを提供します。

直流抵抗 17.49k
マグネット:アルニコ5

 DiMarzio DP192 – YouTube (動画)


DiMarzio / Air Norton ( DP193 )

DiMarzio / Air Norton ( DP193 )

そのウォームなサウンドは、フロントにセットすることで、あらゆるリア・ハムバッキング・ピックアップと相性抜群というAir Norton エアーノートン。

直流抵抗 12.58k
マグネット:アルニコ5

 DiMarzio DP193 – YouTube (動画)


ペグ

ペグでロック出来ればチューニングが安定します。

ペグには径の異なるクルーソンタイプとロトマチックタイプがあり、互換性はありませんが、コンバージョン・ブッシングを使用すれば、ロトマチック→クルーソンへは交換可能です。


コンデンサ/キャパシタ

コンデンサをちょっと良いものに変えてみましょう。

トーンの効きやヌケの改善はもちろん、音の細いシングルコイルPUであってもトーンを絞ると太いハムバッキングPUのような音を出すことも可能になります。

ストラト等シングルコイルには0.047uF、ハムバッキングPUには0.022uFが一般的ですが、0.022uFコンデンサーはこもりが少なく中域の立ち上がりが良いのでシングルコイルのギターに使用するのもおすすめです。


ボリュームポット

安価なポットだと、ボリュームを絞ると音が痩せてしまうのですが、CTS製トーンポットは太いままクリーンになってくれるので非常に使いやすいんです。

もちろん耐久性もGood。

パッシブPUのストラトキャスター・シングルコイル・タイプには通常250KΩ、ハムバッキング・タイプには500KΩを使用します。

SSHのギターの場合はどちらを優先させるかによりますが、私は250Kの方が好きですね。


CREWS Bottom’s UP の調整・改造の履歴

過去に行ったCrews Bottom’s UPの調整・改造 履歴一覧です。


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